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BSプレミアムで映画を観る!!コミュのバットマン フォーエヴァー

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コメント(1)

主役がマイケル・キートンからヴァル・キルマーにバトンタッチ。


キルマーといえば、私が初めて知ったのがロン・ハワードの、いやジョージ・ルーカスの「ウィロー」というファンタジー作品。

タイトルロールのウィローを演じたウォーリック・デイビスがクレジットのトップにいなくて3番目、ヴァル・キルマーが確かトップで、何で主役が3番目なんだろうと子供心に不思議に思っていた。


トップスターという雰囲気ではないけれど、男臭さとスマートさを併せ持っているなかなか渋い役者さんというイメージだ。




私の記憶が確かならば、この第3弾だけ観た記憶がなくて、でも巷での第3弾、第4弾の評判は芳しくないというのもあって、期待半分、不安半分で観てみた。




...いいじゃん。


ていうか、個人的にはティム・バートンの前2作よりもずっと好きだ。


いい意味で癖がなく、全体的なバランスがいい。


バートンのように悪い意味で無駄に力を入れた部分がなく、テンポもいい。






ヴァル・キルマーのブルース・ウェインもそのキャラクター描写がより丁寧になって、過去のトラウマにもしっかり触れているせいもあって、前2作よりも断然いい。


さらには相棒になるロビンの葛藤、ブルース・ウェインとの関係性とその枷の利かせ方も、かなり巧妙だ。




バートンは趣味に走りすぎていて、肝心のキャラクターの「葛藤」がおざなりになっていたんだなあと、この第3弾を観て改めて感じてしまった。


トミー・リー・ジョーンズ演じるトゥー・フェイス(ハーヴィー・デント)とジム・キャリー扮するリドラー(エドワード・ニグマ)は、それぞれまさに卒なく、なおかつ個性的に演じられていて、さらにはバットマンとロビンを食ってしまうほどしゃしゃり出てなくて、そういう意味でもシュマッカーのバランス感覚に感心した。


1995年の作品ということもあって、CGもかなり導入されていて、スケール感という意味でも数段アップ、ガジェットもより精巧に作り込まれているという印象。


ニコール・キッドマン演じるヒロイン、チェイス・メリディアン博士との恋もサラリと巧いし、ドリュー・バリモアが端役で出ていたことにも少し驚いたw。




あとはね、やっぱりクリス・オドネル演じるロビン(ディック・グレイソン)の挿話とその存在が大きい。


その家族との関係、ブルース・ウェインとの関係をしっかり描いていて、バットマンの相棒・ロビンになるまでの過程を全体のストーリーに巧みに織り交ぜ、全体的に緻密かつ複雑な構成を実に分かりやすく描いているように思った。




この第3弾、バートンファン、あるいは「バットマン」フリークには余り評判がよろしくないのかな、でも何の思い入れもない私には、実に楽しかったし、全体の丁寧なつくりに感心した。

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