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さらば、愛しきマツダ(RE)コミュの足について

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サスペンションの基本構造を考える上でベストとされているのはダブルウィッシュボーンである事は広く知られています。

しかしダブルウィッシュボーンは小スペース化が難しくミニバン等に採用される事はまれです。

そんな少ない車種の中の1つにFD3Sが有ります。…

ってな話しは一般的な雑誌に多く載っている事ですが、ちょっと違う視点で書きたいと思います。当方の自家用車であるFDは購入当初から車高調が変っていました。

バネレートは前10k後8kと柔らかめな設定でした。荷重移動なしの急ハンドルでもズルズルと向きを変えてくれます。しかしアクセルONでオーバーステアになることが多くありアクセルONしても直ぐOFFしてしまうという走りになっていました。

アクセルONのタイミングが早すぎるためでしょうか?

ハイパワーFRからでしょうか?

そこで、

簡単な解決作でタイヤのグリップを高めました。根本的な解決には至りませんでしたが全体的な速度レンジは高くなりフルブレーキング時の安定感が向上しました。

タイヤは速さに直結します。ハイグリップであればあるほど良いです。コーナリング、トラクション、どれを取ってもです。タイヤのグリップを使い切る為の足ですが、根本的にタイヤのグリップが低い場合意味がありません。

しかし納得行かないです…本来楽しみなはずのアクセルONが憂鬱だなんて…。

次にスタビを変えました。リアは200%増しなのでロール剛性の向上は体感出来ましたがピッチ方向との違いに違和感を覚えました。

そしてついに前後16kの車高調を装着する時が来ました。とりあえず前後同じ減衰値で乗り始めた時にロール剛性が飛躍的に向上しているのが体感出来ました。試しに上記の急ハンドルをしてみると見事にアンダーが出ます。コーナーからの立ち上がりもアクセルONのタイミングが掴みやすくなりました!
ショックアブソーバーもしっかり動いていてギャップや段差を越えた時はまるで粘土を落としたかのようなおさまりの良さです。それでいて乗り心地も16kを感じる事無く普通です。(レバー比の関係あり)

「純正で多くのピロボールが使われていてトーコンもピロボールに変更している。メーカーが提供した物とは違う物になってしまった部分は多々あるが、これで良いと思える…まだまだ足りないと思える…」

例えば道路に有るワダチ(交通量の多い道などに良く有るワダチです)にハンドルを取られる事を想像してみてください。

どんな車でもハンドルを取られますが、
FDの場合、取られてワダチに沿って走る事も出来るしワダチに逆らって走る事も出来ます。乗り手の意思通りに動いてくれます。

33の場合、問答無用でワダチに取られます。そのあと無意識にハンドルを戻してしまいます。そして車体が左右に震えるような違和感を感じます。BCNR33に乗る方に相談しましたが、同じ事を感じておられました。

FDは駿馬だと思っています。

駿馬は主従関係の下で主人に対し正確な情報を与えてくれる。それを元にブレーキを踏みステアを切りアクセルを踏む。その意思に忠実に動く。どこまでもその関係は崩れない。

不意にFDに裏切られる時…それはFDが裏切ったのではなく使用者がFDを裏切っているのです。無理な操作や消耗品の劣化に目をつむりメンテナンスを怠る…それに対しFDが正確に答えてくれているのです。

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