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弓道の考察コミュの妻手の肘で引くってどういうこと?

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よく、妻手は肘で引くといいます。ですが、何のために肘で引くのか?
そうすることで何が利点になるのか?

考えたことのない方、誤って理解している方が多いのではないでしょうか?

総論でも述べましたが、中てるための三つのこと

一、狙い
二、矢筋に対する伸び
三、両手の内

を常に意識して考えていかないと上達しないと考えます


さて、問題の妻手の使い方です

なぜ肘ということが言われるのか?

結論から申し上げますと、矢筋に引くためです

妻手は大きく二つの力から構成されます

一、前腕を張り出す力
二、肘を回す力

この一、前腕を張り出す力というのがいわゆる、「捻り」「絞り」です

※補足
ベクトルの構成要素は力の大きさと、方向です
これは弓を操作する際に常に考えなくてはなりません
ここでは、一、前腕を張り出す力が力の大きさで、二、肘を回す力が方向になります

※補足2、よく「捻り」を勘違いしている方がいらっしゃいます
弓道界における誤った説の大きなもののひとつでしょう


「捻り」とは前腕を回転させ、押さえつけるような力ではなく、むしろ前腕を外に張り出していく力であると考えます。それを平付けにならないように手のひらを外に向けるように張り出すので、誰かが「捻り」「絞り」という表現を使用して、それが一部の人に誤って理解されたと思われます。


さて話しを戻します
会において、肘の位置を固定したまま前腕を外側に張るとします
するとベクトルの力は大きくなりますが、方向がずれてきます

つまり矢の向く方向がずれてきます

斜め45度に前腕を張ると矢は斜め45度的の左下に向きます

他にもどんな張り方をしても矢の方向はずれてきます

妻手の前腕を縦に取れば、矢は下に向きますし、前に張り出せば矢は後ろに向きます


そこで必要になってくるのが肘です

どのような方向の張り方であれ、前腕の張りと反対の方向に肘を動かすことで、矢筋に引き続けることが可能となります


※補足3
矢と射手の体の接点は両拳です

つまり矢筋に引くということは、両拳が矢の延長線上に動いている状態を指します

ついでに申し上げますと、狙いがずれていても、矢の延長線上に拳が動いていれば矢筋に引いたことにはなりますから、離れで誤差が生じなければ矢は真っ直ぐに飛びます

しかし当然、狙いがずれていれば真っ直ぐ飛んだ先に的はない訳ですから、中りませんが…



以上、何のために肘を意識するのかということを考察してみました

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