どこに行っても城島健司ファン！コミュのプロ野球：ゴールデン・グラブ賞

プロ野球担当記者の投票で守備のベストナインを選ぶ「第３９回三井ゴールデン・グラブ賞」が１１日に発表された。阪神の城島健司がセ・リーグの捕手で初めて選ばれ、史上８人目、捕手では初の両リーグ受賞となった。城島はパ・リーグでダイエー、ソフトバンク時代に７年連続（９９～０５年）７度の受賞歴がある。広島からは、「投手３冠」の前田健太ら４人が一挙に初受賞を果たした。

　セの一塁手は該当者なしで、セ、パの全ポジションを通じて史上初の受賞者なしとなった。中日は１０年ぶりに受賞者なしで、優勝チームから一人も選ばれないのは９９年の中日以来で２度目。巨人も４年ぶり、横浜は３年連続で、ともに一人も受賞者がいなかった。パは０３年以来５度目の全６球団からの選出となった。

　楽天の嶋基宏は球団創設６年目で初の受賞者となった。最多受賞は、城島とヤクルト・宮本慎也（三塁手で２度、遊撃手で６度）の通算８度。宮本はセの三塁手としては最年長（３９歳１１カ月）受賞となる。パでは、ソフトバンクの小久保裕紀が３９歳０カ月でパの最年長受賞記録を更新した。小久保は９５年に二塁手で選ばれて以来通算２度目の選出で、史上最長の１５年ぶりの受賞となった。【立松敏幸】

◇ゴールデン・グラブ表彰選手◇

【セ・リーグ】　票数　　位　置　【パ・リーグ】　票数

前田　健太（広）（１）１６４投　手　涌井　秀章（西）（２）　７４

城島　健司（神）（１）１２６捕　手　嶋　　基宏（楽）（１）　９７

該当者なし　　　　　　　一塁手　小久保裕紀（ソ）（１）１１７

平野　恵一（神）（１）１０７二塁手　田中　賢介（日）（５）　６９

宮本　慎也（ヤ）（２）１６８三塁手　小谷野栄一（日）（２）１５７

梵　　英心（広）（１）１１３遊撃手　西岡　　剛（ロ）（２）１２０

青木　宣親（ヤ）（５）１５７外野手　糸井　嘉男（日）（２）１６２

広瀬　　純（広）（１）１４５　〃　　坂口　智隆（オ）（３）１２５

赤松　真人（広）（１）１４２　〃　　栗山　　巧（西）（１）１１４

※有効投票者数はセ２６０、パ２１６。（　）数字は受賞回数

http://mainichi.jp/enta/sports/news/20101112k0000m050051000c.html