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BSプレミアムで映画を観る!!コミュのアラバマ物語

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6月19日、BS2の「衛星映画劇場」お昼の部にて。
詳しくはこちら。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%9E%E7%89%A9%E8%AA%9E

いつものallcinema ONLINEの解説はネタバレ満載なので、今日はウィキペディアから。

コメント(1)

有名な古典作品のようで、いつかは観てみたいと思っていた一本。
私の記憶が確かなら、倉本聰の「北の国から」や山田太一の「丘の上の向日葵」でもその題名が出ていたと思っていたので、ずっと気になっていた。
おぼろげながら、ペック演じる弁護士がアメリカの良心の代表としていまだに人気があるということを聞いていたので、そういう意味でも興味深かった。

という訳で、最初は法廷モノだとばかり思っていたのだが...いや、実際に法廷モノではあるのだが、それは後半からで、前半はそのペック演じる弁護士のシングル・ファーザーとしてのキャラクターを2人の子供の目を通じて描く、いわばホームドラマの側面もあった。
しかも、子供の目線ということで、その兄妹のひと夏の体験を主軸に置きながら描いていたので、最初はちょっと戸惑った。

それがやがて法廷劇にシフトしていくのだが、被告が黒人ということでただならない展開...で、クライマックスへなだれ込み、いよいよラストなのだが...私の全く予想していなかった展開だったので、ちょっと驚いたし、その収束の仕方が実に鮮やかだったので、それがかえって味わい深い余韻を残してくれたように思う。

原題は“TO KILL A MOCKINGBIRD”。
「ものまね鳥を殺すには」というハーパー・リーという小説家のピューリッツァー賞受賞作ということだが、その原題の意味がこの映画のテーマそのものになっているので、邦題のイメージからはそれがなかなか沸いてこないのは少し残念だ。

それにしても不思議な映画だ。
子供の視点で描かれる物語が法廷劇にシフトするというのも新鮮だったし、子供のひと夏の思い出と法廷劇であぶりだされる人種差別の問題が、ラストで見事に収束していく過程には驚かされた。
正義は勝つ、というような単純な話ではなく、なおかつ父と子の暖かいホームドラマを押し付ける訳でもない...何ともいえない、不思議な映画。

泣ける映画ばかりが感動を与える映画なのではない...押し付けないからこそ余計に何ともいえない、今までに味わったことのない余韻が胸に刻み付けられる。
こういう古典の名作には、いまだに語り継がれる理由がちゃんとあるんだなあ...またひとつ勉強しましたぁ。

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