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HOW TO SEEコミュの名作紹介。

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埋もれてしまった名作、迷作。
日の目を見ることのなかった美しい椅子や、なぜか日本でメディアの露出の少ない‥‥けれど、すごいじゃないかこれ!!と言うような、名作椅子の紹介です。
巨匠のあまり取りあげられない椅子や、極東まで名前の届かなかった。けれどヨーロッパ・アメリカでの評価の高いデザイナーたちの椅子。

コメント(49)

リートフェルトを調べ直していたら面白い経歴があったのでメモ。
18歳から5年間、宝石商の図面制作者だったようです。


>デザインの進歩は、技術の進歩無くして有り得ないし、
>技術の進歩は、「要求」無くして有り得ないから。

すごくわかりやすくて共感できます。

リートフェルトが家具職人の息子っていうので
ふと思ったのですが、
工法的な技術と言う点ではあまり進歩がなく(知らないだけ?)
上の話からすこし外れる木工という世界では「技術」ではなく
「自らの技術」=加工の腕前、がデザインする上で重要な要素になってますね。

ぱっと浮かぶところでは、フィン・ユールやニールス・O・モーラー。
あのような曲線は、紙の上だけでは絶対に描けなくて、自分の手で何年木を削ってきたのか?のような迫力を感じます。

http://www.jlm.dk/

↑モーラー(ミュラー?)の椅子を製造・販売しているA/S社のHPです。こんな品数で世界を相手に商売していると言うのはすごい。
ただ、オカムラやコクヨのように家具メーカーが巨大企業!と言う例は世界にほとんどないようです。
多くはA/S社みたいな感じで、主力商品はペラペラのカタログに載り切る!程度の数だと知ったとき、町工場(私が現在出向中)からでも世界が狙えるのではないか?とまったくの夢ですが、少し思いました。
うーん、まったく知りませんでした。
そんな昔から麻繊維はプラスチックと混ぜて使用されていたんですねー!

ウームチェアーのシェル部分は、現在何で製作されているか調べてみたところ、
・ガラス繊維強化ラテックスのパット
・FRPに裂地フルパッティング
と、2種類出てきました。どっちが正しいかは不明です。

ただ、どちらもガラス繊維が混入しているので(※FRPは炭素繊維の場合もある)リサイクルはできないようです。

ケナフ、サイザル、ジュートなど麻類は環境に優しいとして、注目の素材。
紙としても「非木材パルプ」として多用されています。

「環境に優しい」というのは、今の時代で特に評価されるべき名作の条件ですね。
ヴィトラ社もパントンチェアなどをFRPからポリプロピレンに切り替えました。
むむ、見覚えのある椅子。
これは、建築家Jorge Ferrari Hardoyの椅子ですねー

手元の資料によると‥‥
Grupo Australのデザインとなってます。
ハードイはコルビジェ事務所にもいたようです。

1947年以降、製品として生産・販売したのは、フローレンス・ノルのノル社。
ノル以前にも別の会社が作っていたようです。

日本エアボーン社が輸入販売していたのはどちら製でしょう??

まだ実物を見たことがないので、うらやましい限りです。
MoMAにあったかも?
いやいや、古い雑誌をペラペラめくっていて、自分も好きだったので覚えていただけなんです。

ただ、当時は確かに露出度の高い椅子だったようなのに、
最近の椅子ブームには乗ってないですねー。

>ムクのロッド
重い訳です。パイプなのかと思ってましたが、あの細さを出すためにはパイプじゃだめだったのかなぁ。
それとも、曲げの問題なのかも。

ただパントンのBachelor Chairはパイプでできているようです↓
http://www.architonic.com/webDesMusEn/Bachelor_series_chair_1013889.html
ぱっと見て、ヴィコ・マジストレッティのセレーネが頭に浮かんでからというもの、
ジョエ・コロンボのChair4860の脚を引っこ抜いたらこうなるのかなぁ?とか、プラスチックの椅子にはまって、どつぼです。

この後膨らんで、ガエターノ・ペシェのドンナ(UPシリーズの5)になるとか!?
ならなさそうやしなぁ。日本的っていうのもますます悩ませる言葉です。

うぅ、まったく見当はずれな気がするので、素直に全貌公開を楽しみにしています。

「わかった!」って、人がいましたらどうぞ。
当てたらヒーロー!!悔しいけど。


>赤めるなど材料の伸び・縮みを調整、
赤めるって言う言葉を初めて聞きました。
調べたところ特許庁に↓
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/kagaku09/4/4-1.htm
わかったような、わからないような。
熱と冷却で金属を変質させつつ曲げる。鍛冶仕事ですか!?
stuns↓
http://www.innovator.co.jp/contents/innovator/stuns.html

気楽に永く使える椅子、第二弾として。

「スタンス」
スウェーデンの名作チェア。
「若い夫婦に良質な家具を」とのコンセプトのもとにデザインされたスタンスの‥‥

価格(28350円)
座り心地(もちろん個人差はありますが、評価は高い)
機能(ノックダウン、カバリングシステム)

は、工業製品としての椅子として、最高峰だと思います。
トーネットの曲げ木の椅子の現代版!!というのは言い過ぎでしょうか?


>「安いマンション=構造と水周りと床だけ」
>後は入居者が何年も掛けて、自作も含めて、好きな内装に作り上げる。
おぉ!あったらいいのにがありますよ。
誰だったか日本の建築家が(中村好文さんだったような)そのようなマンションを購入してどうこうと、 新建築かなにかで書いてました。

検索かけたら出てきましたので↓
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/plain/plain01.html

私もおもしろいと思ったので‥‥覚えててよかった。
よい写真がなかったのですが。

左:ディビッド・ローランド GF 40/4
右:イルマリ(続き不明、北欧の人か?)Lukki 1

なぜ、こんな曖昧なものをアップしたかと言うと。

「スタッキング」の仕方

GF40/4が名作ならば、
Lukki 1は迷作(失礼?)

Lukki 1のスタッキングしたものを一つの固まりとして、さらにスタッキングって言うのは、記憶にある限り他には‥‥思い当たらないです。

一方、GF40/4はスタッキングできる椅子としては超有名。超有名だけれども、見た目とは裏腹にすごく重い。
脚はスチールバー、座面も鉄板と、重ねて運べるような代物ではないです。(もちろん写真にあるように、キャリーのための台車がある。)

思わず笑ってしまったので、紹介!
Knoll社の1950年のカタログより、ハードイチェアー!
やっと見つけました。

Knoll社で活躍したデザイナー

ミース・ファン・デル・ローエ
エーロ・サーリネン
ハリー・ベルトイア
マルセル・ブロイヤー
↑彼らがメインで‥‥

イサム・ノグチ
ヴィコ・マジストレッティ
ガエ・アウレンティ
ジョージ・ナカシマ
ジョージ・フェリーリ・ハードイ
チャールズ・ポロック
ドン・アルビンソン
ハンス・ウェグナー(アームチェアーと、ピーコックチェアー)
ビル・ステファン
フランコ・アルビニ
リチャード・サッパー
ワーナー・プラットナー

など、たくさんのスターデザイナーの椅子を扱ってたようです。
※列挙したのは一部で、たくさん抜けてます。
おぉっと、ありがとうございます。
探したかいがありました!

高浜和秀さんは四角いクッションを立てたり寝かしたりして組み合わせたようなソファ(アバウト知識です。ググったところSuzanneと判明)をデザインした人ですね。あんまり自信がないです。

Knoll社のデザイナー紹介のページ↓
http://www.knoll.com/designer/designer_category.jsp

わざわざ列挙しなくてもまとめてありました。


Takahama, Kazuhide のページ↓
http://www.knoll.com/designer/designer_detail.jsp?designer_id=62


イルマリ・タピオヴァーラって知ってらしたんですか!
私は27のスタッキングチェアの時に初めて知りました。

ilmari tapiovaaraのHP↓
http://www.ilmaritapiovaara.fi/

んー、Knollについてはもっと調べてみる必要がありそうです。
以前登場したケアホルムの椅子の追記

>7
ヤーイングにある自動車道路脇の休憩スペースの椅子。

ペイントされたコンクリート製。
(白・黒・水色・黄色←確認できた色)
同じくコンクリート製のT字型の机とセットで設置されたよう。
(机は深く埋めるとベンチになる)

>2
後年発表されたパントンチェアはこれを真似たとして、
ケアホルムは激怒していた。

らしいです。


>34
んん、見たことある!ってくらいの認識です。
なんとも勉強不足でした。

ピエール・ポーランのリボンチェアの脚を思い出しました。
完全に私感なのですが、この台座のような扱いの脚部(?)がなんとも気になります。

たしかに、連結してどこに置こうというんでしょうか??
年明け第一弾は、トーネットとケアホルム。

一番左のトーネットのNo.9は、コルビュジェもイームズも愛用していた超(有)名作。


「ヨーロッパ大陸と両アメリカ大陸で何百万脚と使われているこの椅子には、気品が備わっていると思う。」コルビュジェ

エスプリ・ヌーヴォ―のパビリオン(1925)
ヴァイセンホーフ・ジードルンクの13番住宅(1927)

にて、建物全体に使用したみたいです。


一方イームズは、有名なコケシの並ぶプレハブの自邸に、ポンと置かれていたのが印象深いです。


本題のケアホルムですが、
真ん中 PK-15、右 PK-12。

PK-12は、背を離したがために強度に難がありすぐに廃盤になったという迷作!
PK-15は後年、背の部分をつなげて木で作り直したものです。

ただ、No.9を見て「あー、アームと背を離したい!!」と思った、ケアホルムの気持ちはよくわかります。

よくわかるからこそ、「難あり」な椅子でも後世に残ったのですね。そういった意味で、迷作という言葉がぴったりな椅子だと思います。
曲げ木と籐がでてきたので日本の有名な2社を紹介。

曲木の「秋田木工」
http://www.yutopia.or.jp/~bentwood/

籐の「山川ラタン」
http://www.yamakawa-rattan.co.jp/

パイプにテーパー(円錐形のように細くする)をつけるのは
本当に難しいです。
以下に船橋商工会議所のリンクを貼っておきます。
「金属バット」の名前もでてますので要チェック!
http://www.e-funabashi.com/news/kigyou/seihingijutu05no1.html

木材は金属と比較して、切削が容易なので
前にも登場した「ニールス・O・モーラー」の椅子なんかが
可能なんですね。

逆に金属でしかできない椅子は?と言うと、ぱっと思いつくのは
ベルトイアのダイヤモンドチェアーでしょうか。

そういった視点で見ると、ケアホルムの椅子は
金属の加工を、木に置き換えてつくっただけ?のような
気がしないでもないです。

んん‥‥思いつきなので聞き流してください。
36の続きで、写真はガエ・アウレンティのもの。

ガエ・アウレンティはオルセー美術館や
ポンピドゥー・センターを手がけたイタリア生まれの女性建築家。

グレータ・ヤールクが「モビリア」の編集をしていたように、
ガエ・アウレンティも建築雑誌「カサベラ」の編集をしていたようで、この2人なにかと似ています。

機会があればこの二人の成形合板の椅子を並べて載っけたいですね。

ちなみに、写真の椅子はケアホルムより後年にデザインされています。
>34 で紹介された「AEO(アエオ)」

その後、気になっていましたが
納得のいく解説があったので紹介。

「〜デガネッロは、背、座、脚部、フレームに要求される諸条件を研究し、機能と使用材料によって、それらの諸要素を厳密に分離した。
〜(中略)〜
これらの諸要素の総合においてデガネッロは、特定の美的慣習には従わず、各々にお互いの異なった質を引き立たせるようにした。
デガネッロは小規模な部材供給者のネットワークが椅子の個々の部品を製造して、それで、量産とクラフツマンシップとを結びつけることを望んだ。
この付加的コンセプトは、この椅子は「自分で組み立てる」B.I.Yキットとして手に入るという事実に反映されている。〜」
100 Masterpieces from the Vitra Museum Collection より

バラしてクイズに出されていた意味は、こういたことだったのですねー。

以前紹介したstunsと同様、こういったコンセプトの椅子って好きです。


以下、感想なので読み飛ばして下さい‥‥

こういった「生産を重要な要素としてデザインされている椅子」ってありますね。
有名どころでは、
イームズの 「DAX」(frpのシェルの座の椅子)
ヤコブセンの「セブン」
トーネットの「No,14」
(イームズとヤコブセンは、新しい技術がうれしくてデザイナーが作っちゃったって感じがしますが。)

>諸要素を厳密に分離
という点では、
「支持するものと、支持されるもの」という言葉が有名な、
コルビュジェの「LC3」

若干異なるものの
マリオ・ベリーニの「CAB」
なんかもそうなるのでしょうか?

形の背景にあるものを知ると、ますますおもしろくなりますね。


さらなる蛇足。
現在復刻されている、コルビュジェの家具は
システム・キャビネットを除いて、全て1928年にデザインされたものらしいです。
イギリスのイームズ!!
と呼んだら失礼なのでしょうか?


しかしやっぱり感じるイギリスっぽさは
この色使いゆえでしょうか?
と言うわけで、カラーを発見したので載せておきますね。

「ダイニングチェアーと言えば?」
と訊かれると、真っ先に浮かぶのがこれ(左)です。

この椅子の背でよくわかりますが
けっこう豪快な三次元成形していますねー
印象深いです。


ロビン・デイの椅子を1950年代当時からつくり続けている
英国「hille」社のHP↓
http://www.hille.co.uk/


よくよく考えると「名作紹介。」にぴったりな
デザイナーだと思います。
ピエール・シャロー 「ダルザス邸」(1931)

椅子ではありません、
家具デザイナーの設計した名建築の紹介。

今で言うリフォームのような感じなのですが、
ファサードの3/2(2、3階部分)が全面ガラスブロック。
石造りの建物に吹抜けとガラスブロックで光を取り入れた住宅(医院併設)として有名です。

しかし、このコミュで注目すべき点は、そのディテールの作り込み具合。
と言っても、本の受け売りですが‥‥

当時使用され始めた、ガラスブロックやH鋼、床には成形ゴムなど工業製品と組み合わされた、職人の手仕事。

内部の家具もシャローのデザインで、
写真で見ると、リビングルームの手摺、書架が丸鋼、帯鋼(L型鋼?)を溶接して黒く塗装したもので、細いラインがきれいで、H鋼で組んでガラスブロックをはめたダルザス邸をあらわしているように思えます。

偉い建築家先生(ミース)が
「ディテールに神が宿る云々」と言っていましたが、
まさに宿った例かと。

写真左がダルザス邸
写真右はシャローの机
>46 h_imagineさん

Vitra Design Museum 1997年発行の本によると、

「AEO」
製作年:1973年〜現在
製 作:Cassina s.p.a. ミラノ近郊 メーダ(イタリア)

と、なっています。

他の資料にも同様に紹介されているので、
(恐らく)デザイン・販売され始めてから現在に至るまで、
一貫してカッシーナで生産されているのだと思います。

最近カッシーナは巨匠シリーズだか何だかで、
有名デザイナーの椅子をたくさん復刻しているので
頭がこんがらかります。

ただ、アスプルンドみたいに、カッシーナに復刻されたおかげで(?)で陽の目をみた椅子もあるので、
次は何を復刻するのか楽しみですねー。

Cassina アスプルンド↓
http://www.cassinausa.com/contemporary/501_goteborg1.html

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