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トヨタの足元コミュの映ったのは「不信」だけ カローラの魂<5>

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「ヤガさん、ちょっと見てくれ」

 2005(平成17)年春。カローラを生産する高岡工場(愛知県豊田市)にいつも通り出勤した八ケ代亘(わたる)(60)を、同僚の怒声が出迎えた。

 指さす先にあったのは「カメラ」。車体が流れてくるラインの上にあり、こちらをにらんでいる。仲間が集まり、口々に言う。

 「監視カメラをつけやがった」「これじゃ囚人といっしょだ」

 八ケ代は背伸びをすると、ぐいっとカメラを下に向けた。ちょうど愛・地球博で「地球にやさしいトヨタ」とPRしていたころ。「まず、人間にやさしくするべきだろ」

 八ケ代は1968年の入社以来、ずっと高岡工場のカローラをつくる工程で働いてきた。残業に次ぐ残業だったが、不思議と心には余裕があったという。

 「“国民車”をつくってるっていう誇りはあったよね」

 入社して7、8年がすぎ、初めて買った車は3代目カローラ。試運転は妻と山へのドライブ。

 「うれしかったなぁ」

 休日は仕事仲間と山登り。野球同好会に入り、昼休みも工場のグラウンドへ駆け出した。職場には疲れを癒やす人間関係があった。

 「でもねぇ、人間、余裕がなくなると自分のことばっかりで、そんな一体感も消えていくんですよ」

 カイゼンの果て、とみえたあのカメラは労組の要求で取り外された。労組執行委員長の鶴岡光行(46)は「あれは車体の組み付け状態を見るためのもの。コミュニケーション不足による誤解だった」。

 しかし、八ケ代には効率化のため、はなから人を信じようとしないことが、我慢ならなかった。

 戦後、労使が激しく争った反省から、トヨタは「コミュニケーション」を重視する。労使の境がない同窓や同郷、趣味の懇親会がいくつもあり、スポーツ大会など“触れ合い”の場も多い。

 ただ、以前は小さな部署単位でつくった卓球、ソフト、バスケットのチームも工場単位になり「職場で盛り上がる機会が随分と減った」と鶴岡は感じる。

 期間従業員(期間工)の多用など、効率化で人間関係も薄れている。高岡工場に勤める20代の期間工は言う。

 「次の契約があるかどうかも分からないのに、トヨタマンの誇りなんてないですよ」

 誇りも信頼の絆(きずな)も薄れつつある今、八ケ代は心配でならない。

 「車をつくるのは人間なのに、トヨタには“ロボット”が増え続けてるんじゃないか」 =文中敬称略

コメント(3)

カイゼンの果て、とみえたあのカメラは労組の要求で取り外された。労組執行委員長の鶴岡光行(46)は「あれは車体の組み付け状態を見るためのもの。コミュニケーション不足による誤解だった」。


くだらない! まるでゴトを監視するパチ屋のカメラと一緒じゃねぇか!
車体の組み付けを見たいなら現場に行って自分の目でみないと真意が分からないだろ! 言い訳してるんじゃない! だったら機械が止まると不安感をあおるあの音楽はなんだ? あれはうつ病誘発曲だ・・・
相互監視でしか連携を取れないのは、ファシストのやる事ですよね?

奥田一派らしいっちゃらしいですがちっ(怒った顔)
コミュニケーションを大切に?

協力会社社員を見下しときながら、何がコミュニケーションだ・・・・
(やめる1年前から逆にプロパをいじめまくってましたが)

すべてのプロパ(ヨタ、TTDC社員)が見下しているわけではないですが、

プロパからもそのような声があがってたんですね。

改善→最初はうまくいく。しかし、煮詰まってきたらもう改善個所がないのでその会議するだけ工数の無駄。

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