ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

知ろうよ、オーブンレンジコミュのホームベーカリーの基礎知識  

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 オーブントースターと同様に、番外編資料です。



 ホームベーカリー(以下HB)は、水と粉とイースト類を入れると自動でパンが焼きあがる、内釜と羽と内部ヒーターで構成された加熱調理機に成ります。

 各社によって焼き上がりの違いが有りますが、その仕上がりの違いは内釜の厚さと羽の形状に成ります、機種選択は羽の形で選択します。

 

<容量限界> 失敗は付き物

 HBは卓上に置けるが重要に成ります、その為の影響は、外気温に左右されると可動音、とした容量の限界が有ります。

 製パンは微生物発酵でのガス発生から、グルテンを伸ばして膜を作りますが、微生物はあくまでも生物なので、適正温度が関わって来ます、その為に小型なHBでは、外気温に左右されます。

 その為に現状の本体容量で、温度湿度管理が出来て可動音が無くは、現状のHBの容量では不可能と到ります。



<イースト投入> 直種方式が主流

 水分の上に粉類を置き、粉の中央を窪ませてイーストを乗せる直種方式が主流に成ります。

 一方、後からイーストを入れる中麺方式は、生地と水を手でこねて生地の状態を見てイーストの量を入れるので、HBでは使用しないのが本来の製法に成ります。

 本体にコネを任せるHBで中麺方式にするとイーストを投入する部品が増え本体の手入れと、更にイースト発酵の立ち上がりが遅く成る為に焼き上がり時間が余分にかかる為に、無理に焼き上がり時間を早めると、仕上がりの風味に左右される結果に成ります。

 但し、パンケースに材料を入れる際、水分の上に粉類を乗せる事が出来ない程不器用ならば、有効な機能と成りますがその為に部品が付加されるので、アレンジが不向きに到ります、しかし不器用ならばアレンジの考慮はしないので問題は無いかと思われます。

 但し、イーストが単体に成る事から、必然的に外気温影響を受ける為に、梅雨時期以降の夏場の予約には、不向きな結果に成ります。



< 羽 > 形状次第でパンのコシに変化

 羽の形状が直線か湾曲かで仕上がったパンの食感が変化します、その為に食べたいパンによって機種を選択しますが、特にベーグル生地等の生地の腰を求めたいか否かにも成ります。

 しかし、現代はファーストフードが全盛な食生活な為に、従来の腰が有るパンが好まれない現状が有りますので、柔らかいパンが支持されるも有るので、あくまでも食べる好みの選択と成ります。

 ちなみに一時発酵後に羽を抜かないと、羽が残ったまま焼きあがるので、底に穴の空いた形状に成ります。


 ◎ 直線  粉を混ぜる為に、コシが柔らかい洋菓子屋で良く見かけるパンに成ります。

 ◎ 湾曲  羽のカーブが生地を引っ掛け、釜の内側に打ち付けるのでグルテンのコシを起こし、台に打ち付けてこねる手こねに近い腰が発生します、しかしこねによってモーター負荷が発生させる為に、羽とモーターの強度が必要に成ります。

 
 ※ グルテンの腰については、小麦粉の配合を強力粉から薄力粉に割合を変える事で腰を落とす事は可能ですので、湾曲羽でコシの浅いパンに仕上げる事は可能です。
 


< 内釜 > パンは全面加熱

 炊飯の場合は下面過熱で米と水分を沸騰攪拌の目的が有るために、釜が薄いと熱が直に内部に入り、加熱ムラを発生させるので厚釜が必要に成ります。

 一方パンは生地は、攪拌出来ず全面浸透加熱に成る為に、内釜が厚いと熱を逃がせず耳が厚い焼き上がりに成ります、その為に山食パンの型は厚みが無くアルミ素材が主流に成ります。

 それに対し硬く焼き上げたくない為には、ソフトコースが設けられています。

 

<パンのサイズ> 減らす事は不可

 パンのサイズはメーカー指定の1斤が最低サイズに成ります、量を減らすと羽が生地を回転出来ないので、量を減らしての焼き上がりは不可に成ります。



<可動音> 容量と価格の限界

 パンに不可欠な行程にコネが有ります、この為に可動音は付随しますので可動音は妥協するしか有りません、この可動音を減少させるにはコネ行程を制御する為に電流抑制のインバーター基盤と、消音素材が必要ですが、この為に更に容量を大きくする必要が有り、加えて価格は跳ね上がります。



<ミックス粉> 本来はスターターキット 

 HB購入目的には、何が入っているかの安全性を求めるも有るために、本来各メーカーで用意しているミックス粉はスターターキットの役割に成ります。

 ちなみに米粉ミックス以外は、他社ミックス粉で焼く事は可能ですが、羽と釜の厚さがメーカーで違う為に、そのメーカーで焼いた通りには焼きあがりません。



<米粉> 100%はグルテンの代わりが必要

 パンはイーストや酵母がガスを出す事で膨らみますが、膨らむ生地を支えているのが小麦の中に有るグルテンです、しかし米はグルテンが無いので米粉100%ミックス粉はグルテンの代用としてグアガムが配合されています。

 しかし米粉は2次発酵が不要と、グアガムがグルテンより粘着性が高いために、コースプログラムと羽を変える必要が有り、米粉100%は特定機種での対応に成ります。

 グアガム以外での代用は、米を煮込んで澱粉のりを使用する方法が有りますが、強度の面でグルテンやグアガムと比べて落ちます。



<全粒粉> 本来100%は不可

 全粒粉は粉のキメが荒いために、発酵で膨らんだグルテンを裂いてしまう為に強力粉が必要に成ります。

 但し、コネを弱めてグルテンを出さなければ、本来のグルテンの膜が出来なく成るので、100%全粒粉は可能に成ります。

 但し直線羽で、腰の出さない機種ならばグルテン形成自体が浅いので、全粒粉100%は可能です、が本来の食パン自体が腰を出さないので、両極端で有るとの考慮も必要です。



< 窓 > 

 焼き上げ途中で蓋を開けると、温度が下がりパンの膨らみが落ちてしまう為に、安易に蓋を開けない為に必要とされています、熱は本来上部に上がるので、蓋に覗き窓を付けても問題は有りません。



<ミックスコール> 一粒づつ投入がポイント

 具を先に入れてセットすると、グルテンの形成が阻害される事、加えて生地こねによって具が砕ける為に、ミックスコールが鳴ります。

 コールのまでの時間は、機種によって異なりますが、モーターの強度を持たせた腰の出る機種ならば、ミックスコールも早く成ります。

 ちなみに具は一度に入れてしまうと、先にグルテンが出来上がってしまっているので混ざりが悪く成る為に、具の配置ムラを防ぐ為には一粒づつ様子を見ながら入れます。

 その為に、レーズンナッツ自動投入に頼ると、具の配置にムラが出るとの考慮が必要です。

 具入りパンが中心ならば、ミッツクスコールが早い機種選択が便利ですが、1社を除き40分後が主流に成ります。



< アレンジ >

 先に出した後からイースト投入ではアレンジは不向きです、しかしプログラム変更として、生地作り等の時間指定が可能で有れば、アレンジ使用として多様化が可能です、これは焼きだけの単体モードの有無も同様に成ります。



<他メニュー>

 パスタやうどん生地やケーキやジャム等の、パン以外のメニューですが、パンに飽きた場合に他多機能メニューが有れば、使用用途が広がる為に付加された機能です。

 ちなみにジャム・スープ・温泉卵の機能は、加熱温度がパンよりも低い為に、パンが焼ける温度があれば、付加するのは簡単な機能に成ります。 



< メニュー > 説明書付随

 説明書に付随しているメニューですが、その機種で作成したメニューの為に、メニュー数の多さが機種のコストに反映されます。



< 餅 >

 米を圧縮させて作る餅は、切り餅一枚が茶碗一杯に相当します、その為に本来餅つき機種は一升以上が基本サイズに成ります。

 本来の、もち肌と例えられる状態の滑らかで弾力が有る形状のもちに仕上げる為には、もち米を半日水に浸し芯まで吸水させて蒸し上げてからが必要です




<スキムミルク> 予約考慮レシピ

 メーカーメニューは、スキムミルクと明記されていますが、これは同重量の牛乳を使用し、その分水分を減らして代用も可能です。

 但しHBは予約が付き物ですが、牛乳は腐敗し易いので予約には不向きでその為にメーカーレシピはスキムミルクが主流に成っています、これはバターやマーガリンには風味が良い油脂が、ショートニングのレシピに成っているのも同じ理由からです。



 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 HBの場合、調理家電の中では利益率が薄い家電に成る為に、生活家電メーカー全社が作成していない現状が有ります、その為にユーザーに基本知識が明確に成らない原因に到っている様です。

 これは炊飯器とオーブンレンジの、メーカー間の技術大差と100V電源と限られたスペースから来るガスには勝てないとした暗黙からも帰依している点に成るかと思われます。

 加えてHB市場は、何故か中麺方式と手間を発生させているメーカーのみがユーザー数が伸びておりアンバランスな市場に成って居ることが、HB機種の知識を更に浅くさせる結果に成っている様で、書店でのHBレシピ本もそのメーカーを出す必要が有る現状になっています。


 余談ですが、調理機種全般に言える事ですが「美味しい」と説明する説明員は、商品知識が浅い販売員に見受けられます。

 それは説明経験から味覚の違いを痛恨している為で、商品知識の有る説明員ほど美味しいと言うことは避ける傾向に有ります、これはインターネット内の製品情報でも同様で、広告販売のメーカー機種程、本来のユーザーのコメントなので具体的な書き込みが中心に成っている様です。

コメント(11)

こんにちは。
ホームベーカリー、普段から良く使っていますが、
羽の形で食感が変わるなんて、ぜんぜん知りませんでした。
ちなみにうちは、MKのHBD816というのを使っていますが、
羽の形は太いL字型といった感じです。
これは、直線タイプになるのでしょうか??
次回、買い替えのときの参考にしたいので、よろしくお願いします♪
> すももさん

MKの場合、焼きだけの単体可動と、それぞれの可動時間が設定出来る事から、操作に慣れているならばメーカー変更はしないに限ります。


ちなみに湾曲羽のメーカーに、MKは入ります。
> 深澤さん

さっそくありがとうございます♪
МKは湾曲羽なんですね。
今のところ、季節によって、水の温度とかイースト・砂糖の量とかの微調整しながらやいてますが、焼き上がりには満足です。
でも最近、電機屋でМK製品見かけなくなったような・・・。
買い替えのときは、ネットなんかも活用して探して見ます。
ありがとうございました♪
> すももさん

ホームベーカリコミュのMKトピに、調整が出来るので米粉100%が可能だったと有りました。

ホームベーカリではリピーター率が高い要因ですね。
 三洋から11/11に発売される、米からパンを焼くコパンの資料です。

 本来はトピを立ててもと思いましたが、コミュの特性からホームベーカリーのトピ内に記載します。



 先にイーストを入れる直種方式はホームベーカリーでは基本方式で有り、表面を厚くさせない為に薄手のパンケースを使用します。

 とした三洋で販売している従来基本機種と異なり、米を水で洗った後に水と共に砕いてからとした行程の為に後からグルテンとイーストを落す中麺方式に成り、パンケースも砕くとした作業工程での耐久性から厚みの有るダイキャストを使用しています。

 しかし、グルテンを一緒に投入する為に投入箱は大きく製作されていますが、それによって覗き窓が隠れる様な構造は防いでいます。


 さて米はグルテンが含有していない為に、別途単体にグリコの製品のグルテンを加える必要が有りますが、家庭用使用の為に少量と成る為に三洋で供給品として発売されます。

 グルテンは小麦で有るには変らない為に、小麦アレルギー対応外に成りますが、本来アレルギー対応に米粉100%機種初めて発売した同社なので、グルテン無しでも作る事は可能です。

 
 砕く際にモーターからの発熱で熱を持つ事を避ける為に、40秒砕きモーターを冷ます為に休ませる方式を繰り返し取ります。

 その可動音に付いては70dbと高音に成る為に、予約時は先に米を砕いてから時間を置いて稼動させ深夜就寝の妨げを防ぐ様にプログラムされています。

 
 使用する基準米は、粘りの有るジャポニカ米を使用します。

 理由は炊き上がった時に発生する粘りの要因に成る澱粉量で、インディカ米を使用した場合はパン特有の弾力感が無くなる為に不向きだとの事です。
 洗った米を水と共に砕くので、上新粉の様な細かい粒子には成りませんが、残粒が残りプチプチ感が残る事から食感が楽しめるも有ります。

 但しダイキャスト使用とは、表面が固く成り易い要因にも成りますので、好みに寄って焼き色は薄めで使用すると良いでしょう。
とても勉強になります。ありがとうございます。今までツインバード→パナソニック→MKと使ってみましたがMK→ツインバード→パナソニックの順に使いやすかったです(パナソニックの焼き上がりがあまり好みではなかったのと独立モードがないためかも)現在他のメーカーからもいろいろ価格を抑えた機種も出回っているようですがイースト自動投入以外に価格の大きな格差はどこから来ているのでしょうか。
> フォーマルハウトさん

レタス・クロワッサン族に通じる広告宣伝費です。

要はナショナルは所詮ナショナルでしか無いと、パナソニックの足を引っ張ってます。
深澤一貴さん

ありがとうございます。そういうことなんですね。踊らされず冷静に判断した買い物が必要ですね。
 ホームベーカリーをパン生地使用に使うも有効ですが、成形パンを頻度に作る場合は専門のニーダ―(パンこね機)を導入した方が当然に大量に作る事が出来ます。


 因みにこねるが目的の機種なので、パン生地の他の粉類として麺のこねや餅を作る事も可能機種も有ります。


 として家庭で作る場合は、内釜式のレディースニーダ―と、本体の上に釜を乗せる外釜式のパンニーダ―が有ります。

 しかし外見から見ても解る様に、本体にモーターが近いと羽への接続部分が外部露出しているためのコネへの力や回転速度の差が先ず。

 そして本体内部か外部かでのモーター熱が生地影響が有る事への考慮が必要です。


 選択肢としては通常に使う小麦粉のグルテン量で、多いいのならば回転速度が速いレディースニーダ―を、少ないならば回転速度の低いパンニーダ―が適切とのことです。

 しかしパンニーダ―は外釜式なので、モーター熱影響以外に外部から冷やす事も可能な利点も有ります。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

知ろうよ、オーブンレンジ 更新情報

知ろうよ、オーブンレンジのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。