2006年プロ野球ドラフト
ソフトバンクホークス一巡目多摩大付属聖ケ丘高校・内野手、福田選手を応援するコミュニティです。
新聞記事抜粋
◆多摩大付属聖ケ丘高校・内野手、福田選手をソフトバンク1位指名
◇「10倍練習して1軍に」 昨秋16人のチームから快挙、高校通算38本塁打の長打力
◇指名受け入れる意思を示す−−88年の創立以来、初のプロ選手に
25日のプロ野球の高校生ドラフトで、都内からは多摩大付属聖ケ丘高校3年の福田秀平選手(17)がソフトバンクから1位指名を受けた。同校は昨秋には部員が16人しかおらず、紅白戦もできなかった状況からの選出に、福田選手は「先生方、チームメートに感謝している」と笑顔で語った。
福田選手は午後2時過ぎ、学校内で見たテレビ中継で1位指名されたことを知った。指名の瞬間、「びっくりして涙が出そうになった」といい、周囲と抱き合って喜んだという。同校では88年の創立以来、初のプロ野球選手誕生となった。
その後の会見で、福田選手はソフトバンクの指名を受け入れる意思を示した。「厳しい世界なので、今までの10倍練習して、早く1軍に上がれるように頑張りたい」と抱負を述べた。尊敬する選手として、ソフトバンクの川崎宗則選手、米大リーグ・ロッキーズの松井稼頭央選手を挙げて、「走攻守が三拍子そろった選手になりたい」と語った。
福田選手は横浜市出身。高校では1年生から遊撃手として試合に出場し、今夏の全国高校野球選手権大会の西東京大会ではベスト4に進んだ。安定した守備だけでなく、高校通算38本塁打と長打力もある。
同校はグラウンドが手狭で、野球部とサッカー部、テニス部が一緒にグラウンドを使用するなど、決して恵まれた練習環境ではない。杉田修一監督は「少ない人数だからこそ、選手の自主性を重んじた。福田は打撃練習でも自分のフォームを確認するなど自主性があった」と語った。
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