と話する時のネタにしてます。松坂慶子をお付けして
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コメント(49)
ワタシが寅さんヘビーファンになった作品です。なかなか治らない病気で、入院のベッドで興味なかったのにたまたま見ました。すると、石切神社・宝山寺・阪神高速と、行った覚えのある景色の連発で引き込まれ、気がついたらベッドで号泣してました。
おふみちゃんはかわいいですね。さすがは当時の松竹の大看板（しかし演技は・・・）。ま、それも愛嬌で、とらやで一瞬だけお手伝いする場面なんかかわいさが弾けてました。
結婚の報告だと切り出して「寅さんみたいに（彼は）面白い事一つも言えへんのよ」「うちは早起き苦手やし」「客あしらいなんか出来へんし」と、自身が結婚に否定的とも思える発言をするのは、寅さんに「やめときなよ」って言って欲しかったんかなぁと感じました。ことごとくとらやの皆に説得されてしまいましたが。
お弁当デートのお店は、今は商売をやめられてますが建物はまだあります。ワタシの近所です。
おふみちゃんはかわいいですね。さすがは当時の松竹の大看板（しかし演技は・・・）。ま、それも愛嬌で、とらやで一瞬だけお手伝いする場面なんかかわいさが弾けてました。
結婚の報告だと切り出して「寅さんみたいに（彼は）面白い事一つも言えへんのよ」「うちは早起き苦手やし」「客あしらいなんか出来へんし」と、自身が結婚に否定的とも思える発言をするのは、寅さんに「やめときなよ」って言って欲しかったんかなぁと感じました。ことごとくとらやの皆に説得されてしまいましたが。
お弁当デートのお店は、今は商売をやめられてますが建物はまだあります。ワタシの近所です。
とてもいい話だったのですが、
柴又へきたフミの行動にもやもや。
これでは寅にフラれたと勘違いした、フミのあてつけの行動にも思えてしまいます。
演出不足なのかわざとなのか、山田洋二マジックですかね？
この流れで原作に少しアレンジするなら理想としては
・結婚を報告に来たフミさんだが、実はまだ寅に気があるので結婚を止めてもらいたい。
・とてもいいひとと結婚するというが、迷っていると告白。
・寅はその気持ちに気づくが彼女を幸せにできないと感じて何も言わない ＯＲ 単にふざけて相手にしない。
・フミさん去り際にサクラにだけ気持ちを話して帰ってしまう。
・妹サクラが失意の寅の前で、二人の気持ちを代弁。
・フミさん、いい人と結婚してしまうがグッドエンディング。
こんな感じの理想を書いてみましたが
やっぱり言葉に表さないほうが美しくなりますかね
柴又へきたフミの行動にもやもや。
これでは寅にフラれたと勘違いした、フミのあてつけの行動にも思えてしまいます。
演出不足なのかわざとなのか、山田洋二マジックですかね？
この流れで原作に少しアレンジするなら理想としては
・結婚を報告に来たフミさんだが、実はまだ寅に気があるので結婚を止めてもらいたい。
・とてもいいひとと結婚するというが、迷っていると告白。
・寅はその気持ちに気づくが彼女を幸せにできないと感じて何も言わない ＯＲ 単にふざけて相手にしない。
・フミさん去り際にサクラにだけ気持ちを話して帰ってしまう。
・妹サクラが失意の寅の前で、二人の気持ちを代弁。
・フミさん、いい人と結婚してしまうがグッドエンディング。
こんな感じの理想を書いてみましたが
やっぱり言葉に表さないほうが美しくなりますかね
冒頭の夢のシーンにマドンナが乙姫様として登場します。本作の「竜宮城」は大阪の安宿でした。タコ社長が竜宮城に「タコ」として登場するのは、金策に窮して東京湾の藻屑となったと心配していたら、友人とキャバレーで豪遊していたことを予期しています。妹夫婦だと思ったら孫の代になっていて、玉手箱を空けたら源公だけ老人になってしまうのは、大阪出身だけれど柴又に居ついた源公に対して、寅さんの旅人生が終わらないことを暗示しています。
目が覚めたら海岸で子供たちが亀を構っていて、寅さんは竜宮城に行く前の浦島太郎を演じ、人助けに奮闘するキャラを発揮しています。テーマ音楽は前作と同様テンポがゆったりしていますが、エンディングの装飾がキラキラしていて竜宮城の余韻のようです。江戸川べりで自転車乗りが喧嘩しているシーンは、バイクに乗り始めたさくらさんと繋がりました。
奈良に三年間、江坂に４年半住んでいたので、石切参道、生駒山、天王寺と大阪の風景と雰囲気に懐かしさを感じます。吉本新喜劇のテーマ音楽でお馴染みの「♪ホンワカホンワカ」も登場しました。関西人の役者さん、芸人さんが大勢登場することも、懐かしさに拍車を掛けますが、松坂慶子さんの関西弁はなんとなく板についていません。寅さんも大阪に馴染んだとは言い難く、東京弁のままで商売も大阪弁の同業者に押されっぱなしの様子です。関西の薄味には慣れたけれど、柴又に帰郷してからの関西弁が取って付けたみたいで、寅さんから寅屋の皆さんに伝染した「関西弁」は「おかえりやす」とか大阪弁ではあり得ず、テレビで耳にした京都弁の下手な真似でしかありません。全てが「浪花の恋」が竜宮城の夢だったことを語っています。
ふみさんのことを未亡人だと勘違いした寅さんは、素敵な女性との出逢いが夢に終わることを予期していたというより望んでいたのかもしれません。上品な口調に水商売の女性の正体を隠していて、リリーさんとは雰囲気が全然違います。ふみさんのテーマは、ひとみさん（桃井かおり）のテーマと同様、初夏の風を思わせる爽やかなメロディーが松坂慶子さんの妖艶な魔性の女をカモフラージュしています。石切参道から生駒山へ登るのと一緒にメロディーが盛り上がって、マドンナの「幸せ探し」に絡めとられた寅さんの心の浮き立ちが伝わってきます。生駒山上の茶屋で上着を脱いだマドンナのタンクトップ姿は目のやり場に困ります。寅さんが弟さんを探しに行こうと出発を促すのは、ふみさんの白く美しい肌から目を逸らすためのようです。
当時はまだオロナミンＣのホーローの広告看板を見かけることが多かったと思います。女性の来客の前にトイレから出てきてズボンのチャックを閉めながら登場する大村崑さんの挙動に期待が掛かりますが、悲しい事実を告げなければならない辛い役柄でした。平成なら３Ｋと呼ばれるに違いない作業所の人たちが本当は優しい良い人ばかりのようです。弟さんの婚約者さんは、「第２０作 寅次郎頑張れ」の大竹しのぶさんを思い出しました。弟さんは「ワット君」みたいな良い奴だったに違いありません。大阪の川の上を船が進んでいく風景も悲しみに染まります。リリーさんのテーマが流れるのは、マドンナには寅さんがついていることを歌っているのでしょうか？
弟さんを失ったふみさんは、お客さんのいる世界に戻る気がなくなって、かねてから自分にアタックしていた若い男と旅先で出逢った寅さんを秤にかけて、弟さんに近い方をパートナーに選ぶ方向に進んだと思われます。別の部屋に逃げた寅さんを残してふみさんが宿を出たとき、夜明け前のミナミの街は青く染まってまだ眠っています。
満男君役がポッチャリした中村はやと君から痩せた吉岡秀隆に変わりました。柴又に帰った寅さんとマドンナの関係にも興味津々のようです。英語の勉強にはもう飽きて英語をまったく口にしませんが、対馬を地図ですぐに見つけるとは寅さんの後継者の資格を発揮し始めています。ふみさんの彼氏は東京までついてきたようです。寅屋の電話番号を告げられていたとは、寅さんを諦めるために東京へ来たものと思うしかありません。大阪の宿の若旦那の寅さんへの恋のアドバイスは、むしろふみさんの寅さんへのアタックの仕方に当てはまっていたようです。
対馬の寿司屋さんのふみさんは、五香のリリーさんよりずっと幸せになれそうです。竜宮城の乙姫様になれたでしょうか？わざわざ後で訪ねてきた寅さんはキュービットのつもりだったのかもしれません。松坂慶子さんはお母さん役の似合う女優さんになり、２００５年の大河ドラマ「義経」では、壇ノ浦の戦いで安徳天皇を抱いて海に飛び込み、現場（ロケ地）には手形を残しています。また「乙姫様」になりました。
目が覚めたら海岸で子供たちが亀を構っていて、寅さんは竜宮城に行く前の浦島太郎を演じ、人助けに奮闘するキャラを発揮しています。テーマ音楽は前作と同様テンポがゆったりしていますが、エンディングの装飾がキラキラしていて竜宮城の余韻のようです。江戸川べりで自転車乗りが喧嘩しているシーンは、バイクに乗り始めたさくらさんと繋がりました。
奈良に三年間、江坂に４年半住んでいたので、石切参道、生駒山、天王寺と大阪の風景と雰囲気に懐かしさを感じます。吉本新喜劇のテーマ音楽でお馴染みの「♪ホンワカホンワカ」も登場しました。関西人の役者さん、芸人さんが大勢登場することも、懐かしさに拍車を掛けますが、松坂慶子さんの関西弁はなんとなく板についていません。寅さんも大阪に馴染んだとは言い難く、東京弁のままで商売も大阪弁の同業者に押されっぱなしの様子です。関西の薄味には慣れたけれど、柴又に帰郷してからの関西弁が取って付けたみたいで、寅さんから寅屋の皆さんに伝染した「関西弁」は「おかえりやす」とか大阪弁ではあり得ず、テレビで耳にした京都弁の下手な真似でしかありません。全てが「浪花の恋」が竜宮城の夢だったことを語っています。
ふみさんのことを未亡人だと勘違いした寅さんは、素敵な女性との出逢いが夢に終わることを予期していたというより望んでいたのかもしれません。上品な口調に水商売の女性の正体を隠していて、リリーさんとは雰囲気が全然違います。ふみさんのテーマは、ひとみさん（桃井かおり）のテーマと同様、初夏の風を思わせる爽やかなメロディーが松坂慶子さんの妖艶な魔性の女をカモフラージュしています。石切参道から生駒山へ登るのと一緒にメロディーが盛り上がって、マドンナの「幸せ探し」に絡めとられた寅さんの心の浮き立ちが伝わってきます。生駒山上の茶屋で上着を脱いだマドンナのタンクトップ姿は目のやり場に困ります。寅さんが弟さんを探しに行こうと出発を促すのは、ふみさんの白く美しい肌から目を逸らすためのようです。
当時はまだオロナミンＣのホーローの広告看板を見かけることが多かったと思います。女性の来客の前にトイレから出てきてズボンのチャックを閉めながら登場する大村崑さんの挙動に期待が掛かりますが、悲しい事実を告げなければならない辛い役柄でした。平成なら３Ｋと呼ばれるに違いない作業所の人たちが本当は優しい良い人ばかりのようです。弟さんの婚約者さんは、「第２０作 寅次郎頑張れ」の大竹しのぶさんを思い出しました。弟さんは「ワット君」みたいな良い奴だったに違いありません。大阪の川の上を船が進んでいく風景も悲しみに染まります。リリーさんのテーマが流れるのは、マドンナには寅さんがついていることを歌っているのでしょうか？
弟さんを失ったふみさんは、お客さんのいる世界に戻る気がなくなって、かねてから自分にアタックしていた若い男と旅先で出逢った寅さんを秤にかけて、弟さんに近い方をパートナーに選ぶ方向に進んだと思われます。別の部屋に逃げた寅さんを残してふみさんが宿を出たとき、夜明け前のミナミの街は青く染まってまだ眠っています。
満男君役がポッチャリした中村はやと君から痩せた吉岡秀隆に変わりました。柴又に帰った寅さんとマドンナの関係にも興味津々のようです。英語の勉強にはもう飽きて英語をまったく口にしませんが、対馬を地図ですぐに見つけるとは寅さんの後継者の資格を発揮し始めています。ふみさんの彼氏は東京までついてきたようです。寅屋の電話番号を告げられていたとは、寅さんを諦めるために東京へ来たものと思うしかありません。大阪の宿の若旦那の寅さんへの恋のアドバイスは、むしろふみさんの寅さんへのアタックの仕方に当てはまっていたようです。
対馬の寿司屋さんのふみさんは、五香のリリーさんよりずっと幸せになれそうです。竜宮城の乙姫様になれたでしょうか？わざわざ後で訪ねてきた寅さんはキュービットのつもりだったのかもしれません。松坂慶子さんはお母さん役の似合う女優さんになり、２００５年の大河ドラマ「義経」では、壇ノ浦の戦いで安徳天皇を抱いて海に飛び込み、現場（ロケ地）には手形を残しています。また「乙姫様」になりました。
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