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峨眉派之書庫コミュの峨眉十二庄の紹介?

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周巣父・周懐姜著・余鳳翔監訳『[新版]峨眉十二庄』(ベースボール・マガジン社刊)より

「峨眉十二庄 ――日本語版翻訳にあたって
                          余 鳳翔

私は洪均生老師から陳式太極拳老架を習っていたときに、“纒糸勁”と“気”の重要さを認識しました。銃で例えれば纒糸勁は銃のライフル線で、気は火薬です。ライフル線と火薬のない銃は水鉄砲の如く、たいした威力は出ません。
纒糸勁と気の集中が出来ていない武術家にも同じことがいえるでしょう。もともと気功に興味を感ずる私は、陳式を習ったあと、続けて健康気功及び医療気功として少林一指禅を習い、これで自分の内臓を改造しようと思いました。

そのとき、武術気功について一指禅の先生に伺いました。先生は、峨眉十二庄を私に推薦され、これが最善の武術気功だとおっしゃいました。私は一指禅を習ったあと、峨眉庄の十三代伝人周巣父老師についてそれを勉強しました。

峨眉十二庄は、宋の末期に四川省峨眉山の白雲禅師が、道教と仏教の命の修業法の粋を取り入れて編み出した気功法です。これは、内気を練ると同時に筋骨を鍛えるものです。この練習法は、意・気と形の一致を強調します。かなりつらい練習法ですが、長い間練習すると、体が鋼鉄みたいに固くなり、両手の指が鋼刃のように鋭くなります。拳骨の一撃で、自分も喫驚するほどの威力が出ます。これは点穴という奥伝の基本功にもなっています。鉄臂功や鉄砂掌などの練習法とは方向が違います。

峨眉庄には飲み薬も付け薬も必要がありません。内臓を壊すこともなく、かえって強めていきます。私の師祖、周潜川先生は親指をたててそれに紐の輪を掛けさせ、2〜3人に力いっぱい引っ張らせても、彼の親指はまるで鉄棒であるかのように曲がりませんでした。この人を驚かすような技は、実をいうと長年に峨眉庄を修練した自然な結果です。」

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