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グアムの沈船 東海丸コミュのコモランのエンジンオープニング

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今日は東海丸の隣に沈む船をちょっと紹介します。

日本独特のカタカナ表記、これが世界の言葉を無理やり音的にカタカナにしているもので厄介なことがあるのです。
ハンカチ。
誰でも日本人なら通じるカタカナ言葉ですが、この言葉が外来した頃にはハンケチと言う人がいたり、ハンカチーフという人がいたりでまちまち。
もちろんローマ字で書かれている言語をカタカナに変換するときに起こる日本人の聞こえ方の違いがこうさせてしまった訳で、ハンカーのERの表示を見た人にはハンケチとなるでしょうし、そのERの発音を聞いた人にはハンカチとなるわけです。

何をいきなり言いだしているかと言えば、東海丸の隣に沈む船。
これは元々ロシアの船であったものを1914年にドイツに捕獲され船名をCormoranと改名されたものです。
カタカナ表記した場合、これはコルモランとなるでしょうし、発音を聞けばコモランとなったりしまして、船名を調べるときに結果がバラけるのです。
グアムではほぼコモランで通っていますので、ここではコモランでいきます。

第一次世界大戦中にグアムのアプラハーバーで燃料の石炭が枯渇してしまい、船長がこのまま奪われるくらいなら沈めてしまおうということで沈んだ船です。
第二次世界大戦で沈んだ東海丸とは時代に開きがあり、当然コモランにはディーゼルエンジンが搭載されてなかったことになり、そのことは船長の石炭が枯渇してしまいという話からも間違いないわけです。
ではどういう動力機関であったかといえば蒸気機関。
東海丸がニューヨーク急行線として活躍したのも、この蒸気機関からディーゼルエンジンに変わった時代だからです。
ディーゼルは蒸気機関に比べて燃料を効率よく活用でき、また動力機関として小型化できたわけですから、その性能の差は歴然。

しかしエンジンオープニングに入ってみると、その動力機関の差ほど様子に違いな見られないのです。
きっと多くの人が東海丸の船内であると言ってこの写真を見せられた時、すんなり納得するだろうと思うのです。

通路の幅といい、手摺といい、階段といい、どれを取っても二つの船の時間の差は、この写真からは見受けられないのです。

まだ下の方を調べていませんが、確実に違うのは今のところここ。
エンジンオープニングのトップ。
スカイライトと言われるエンジンオープニングの熱気と騒音の逃がし場所であり、そして明かり取りである天井の窓。
東海丸には異常に分厚いですがガラス窓がはめられています。
しかし、コモランのは鉄板です。
しかもその鉄板をつっかえ棒のような鉄棒で支えるという原始的な窓なのです。

なかなかコモランの資料は見つかりませんので調べることが難しいですが、コモランとしてではなく蒸気機関という形は是非見てみたいですね。
ただ東海丸よりも深いんですよ。

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