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由来・由縁・語源コミュの4万6千日−酸漿、鬼灯

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昨日浅草寺のほおずき市に行ってきました。

観音菩薩の縁日7月10日の功徳日当日は4万6千日分のご利益がアル、という触れ込みです。

で、この4万6千という数字の由来が気になりました。

源頼朝の挙兵時の数が4万6千人だったとか、一升の米粒の数が4万6千粒で“一升”が“一生”に通ずるからだとか、とにかく多い数を表す意味で挙げられた数字だとか、それなりの説明はあるのですが、個人的にどれも後世の後付、俗説の域を出ていないように感じるのです。

表すことのできない大量の数字、ということですと本邦には“八百万”という表現があります。そこら辺の絡みがあるのかどうか?仏教的読解が可能な数字なのか?鬼灯と数字は関係があるのか?どなたかご存知の方がいれば教えて下さい。

コメント(4)

ちなみに、“万灯会”と“鬼灯”の関連もご存知の方いらしたらお願いします。
チベットのマニ車の功徳みたいな話ですが、浅草寺だけではなく駒込大観音など全国各地であるようなのは参拝者を増やすキャッチフレーズとして流行ったのでしょうか。

「本尊の観音さまに向けて天から除災招福の星がくだる」とか「観音が星になって光臨する」とかいうくだりもそうですが、もともとが愛宕神社の行事であるとか、雷よけであるとか、茅輪があるとか、「浅草寺慶安縁起絵巻」の白鷺の舞の起源は京都の八坂神社だとか、仏教だけではなく菅原道真以前の古い天神信仰の匂いがぷんぷんしますね。

観世音菩薩(観自在菩薩)のもつ、尽きることがないといわれる功徳水(閼伽−アカ−)はサンスクリット語起源の清めの水ですが、西に渡ってAQUAの語源になったという説もあるらしいです。
天神(水神)信仰と結びつく要素はこの辺もあったのかもしれません。

いくら調べても四万六千日分の功徳と米粒の話しか出てこないようなのですが、仮に四万六千に子満六銭とあててみると賽の河原にまつわる水子や六文銭も連想されて、庶民の死生感と同調する響きがあったのかもしれません。

思いつくままとりとめなく書いてしまいました。
>“万灯会”と“鬼灯”の関連

羽子板市もあるようですが、災厄を跳ね返す意味があるようですね。

浅草では鬼灯(ほおずき)以前には雷除けの赤トウモロコシを売っていたものが中身を抜いて音を鳴らして遊ぶ真っ赤なほおずきに変わっていったようです。
羽子板で打つのもほおずきを思わせます。
赤は火の象徴でしょうか。

各地の万灯火(まとび)やどんと祭り、虫送りなど、日本人の水に流したり火にくべたりして厄災を祓い清める思想がそのまま反映されているのではないかと思います。
場所によって7月10日が8月8日や10日、12日になるようですが、「4万6千」という数字は鬼灯よりも観音信仰と関係のある数字のようです。

民間の俗信でも必ずその元となる由来がある、というのが私の考えなんですが。。。

浅草寺は天神雷神信仰と縁の深いところですね。

AQUAの話し、個人的にとても興味深いです。

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