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日本の医療を変えよう!コミュの【ニュース】セカンドオピニオンの普及について

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2009年4月9日 読売新聞

九州中央病院(福岡市南区)が、ほかの病院の患者らの医療相談を受け付ける「セカンドオピニオン(SO)外来」を始めて5年が過ぎた。SO外来を行う病院は増えているが、無料相談は珍しく、これまで相談者は1605人(3月末現在)に上る。誤診が見つかるケースもあり、杉町圭蔵院長(70)は「患者が安心して治療を受ければ治癒率も高まる。医師側がもっと積極的に取り組むべき」と訴える。(迫田修一)

 「本当に抗がん剤治療しかないのでしょうか」

3月中旬。同病院の院長室で、肺と肝臓にがんが見つかったという福岡市東区の男性(75)が杉町院長に相談していた。主治医に相談したところ、「抗がん剤治療しかない」と言われたという。しかし抗がん剤の副作用が怖く、本当に有効なのかも不安で、治療を受けるか悩み、相談に訪れた。
杉町院長は「切除も可能だが、抗がん剤で治療効果が十分に期待できる。副作用が怖いのはわかるが、治療を受けるべき」と助言。男性は「主治医と異なる意見を聞けて参考になった。治療を真剣に考えたい」と話した。
同病院が、SO外来を始めたのは2003年10月。杉町院長と整形外科や内科などの医師らが週2回程度、相談を受けている。がん患者が相談者の約8割を占め、これまでに手術ができる状態なのに主治医に「手術できない」と告げられたケースがあったほか、胃潰瘍(かいよう)を胃がんと診断されるなどの誤診が10件見つかったという。
相談者へのアンケートでは、相談の動機は「今の治療が最適か知りたい」が25%、「良い治療法がないか知りたい」が22%で、「主治医が信頼できない、よく説明してくれない」という不満も26%に上った。
SO外来を導入する病院は最近増えているが、相談者の5割が主治医に内緒で相談に訪れているという。杉町院長は「SOへの紹介状を書くのを拒む医師もいる。これでは患者は医師に気兼ねし、相談に訪れにくい。SOを普及させるために医師側が意識を変える必要がある」と話している。

【以下、私見】
エビデンスとかあるが、昨今、医師の専門領域が細分化している事もあり、アプローチやら解釈やらが違ったりする事は珍しくない。
そもそも大学教室で同じ症例でも術式が違う訳だから、SOは必要だと思う。SOの組織化といったサービスもあるが、どっちかというかSOは地域密着型であってこそ効力があるのではないかなぁと思う。
ただ主治医が信用できないって人が多いなぁ。



コメント(2)

無料相談。。。とはいえ、検査料は一から患者さんが負担するわけですよね。
SO,受ける側は、やっかいだろうけど、一から検査をすれば病院としてはメリットあるわけですが、患者さんの苦痛は増すばかり。
それよりも、送りだす側の医師としては、どんな取り組みをされているのか?
むしろこの方が、深刻だと思います。
患者さんは医師に気兼ねをしているわけで、元の主治医に戻りにくいという現象も生まれます。

私も父親の主治医に、SOのため、フィルムの貸し出しなどお願いしたら医局部長とやらが腕組してでてきて、「どこにかかるか分からないなら紹介状も書けない」ときた。
あ〜そうですか、じゃあフィルムだけでいいです、という私と医局部長のやりとりが言い争いに見えたようで、(実際に、お互い立ったまま)あの先生たちの本性が見えた、と言って「もう戻らん」と決心しました。
その後、その若い主治医は、「自分は、紹介状が必要だと思うので宛名なしで書きますから」と丁寧に書き、フィルムを戻すときも「僕もその病院に今年度移る予定だったんです、でも行けなかった。そこなら安心」と父にコメントしたそう。
それなら、なぜ選択肢を与えるインフォームドコンセントができなかったのか?
問題は送る側・・正直送りたくない医師、この治療を受けるのも選択肢のひとつだと言えないプライドの高い??患者さんの一時停止宣言を待てない医師たち・・その辺の温度差にあるように思います。
病院間で患者が摩擦を受けないように、送る側がするべきこととは?
中央病院がここに忠言していたら・・・知りたいです!

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