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おも詩ろ荘コミュの2011秋季詩‐1グランプリ!

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【2011秋季詩-1グランプリ】開催要綱

投稿期間:10月1日(AM0時)〜16日(AM6時)

審査期間:10月16日〜23日
(審査結果公開期間:20〜23日・PM9時)

結果発表:10月23日PM9時以降、日付が変わるまでに管理人が発表。

合評期間:10月23日〜

【投稿について】

?三編まで投稿できます。

?当コミュ未発表の作品をお願いします。(ブログやmixiの日記などで公開された作品の投稿も可)

?作品には必ず題名をつけてください。

?投稿作品は、後の合評会の批評、感想を受ける対象となります。

?締め切りまでに作品の入れ替えは可能です。

【審査について】

?公開審査といたします。当トピにて?の要領で順位を公開ください。

?「3位までの順位づけ(1位=5ポイント、2位=3ポイント、3位=1ポイント)ですが、投稿作が20編を越えれば、5位までの順位づけ(入賞は3位まで)といたします。

?ご自身の作品への投票は禁止いたします。

?順位の公開とともに、簡単な一言、寸評、総評をお寄せいただければと思います。

?審査期間締め切りと同時に、集計結果を出し、チャンピオン、2位、3位を発表いたします。

?3位(5位)以内に同一人の作品が複数編入ってもよいものとします。

?投稿された方は必ず審査に参加してください。

?投稿されなかった方でも審査の参加は可能です。奮ってご参加ください。

?3位までに入賞された方は、合評が始まるまでに、当トピに「受賞の言葉」をお寄せください。

?各人の審査結果は、20日〜23日の結果公開期間に入ってから発表ください。


【合評について】

 参加は自由です。投稿参加されなかった方もどうぞ感想、批評をお寄せください。本企画の眼目でもありますので、より多くの方の参加をお待ちしております。

【失格について】
以下の作品については失格となります。

?題名のない作品
?締め切りを過ぎて投稿された作品
?審査に参加しなかった方の作品

【その他】

?審査、合評期間前の作品の寸評、感想を述べることは可能です。ただし、審査に影響が出る可能性があるような突っ込んだ批評はお控えください。
 なおその際は当トピではなく「つぶやき部屋」などをご利用いただければと思います。
 
?作者の方は自作について深く語るのは合評後までお待ちください。


 以上、ご不明な点ありましたらコミュニティ内のいずれかのトピにて管理人までお願いします。
 お一人でも多くの方のご参加を、心よりお待ちしております。

コメント(68)

?1位けいきょうさん
サマーホリデー’94
素晴らしい描写力だと思いました。優れた力あり美しいため「腐った夏」の腐ったが勿体なく感じてしまいました。
?
2位ルウさん
「とりあえずビール」
現実感に根付いた空想感にやられます。私、洗い物している時に結構詩が思い浮かんだりするので
?
3位中林ジャムさん
「空洞」
お洒落でセンス抜群な言葉のニュアンス、ほれぼれです。
諸井さん作品、 桜〇出だし〜とても気に入っています。エネルギッシュです。じゅー。

一位
べつのしかたで(以下敬称略)
「愛は愛するに足るか?」

⑹以降が良い。三位一体かと思った。やっぱ詩人は宇宙に想いを馳せないとね。

二位
諸井さん
「コンテストの為の即興詩」

初期衝動だね、これぞ。
言の葉」の意味を→
まだあおあおとみどりのはむらしげるなり 

見事だね。

三位
べつのしかたで
「歪曲」

ここが好き。
能率良い光彩が照らした悪辣な諸々の行
  為を
 低能を装い上映するだろう

全体としては意味不明なんだけどね。べつのしかたでさんとけいきょうさんのコラボが読みたい!なんつって。


えー、自作についてはトホホと言う結果。まぁ書きたい事を書くというポリシーを貫くと。どんな拙い詩でも人に読んでもらえることに感謝。

あっ、ハムかつ来た。
ps, ポリスの白いレガッタ最高!

一位

諸井さん「コンテストのためのレディメイドメタ詩」

二位

べつのしかたでさん「キンモクセイ考」

三位

中林ジャムさん「空洞」


諸井さんのは、わからないですね。わからないというとちょっとはずれてしまうけど、これはわからないけど、おもしろい。詩が平べったくつぶれてしまってるところとかも。ちょっとうまい言葉が見つからないけど、うまいとかじゃなくて一位。

べつのしかたでさんは「〜」のとこで迷った。でも全体の言葉の印象がこれで変わることを考えると、この「〜」を敢えてもちこんだところに意図を感じました。

中林さん。好きなんだけど、好きだから些細な部分が気になりました。人称が入ったことや「薔薇」とか。読んでいる時に、失速を感じた。




僕のは一位以外はおおきな気分的です。

一位

コヒモンさん
「イキモノ」
ライフイズビューティフルのパパみたいな哀愁と父性愛をちょっぴり感じた。
哀愁じゃんと言ったら、そりゃああるよとこの詩は言って、それでも踊りませんか?と手をさしだしてくれたらしい。ラスト連はハマるときとズレるときある。

二位
べつのしかたでさん
「キンモクセイ考」
乗れないと長くて言葉が奇天烈だから、全然読む気力がでなかったのですが、あまり意味考えず言葉をレゴブロック的にとらえたら、詩が闊歩しはじめて人波縫う感覚なった。大きくてユニークな動物の背に乗ったみたいだった。投票間近になって浮上。

三位
諸井さん

「コンテストのための即興詩」
好き。おもしろかった。冒頭のオープンゆえの能書きや外来文字が邪魔したけど。
空洞って詩は諸井さんに刺激受けて即興した。僕のはぼっ〜と書いてちょっといじけてた。
ぜったいなんか言ってもらえるし水筒の順序コメント欲しく載せるときになんだか昔にルウさんにカメラアングルみたいな話しを感想でもらったの思い出してやってみたのかな。
ルウさんが言う失速は多分いじけかも笑


二位候補はけいきょうさんのサマーホリデーとルウさんのとりあえずビール。
三位候補はルウさんのとりあえずビールとべつのしかたでさんのキンモクセイ考と深雪さんの晩秋雨。
一回一位候補にしましんさんの作品がきました。
最近感じた事柄に触れてたので。
ルウさんのはキメすぎてて僕が求める感動のフィルターからキメるたびズレたんだと思う。
隅にはおけない。

きっちょむさんがドロップアウトしたのショック…。
人のこと言えんからメッセージしにいくのこらえましたよ(・o・)ノ

けいきょうさん、噴水の詩はけいきょうさんの納豆の詩に影響されてつくりましたぜ。
近くの公園にいった感動歌おうと思って。
諸井さんじゃないけど人の詩全然読めない時期が投票間近にきて全力で逃げちゃいました笑
メガノイローゼの地中海風。
多分人から題や刺激もらってモチーフきまってるのがけいきょうさん好いてくれんのかも。わからないけど。ありがとうございます。

 本日午後九時が審査の締め切りとなっております。まだお時間ありますので、投稿されなかった方も奮っての審査へのご参加をお待ちしております。
公平を期すため投票は3位まで必ず入れてください。
一位 べつのしかたでさん 「愛は愛するに足るか?」

二位 けいきょうさん 「サマーホリデー'94」

三位 大怪獣コヒモンさん 「イキモノ」

で投票します。感想はまた改めて。二位以下は激烈な接戦でした。皆さま、楽しかったです。ごちそうさまブタ
 それでは秋の詩‐1グランプリ、審査集計結果を発表させていただきます。

 王冠 「とりあえずビール」 ルウさん 16P

 2位 「愛は愛するに足るか」 べつのしかたでさん 15P

 3位 「水筒の順序」 中林ジャムさん 11P
    「サマーホリデー’94」 けいきょう 11P

 以上の結果となりました。
 ルウさん、チャンピオン獲得おめでとうございます!

 ではこれより合評会に移らせていただきたいと思いますが、その前に入賞された方はひとこといただければ嬉しくおもいます。

 合評につきましては、特に期限を設けず、オープン参加となっております。どしどしご参加ください。また、言わずもがなではありますが、批評、感想を述べるに当たっては、相手を尊重した上でののガチンコ、礼に始まり礼に終わる「押忍!」の精神にてよろしくお願いいたします。

 
 来春は、やっぱりもう少し投稿参加者増えてほしいなぁ……
 3位ありがとうございます。どのような感想、批評をいただけるか、楽しみです。

 ただ、自分としては後の二編でミソつけちゃったかなぁと思ってまして。特に最後に出したやつはねぇ……まぁ合評でフルボッコにしたってください(笑)

 ちょっと今、詩作に対してのモチベーションが下がってまして…
 でも春までにはきっと立て直すので、皆様、ぜひぜひぜひ、来春の詩‐1への投稿ご参加、心よりお待ちしております。
 
 集計あってますか? どなたか確認してくださいませ。




 ルウさんグランプリ獲得おめでとうございます!。猛追という結果が出たけどやはりまだ及びませんでしたあせあせ(飛び散る汗)。中林ジャムさん・けいきょうさん入賞おめでとうございます!。自分のテクストなんかよりお二人のほうがはるかに出来映えが良かったのにまさか自分が上位に行っているとはいやはや「夢じゃないか」の心持ちですあせあせ(飛び散る汗)。




 拙作『愛は愛するに足るか?』ですが、あるちっぽけな個人的理由から、その存在自体を闇に葬り去るか葬り去るまいかと発表の直前まで逡巡していましたので、この度の二位入賞には感慨深いモノがあります。ダレにも知られてはいけない一種の矜持を密かに忍ばせていましたので、その感慨、実はヒトシオ、ヒトシオなんです。




 前回、春季グランプリのときにはちょうど自分は旅先にいて、満足に合評等の受け答えができませんでした。その点で他の参加者の皆さんや管理人のけいきょうさんに少しく不満を感じさせたのではと自省しております。今回の合評には自分も積極的に加わりますので、忌憚なきご意見の数々どしどし投げかけてください。お待ちしております。




 皆さん、いつもありがとう!。


               べ(^^;)





おはようございます。ですかね。

どうもありがとうございます。なんかかなり信じられなくて、疑ってしまいました。失礼しました。

出来については特にどうこうないのですが、今回の創作に関しては、いまや樹海と化した森にまつわる、ジャムさんとのメッセージのやりとりが基になったことは付け加えておきたいと思います。

ジャムさん、サンクス。

それから、べつのしかたでさん、けいきょうさん、おめでとうございます。すっかり自分のは入ってないと思っていたのでびっくりでした。


書きもらしましたっ!!!!!!

ジャムさん、サンクス。おめでとうございます。

です。


けいきょうさん集計お疲れさまです。

三位ありがとうございます。
一位のルウさん、二位のべつのしかたでさん、同位のけいきょうさんおめでとうございます。
こうゆう挨拶はここ以外でしたことないから自分が他人みたいで気持ち悪いです笑
ありがとうございます。

ルウさん、すごい納得。
そういう対象があって何回も何かたたっ切ってる庶民と同じ服きたヤクザみたいなってたんですね。
浮かんだイメージは研いだ刀でブンッと度々どこか切る剣術やってる人でした。なんでこんな切りこみいれるのかと思ったら樹海伐採してたのか。なんか急に点が自分めがけてつながってきて背中がポカポカ暖かい。

僕は力いれたのがノータッチで力ぬいたのが好評でした。
水筒のやつは詩コミュのお題リレーで水筒をもらいました。あの場の空間で楽しくつくれて、お、けっこういいじゃんと自分が滅多につくらない形になったのでした。
自分のところじゃ自分のとっつきにくさや人付き合いのド下手さからかコメントなく寂しかったのでここなら何か言ってくれるとちゃっかり載せさせてもらいました。
アレルギーのミイラは自分の詩好きな人は自分のなにが好きなんだろって考えたときによくジェットコースターみたいな詩と言ってもらってたからそれで一つ、意識的に楽しませたいなこうゆうことかなとつくってみたものでした。
放課後の学校で1人で大盛り上がりしてる少年にパンクバンドの血が流れた感じです。
水筒も空洞も好きですが愛情は一番こめてます。

現在自分よがり進行形かな?と思いますがヒントくださると期待してます。

それで僕も自分に言えること言わせていただきます。


ルウさんおめでとうチャペル

参加されたみなさん、投票してくれた方々お疲れさまでした。
私の作品を上位に選んでくれた人たちおおきに!

前回よりも参加作品数は減ったものの新たな参戦者が現われたので、プラスマイナス零かなあ、と思っています。個人的には三作品目を提出できなかったのが残念でした。
私が上位に選んだ三作品と、上位に選ぼうか悩んだ作品についての感想を書きます。

まずは、けいきょうさんの作品『サマーホリデー'94』。
最後まで、上位三つの中に入れようかどうしようか迷った作品でした。

けいきょう作品の多くに見られる「笑わせること」を狙った作品とは違い、劇画タッチに描くことにより、人のイヤラシサを狙った作品でしょうか。
 
 おばさんと呼ぶに若く
 おねえちゃんと呼ぶには
 年を経てそうな
 女

という女性の年齢設定により、おっさんにとっては「のぞき見」のイヤラシサを、青年にとっては「見たくないものを見てしまった」厭らしさを感じさせる。で、どちらの印象を受けるにしろ、熱帯夜の寝苦しさに似た「ベタつき」を読み手に感じさせる力がある面白い詩です。

上位に選ばなかった理由は、ほんとうにちょっとしたことなのですが、
 
 年を経てそうな
 女

あるいは、
 
 色褪せた紺色のスカート
 の下の地面に

など、行を変えることで、リズムの強弱をつける意図のある作品であることを感じられる反面、他の箇所もつまったリズムで書かれているために、強調箇所が生かせてないように感じたためです。

例えば、はじめの連は「休みの日には 行く場所がない 」と、すんなり読ませながら、「年を経てそうな(改行)女」の強調箇所に向ったほうが良かったのでは?(あるいは、オシッコをするまでは、尿我慢のためにつまった感じで読ませて、放尿以降は、もの凄く饒舌に読ませるとか)。


けいきょうさんの作品をもう一つ『ディア ジョージ』。
初見のみで投票するのであれば、3位以内に入れたであろう作品です。
理由は、読んでて笑ったから。

どこかで見たことのあるような形の文章ではあるのですが、「おもしろいかどうか?」を考える場合には、そういったことは棚に上げていいと私は考えるタイプなので、単純に笑えました。

とはいえ、ここは詩−1グランプリ。
読み返しに堪えうる何らかの特徴が欲しいというのが正直な感想です。あと、最終2行は読み手を置いてけぼりにしちゃったように思います。
べつのしかたでさんの『 愛は愛するに足るか?』。
題名から、愛についての問題定義、あるいはメタ(何かについての何か:例えば、「詩とは何ぞや?」という疑問を詩で表わす)的に愛を書こうとしたのか、ということが考えられるのですが、書かれた内容については、私にはさっぱりわかりませんでした(心象スケッチかな?とは思いましたが)。

じゃあ、なぜ1位に選んだのかというと、読んでいて面白かったからです。
カナ文字の使い方や、(十)での変化など、いろんな手法や仕掛けを使っていて、思いついたことをそれっぽくテキトーに書いたわけではないことはわかる、けれど、なんのことなのか、さっぱり意味はわからない、でも最後まで読んでしまう。言葉の組み合わせも面白い。

 アんタの
 地球
 思いきりつねってしまった

の箇所がやたらと印象的で記憶に残るなと思っていたら、

 ぼくは タシカニ
 ツネラレタ」

ときて「おお!」と感心する。
他人には説明できない詩、私も意味がわかっているわけではない詩、でも読み出すと最後まで読んでしまう詩。

可能であれば、べつのしかたでさんが意図したことを詩りたいものです。
ルウさん「とりあえずビール」
他の方も書いているように、谷川御大の「夜中に台所で〜」に似た印象を私も持ちました。

「とりあえずビール」いう状況は、居酒屋でちゃんと注文するまでのつなぎや、部屋でくつろぐ態勢につくまでの、短い時間を意識させるものです。で、その短い時間に思考を漂わせる様を、ユーモアを交えながら巧みに表わしている。とても良い詩だと思います。

上位に選ばなかった理由は、続きを読みたいなと感じたからです。
「夜中に台所で〜」もそうなのですが、書き手の思考する様を、連作で読めることが強い面白味になっている作品というものがあります。音楽でいうコンセプト・アルバム。この作品には、そういう印象を持ちました。思考散歩をする中での一作品。

単品として読んでも良い作品ではあるのですが、それだと、一・二・三連目までの面白さに対して、最後が決め切れていないように感じます。
深雪さん「晩秋雨」。
「これでもかこれでもか」と泣かせようとするドラマや文章というものがあります。それほど大したことでもないことを一大事のようにくどくどしく描くやり方(私の文章に漂う感じ)。この作品はそれの反対というのでしょうか。

内容を取り出してみれば、生死の境をさ迷って、元気になったらちょいと行動を起こそうかと思い立ちそうなところへ悲報が届くという悲劇的な作品で、さらに演歌調といえそうな文章なのですが、「お涙頂戴」という感じは受けない。
軽さというと語弊があるのですが、達観するまでは行かない「詫び・錆び」の感触というのでしょうか。
好む・好まないに関係なく、読めば景色が浮かぶのもいい。

とてもわかりやすい作品でありながら、不思議な印象を受けました。
中林ジャムさん「水筒の順序」。
最初の二行でノックアウトです。
「銀細工の海」を「愛し愛されたい魚たちが泳いでいる」!

「魚群」を、循環する水と見ることもできるし、水筒(魔法瓶)の中で反射する光と見ることもできるのですが、どちらにしろキラキラと輝く美しい表現です。

で、自分で「キラキラと輝く」なんてお決まりの表現を使っているくせに、「ゴクゴク」と「タポンタポン」あたりに改良の余地がありそうに思いました。
けいきょうさん
サマーホリデー'94 

何だかせつないね。
詩もせつないが、同じ文章を二度書く私もせつない。今は三度目がないようにメモに書いている。俺の馬鹿馬鹿。

さて、道で座り小便する女、過酷な労働の果ての傍観者、双方どん底で喘いでいる。しかしお互いの生はカイゴウしない。(漢字がでてこない。ままよ)

これを詩の作品としてどう高めるか?そこが問題だよね。いまいち足りない。描写だけで終わってる気がする。例えば、最期に腕に止まった蚊を叩き潰して血の跡が残ったり…反復は容易なテクニックだけど、実は効果は難しい。そう言う意味で当店には中也の「宿酔」が貼ってあったりする。

失礼しました。


けいきょうさん
「サマーホリデー94」

尿にポエジーを見いだしてたのかな。
尿の軽い深淵と平行しつつ、目撃してる人物の内側で沸く煩悩やなんだかわからん熱情と、オシッコする人と、視線がつながらず、つながっても終わりな関係で、そして彼女は去り、尿は濃い染みを残しやがて消え強い視線も雲散して、ポツンととり残される切なさ。

なんだか思い出すように語ってるようなたどたどしさを感じるような、一つずつちょっと前のめりなるとこありながら丹念に慎重に、つくってるような…。
読み手を世界に連れてくための鼻息みたいのは感じますよ。

ガチガチドンドンって、がさつに言葉組み立てるけいきょうさん作によく感じるのが今回はあまりなく、表向き柔い運びでしっとり展開してって、ならではの腐った夏とかの味かアクもありつつ、まとめてあるなという…感じかな?
ちょっとどこか粘土みたいな脆くできてる感触も文脈にあります。
なんなんだろうこれ?
しっくりこない感じがある。
色んな形になれる要素もある。はて。

六連は女の人の動きや恰好の描写に力いれすぎて、不恰好になってると思います。
それでおばちゃんと呼ぶには若く、…との収束はわかるし体裁はできてるんだけれど…もっとスマートに肉付きよくいえそう。なんとかなる感じですよ。

目撃者の1人として、連れていってもらった感覚はあった。
読後感はスッ…じわっ、サ〜とシンプルにはいってきてよかったです。
僕は女の人の野良シッコ見たことない。
疑似体験。

オス☆





 …すみません、ちょっと行き過ぎたかもしれません。けいきょうさん、どうぞご容赦くださいm(__)m。




 『サマーホリデー'94』けいきょうさん




 まさに一発目を飾るに相応しい衝撃作!。鮮烈。ドキドキ。作中の詩情にひとめ惚れ。臭ってきそうな風景にハートずきゅん!。ひそかな喝采をいちばん浴びせたテクストです。ビバ!ブラボー!。
 しかし。
 注文をつけたくなる箇所が多いテクストでもありました。鮮烈で惚れたぶん、かわいさあまって残念さ百倍とでも言えばいいでしょうか、一種の短所のように見えた部分がいくつかありました。

 余分なディテールが多すぎるような気がします。リアリティが徹底されすぎていてせっかくの詩情がそがれているように思えてなりません。インパクトが半減しているように思えてなりません。もっとボカした描写にしたほうが気怠い休日の夏、その臭ってきそうなドギツさ加減が生きたのではないでしょうか。









 『サマーホリデー'94』




 もそもそもそもそ
 道端にしゃがみこむ

 ちょうどぼくの真下で
 止まって
 きょろきょろ辺りを見回して

 もちろん染みは
 生まれていくのだ
 彼女の生む染み
 ゆっくり広がって
 筋から帯になって
 色褪せた紺色のスカート
 の下の地面に

 午前五時前
 休みの日には
 行く場所がない

 女
 角を曲がって
 消えて
 もう蒸発のはじまっている

 染み









 ちょっと改作してみました(汗、脂汗、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ)。細部をとるか、インパクトか。自分だったらインパクトのほうをとって、たぶんこういう感じのテクストに仕上げていたと思います。




 とまれ。今コンクール中、いちばん心奪われた詩が、けいきょうさんのこの『サマーホリデー'94』です。しばらく蒸発しそうにない痕跡として、いま自分のなかに広がっていってます。強烈な臭いとともに。





 > 諸井さんさん


 アナタの合評を待ってる。

 このコミュニティに於いてアナタの存在は『旬』です。おも詩ろ荘内のあらゆる思惑がアナタに注目しています。
 コレはボクの独り合点ではない。たぶんない。

 ですから。アナタの合評を待っていますよ。

 ボクはダレのコトも尊重したい。



               べ(^^;)


> 諸井さん

コンテストの為のレディメイドメタ詩

単刀直入に言うと、今回の詩−1は自分のも含めて高低の差が少なかったと思います。高低と言うと誤解を招きかねないのだけど、読んでいて食い込んでくるという意味です。ちょっと告白すると順位づけが難しいので棄権も考えました。だから自分のものもまさかこんな結果になるとは思わなかったです。

で、諸井さんのこの作品ですが、既に書いたように上手いとかじゃないんですね。どちらかというとだらけた印象が強いし、全体としては平板だなと思った。詩のなかでなにか言いたいことを言おうとしている熱も感じない。その時に浮かんだ言葉を置いてるだけで、ひとによってはそういうしかたをしていながら、度肝を抜くような詩句を作りだしたりするんだけど、この作品にはそういう試みも意図も全く感じられなかった。

書くことでなにかを書こうとするというのかな、書くことじたいが書かれたものより重要になっているという感覚。

ちょうど一年前に
この道を通った夜

とか、懐かしいなと思ったけど、なにか目的があって意図的に引っぱってきたという感じもなかった。市川由衣をなんでもってきたのかもわからなかった。

事情があってしばらくまともにテレビを観てないんだけど、市川由衣は市原悦子ほどは詩にならないし(笑)

でも、そのぶん破壊力もあって、うまさも技術も熱も感じさせない作品を、詩−1に提出してしまうわけだから、一言で言うと詩というものに対する最小限の共通理解に対して真っ向から否定をつきつけてきているようにも読めたわけ。否定の内容を書くのでなく、書かれたものそのものが否定であるような作品。「あんたが書いてるのは詩じゃないよ」ってそれだけを言っていて、だからといって「これが詩なんだ」というエネルギーはまったく感じないし感じさせる意図も見当たらない。なんだかなあ(阿藤快)って感じでした。

他の作品と比べてみると、他のは書こうとして書き上げたというのがやっぱり感じられるのだけど、これに関しては書き上げたというよりまだ(詩を)書こうとさえしていない印象もあって、そういう点も含めて比較してみると、突出してくるんです。

気に食わないなあと苦笑いしながら、面白いことやるなあと思った。ということで、平板さ、温度のなさ、無目的的性格、否定性において突出していたので、上手いとかではなくて一位にしました。

押忍。





べつのしかたでさん「愛は愛するに足るか」

カタカナっていうのは、個人的には距離を感じるんですね。遠いというか。軽重でいうと軽いほうにやや傾く感じがする。で、〈喪の作業〉というのはその逆にひどく重い。耐え難いほどの重いことを、敢えて「喪」ではなく「モ」と書いてしまう技術、心身ともくたくたになってしまうような体験である〈喪の作業〉を一気に異質なものへ引き剥がしてしまう技術、というのは正直に見事だとしか言いようがないです。意味を無効化するというか、使われる語そのものが語自身を虚構化している。

それから、語をひらがなとカタカナに分けて表記されると、読みにくさがあるんですね。ひっかかるとかつまづくとか。スッと読めないで摩擦を感じる。それは物質感をもたせてくれるんです。と同時に、遠近感の変化も。ちかづいたり離れたりして。よく知っているはずの言葉がまるで他人行儀になってしまって、シニフィアンとシニフィエの揺れの間に立たされてしまう。

で、この作品はその効果や各番号の最終連に置かれた詩句とか、グッときて巧いなあと唸らざるをえないし、きれいだなあと思うんです。

しかし、しかしながら、全体としてきれいすぎて、結果的に巧く構成されて額に収められた絵画の印象が拭えませんでした。きれいな作品ながらモノガタリに収斂してしまっているように感じました。






べつのしかたでさん「キンモクセイ考」

これは選んだ時にも書いたのですが「あ〜」が効いていますね。「あー」でも「ああ」でもなくて「〜」とした。この「〜」が全体に振幅を与える効果をはたしているように感じます。起伏とも言えるしリズムと言ってもいい。猫の呼吸とか肺みたいで心地いい。

たとえば立原道造がエリザベートと書いたり、高村がモナリザと書いたり、朔太郎もやってたと思うけど、女性に別の名前をあてて表すというやつですね。あれはそれによって対象をより高めていることの表れだと思うんだけど、同時に誰でもが知っているだろう名を与えることで普遍性をもたせるために、個人から具体性を奪ってしまうところがある。で、表層に現れた言葉の上では普遍的で具象性のないものが日常性と交錯するという面白いことが起こる。

だからアンティゴネーやエウリディケやがとても俗っぽく親しみ深くなるし、日常での親しみ深い対象が悲劇の主役にまで高められていて、書き手の日常に対する視線まで感じさせてくれる気がしました。
でもエピメーテウスはうまいと思いました。誘惑に弱い男、好奇心を抑えられない男の代表格みたいなものですよね。書き手自身をやや自嘲気味に戯画化していると思ったんだけど、その突き放しかたがうまくてやられました。厭味もない。

そうながや

を分岐のようにした変調もいいですね。空気感がかわって別の場所にでてきた印象がします。「とまれ」を繰り返して塗り重ねていくところはさながらスライドショーを観る印象もあるのだけど、立体感を増していく様子もあって響いてきました。

キンモクセイのように、一時期にどこかからか強い香りを漂わせて、やがて消えてしまう存在感と、ひとのなかに強烈な印象を残してふと強く感傷に誘い出す記憶の存在というものを重ね合わせて読むことができました。独特な詩法が十二分に活きた、深い味わいのある良品だと思います。




ルウさんの

「とりあえずビール」


もう種明かしみたいの知ってしまったけど、知らなかったふりしてやります。
普通の格好したヤクザみたいな詩だと思いました。
谷川俊太郎の作品を彷彿とさせるとでていたけど、ルウさんの作品に時々似たとこ感じるのあるけど、谷川さんはもうちょっとコーヒー飲んでどっか朗らかな感じだと僕は思ってて、違うなと思うのは四連目からで、連ごとになにかを斬りつけてる。

一連目でなにかに理解を得られずなにかわからないものがくっついてると、好奇と想像を惹きつけられる。

二連目で、日常的な洗い物って行為の中で頭の中にある考察みたいな話ししてる。
と思ってたら、
混雑していてね
『消してしまいたいけどスイッチがない』
ここ。
ここで、混雑していてねまでの流れから
なにか視線を変えずに手がどこかを刺すような動きがある。グッ。て。

三連目。
刺したものをとらえてるある種の当てがある前提で続く。
ここは言い方悪いけど聞こえるようになにかに刺すような雰囲気。

四連目。
ここから投票のときに言ったキメすぎて求める感動からズレたという感覚になりました。
僕が感動って言うのに抵抗ある人いる気がするけど感じて動くなにかって意味でアバウトに使ってます。
それでここから「なにかに執拗」って印象になってきた。

五連目は一連目とつながる。
なんだかわからないものの取り扱い方をなんだかわからないなにかに、釘さしてる感じ。

六連目でもう決定的にわかるのは誰か一人の対象に対峙してるんじゃなく、なにかの媒体みたいのに関して、それが作り手の中でわだかまりみたいのになって、斬っていき、舞台は1人で詩作をやってるとのことであって、六連目はまた違うものに語りかけて収束してっている感じがする。


思いきや最終連でトドメ。

ルウさんの詩は裏づけを感じて洗練されてるなと感銘をうける。
その洗練されてく考察の中で最善と選んだ言語表現が谷川さんに共通するのかなとたまに推測します。
この詩は、さりげなく露骨な庶民の格好したヤクザ詩だなと思いました。
クールなフレーズだらけなんだけど、それの向かい方が悪い顔してる笑
だから向かい方の好みとして吟味の中でズレました。

知らないふり難しいな。

種を知って特別な詩になりました。


べつのしかたでさん
 「愛は愛するに足るか?」

これは(7)を読み解かねばならんのだよ。みんなどう思ふ?
押忍m(_ _)m
息子がうまいぐあい寝てくれたので合評に参加させて頂きます。


べつのしかたでさん「愛は愛するに足るか?」

詩書きについての詩、だと思いました。読み手である私自身が詩を書く人間というせいもあるかもしれませんが。べつのさんがせっかく種明かししてくれたところもあるのですが、敢えてそこを踏まえず以下個人的見解。

この詩には幾人かの語り手が登場する。「アタシ」「アんタ」「ボク」「ぼく」「オレタチ」などなど。同じ音でも平仮名やカタカナで微妙に表記が異なる、これ如何に?
さらに戸惑ったのは、(ニ)連で母乳を飛び散らせていた「アんタ」が(五)連で自分を「ぼく」と言っていたり、「ヲンナノヒト」と表された人物が(九)でヒゲを剃ってもらったりしていること。それじゃあ「ヲンナノヒト」=(一)連の「アタシ」、って単純に結びつけられませんがな。両性具有的な?それとも今のジェンダーフリーな言葉遣いの反映??
で、注目したのが(七)連「オレタチのナマエは/こわれてしまった」という記述。カタカナ表記は「名前が壊れてしまった」ということなのかもしれない。とすると、「ヲンナノヒト」が女の人であるとは限らないし、名前が壊れかけている「アんタ」が自分を「ぼく」と言ったってなんら不思議はない。この辺はルウさんが仰っていた

>意味を無効化するというか、使われる語そのものが語自身を虚構化

>シニフィアンとシニフィエの揺れの間に立たされてしまう

という言葉がまさしくドンピシャ。ここまで言われてしまっては私の立つ瀬などございませぬよ('◇')ゞ
このシニフィエ(意味されるもの)とシニフィアン(意味するもの)を引き剥がす動きは人称代名詞以外にもあって、例えば(八)連、「宇宙なき宇宙の声なき声」の逆説的なくだり。言葉が自身の言葉の意味を否定してしまっては後には何も残らないはずなのに、言葉の軌跡だけが幽霊みたいにゆらゆらと留まっている。それから同連の「ウツ/クシク」という部分。「ウ」と「ク」、「ツ」と「シ」の字形の類似によってゲシュタルト崩壊を誘発させるかのようなガジェット。べつのさんったらもう・・・テクニシャン///

↓(続き)

以上の仕掛けと(一)連の「そうコレは/…………ばかりの街/のモノガタリ」や「しじまの朝」「無言気味の日曜」などから、言葉のもつ意味伝達性への猜疑みたいなものを漠然と感じる。正確には「シニフィエの伝達」ではなく、「意図したいこと、リアルの伝達」と言うべきか。「ヲンナノヒト」という言葉が女性を連想させるのは仕方ないことだとして、もしその人に髭がはえていたり、実は人間の形をとった未知の生命体だったり、もっと抽象的な何かだったりetcetc.した場合、その意図をシニフィアンに乗せて伝えるのに図らずもシニフィアンとシニフィエの強烈な結びつきがむしろ邪魔になってしまうことがある。それは思いを込めて綴ったラブレターなんかが良い例で、ごく個人的な経験・感情(だったはずのもの)が言葉にした途端ありきたりでつまらないもののようになってしまったりする。(三)連にもあるように、調理されたサバ(書かれたもの)の生臭さ(リアル)は現実(タワワなアんタの地球)のそれには敵わない。そこから搾り出された母乳が手垢まみれの言葉にわずかな光を与えることはあっても、やっぱり何かしらの意図は取り零されてしまう。冒頭と最終連で繰り返される「消エルタメ/ウマレテキタノ」と囁く「アタシ」は、そんな言葉では伝えきれない意図を擬人化したものではないかなと思った次第であります。

で、語り手の「ボク」はそのリアルの喪失を喪失のまま受け入れようとし、対して「オレタチ」は(七)連にあるような使い古された言葉だろうが何だろうがとにかく言葉にすることで失ったリアルを留めようとする(=モの作業)。なんだか詩人の葛藤を垣間見るような感じがします。つぶやき部屋のNo.522でしましんさんが「詩はなんだろうね。/ある出来事を引鉄にして、それをメタ化することなのかな?悩む。」と仰っていましたが実は私にも同じような気持ちがあって、メタ化することで劣化させてしまうくらいなら目の前の現実を存分に味わうだけで十分なのではないか、とそんなことを最近よく思ったりします。
でもこの詩はそれを結論としていないんですね。作品と作者を安易に結びつけるのは失礼かとも思いましたが「言葉は現実を留めておくためだけのもんじゃねえ、もっと創造的で面白いもんなんだ、言語ゲーム上等じゃねぇかゴルァ!!( ゚Д゚)ノ」と一生懸命スライダーを投げ続けるべつのさんの姿が思い浮かびましたよ(笑)それと同時に「愛」はまだ「アイ」になってはいないんですね。そこに言葉への希望を失わない語り手の姿勢が見えるようで「早々と失望してんなよ」と頬をつねられた感じです。イテテ。

以上、吉兆夢的見解でした。たいへん読み応えのある作品、ゴチでした。押忍。


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