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武川柳澤のホタルを育てるコミュの2009年 カワニナを増やす活動

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4月になると今年も崖下の雪も溶けて山野草の花が咲く季節になった
今年は田圃の排水路沿いに猿イノシシ除けの電気柵が設置され、7000ボルトの高圧電流が常時流されているのでパトロール、餌やり、整備作業の時に気をつけなければならない
また、電気柵下の草が伸びると漏電するので除草剤を撒いて成長を妨げることになっているが、除草剤がカワニナとホタルの大敵なので、保護区域沿いの土手は草刈りで対応してもらうように農・水・環組合にお願いし実行してもらっている

昨年秋にカワニナ用の屑米を寄付してもらっているので、この時期からどんどん撒いてカワニナを増やしてやらねばならない

コメント(4)

カワニナ大発生 6月8日

先日カワニナの餌の屑米を撒いた時に6号桝に隣の田圃の溝から水が滴り落ちる部分に沢山のカワニナが密集しているように見えたが、長靴を履いていなかったので中まで入ることができなかったので確認出来なかった

今日はカメラを持って長靴を履いて確認に出かけた
他の桝にも大中小のカワニナが増えていたが6号桝はちょっと違っていた
田の水が滴り落ちる場所には草刈りの草が溜まっていたのでそれを取り除いてやると沢山のカワニナがいた
この桝の四隅にも沢山のカワニナがいたので、手を入れて泥五と掴むと沢山のカワニナが掌に残った
こうやって取った沢山のカワニナを湧水溝に撒いてやった、これで湧水溝のカワニナが増えてくれることを期待している

とにかくこの6号桝にはカワニナが大発生していた、その理由は判らないが田圃から滴り落ちる水の温度か餌だろうか

写真
左 6号桝のカワニナ
中 密集していたカワニナ
右 泥の中から採集したカワニナ
今日は雨が降ったり止んだりのお天気の中で溝掃除と斜面の草刈りを行いました
参加者の皆さんご苦労様でした

作業参加者
安藤さん、濱島さん、安本さん、金井さん夫妻、重田夫婦 以上7名
作業内容
1−3号桝の間の溝側の斜面の草刈り
6−7号桝の間の溝側の斜面の草刈り
溝と桝の掃除
6号桝の中のカワニナを湧水溝へ移植
(6号桝のカワニナは異常繁殖と思われるくらい増えていたので、半分位採取して湧水溝に移して増やすことにした)

桝や溝の中には沢山のヤゴや沢ガニが沢山いました
今日は1匹のギンヤンマが羽化していました

今後の作業予定は次のようになっていますのでよろしくお願いします
7月中旬 大型草刈り機による平地部分の草刈り(功刀組合長の協力による)
7月下旬 会員による湧水溝廻りの草刈り

写真
草刈り前のホタル保護育成地
草刈り後
桝から採取したカワニナ
ホタル育成地のカワニナを増やすために道路部分の草刈りを集落の功刀さんの協力で行うことが出来た
生まれるのが遅かったホタルがまだ飛んでいるが、道の部分にはホタルのさなぎもいないので、大型草刈機で苅っても大丈夫なのでお願いした
功刀さん、有り難うございました

これだけ苅ってあれば残る部分は細い湧水溝部分のみだが、この部分はまだホタルの交尾と産卵のために手を付けることが出来ないが、26日には刈り払い機で苅ることが出来るだろう
その頃になれば早めに産みつけられた卵は孵化して水に入り、遅い時期の卵はまだ岸辺の苔についているだろう
苔の部分を注意して草刈りをやれば大乗だろう

写真
左 道路部分の草刈り中
中 草刈り終了、きれいになった 後は湧水溝部分の草刈りをやれば良い
右 カワニナがどんどん増えて来た
日時  7月26日 午前9時30分ー11時30分
参加者 自然を守る会 濱島、安本、重田(2) 計4名
    柳澤集落   7名

ぐずついたお天気が続いていたが今日は朝から晴れて来た
今日は10時からホタル育成地の草刈りの予定だったのでお天気を見てホッとした

朝8時から集落内の道や水路の草刈りを行う作場道の日だったが、早めに終わった組の人達が9時半にはホタル育成地へ助っ人にやって来たくれた
集った人から「今年はホタルが増えたな」、「去年の3倍くらいのホタルが飛んでいたのでびっくりした」「餌の屑米を撒いてカワニナが増えたせいだろう」との声があり、集落の多くの人が関心を持って見てくれていることが判り本当に嬉しかった

大坊でホタルの養殖をしている友人の小池伸明さんにホタルの生態と草刈りについての注意点を説明してもらい、崖際の湧水路と田圃の排水溝の斜面の草刈りをお願いした
今回は自然を守る会の会員の参加は少なかったが、集落から7人もの人が助っ人にきてくれたので、予定より早い11時には予定した作業を終わることが出来た
協力いただいた集落の皆さん有り難うございました

その後で、小池伸明さんと昔からホタルが一番湧いていた崖際に放置された小さな田圃の草刈りと崖からの湧水を溜める沼地の整備をした
これまで水不足のために繁茂していた草を刈り放置されていた伐採木を引き出し、石を積んでダムを作って水を溜めることにした
その後でダムの中の草の根を抜いて今後草が繁茂することを防いで、排水溝の桝から取り出したカワニナの半分位をこのダムの中に撒いておいた
残りのカワニナは草を刈って日が当たるようになった湧水路に撒いておいた

沢山のカワニナが発生している桝に撒いた屑米は1週間で食べ尽くされていたので、明日は枡と湧水路に沢山の屑米を撒かねばならない
これまでも1週間か10日に一回くらいの周期で屑米を撒いていたが、集落のどこかで誰かが見ていたようで、集落の皆さんがカワニナの餌まきを知っていてくれたのが嬉しかったが、反面さぼれないと怖くなった
とにかく地道にやっていれば自然はちゃんと動いてくれるということだろう

写真
左 湧水路の側で大きく伸びた草を刈った
中 助っ人に駆けつけてくれた集落の人々
右 崖際の湧水をせき止めてダムを作ってカワニナを撒いた

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