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シーシェパードを許さない。コミュのシーシェパード2010/11作戦名は「No Compromise」

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久しぶりにシー・シェパードのHPをみたら、今年の秋からの南極海調査捕鯨に対する妨害活動の作戦名称と理念?が告知されていた。

http://www.seashepherd.org/news-and-media/news-100423-1.html

以下に拙訳からその内容をご紹介します。

************

シーシェパードのニュース
Sea Shepherd News
Friday, April 23, 2010
Operation No Compromise: 『非妥協作戦』
南洋クジラ・サンクチュアリを完全に守るために、シー・シェパードは2010/2011年に南極海に戻るだろう

サンクチュアリの意味:
1. 聖別された、神聖な場所
2. ユダヤ教では、(a) 聖書に言う幕屋やエルサレムにある寺院 (b). 礼拝のためのこういった聖なる場所や教会
3. 寺院や教会の、特に聖なる場所
4. 教会の祭壇周り部分、内陣。
5. 逃亡者がそこへ逃げ込めば逮捕を免れる公的な特権を得た教会あるいは他の聖別された場所
6. そういった場所に避難して得る免除
7. 避難所・亡命
8. 鳥や野生動物がスポーツとしての狩猟から逃れて安全に繁殖・避難できる「けものみち」

(出典及び類義語の注:省略)


サンクチュアリの防護
シーシェパードの艦船と乗船員たちは、2010年12月にふたたび南極海に戻ってくるだろう。南極海クジラ保護区における日本の不法な捕鯨を阻むためだ。

「南洋のクジラ保護区は、国際的にクジラの保護区として、まさに『サンクチュアリ』として設定されている。」ワトソン船長は言った。「この『サンクチュアリ』ということばが何なのかを、人々は理解していない。サンクチュアリとは、不殺生、保護、避難、亡命を意味する。我々はクジラを、すべての我々に与えられ守りうる生物資源とともに、サンクチュアリのなかで守るのだ。」

シーシェパード・コンザヴェイション・ソサエティは、日本の南極海における鯨の殺戮の合法化に関わるいかなる妥協にも関心がない。捕鯨者に捕殺割当を与えることは、鯨保護区に設定された中であれば、それを合法化することにはならないだろう。南緯60度以南の水域での商業捕鯨は、南極大陸周辺水域での商業的漁獲活動を禁じる南極国際条約を侵す以上、合法化できないのだ。南極海での商業捕鯨を合法化する唯一の方法は、南極海の鯨保護区を廃棄し、南極条約を撤廃することだ。シーシェパードの艦船は南極海での鯨捕殺割当がゼロになるまで、南極海に帰ってくるだろう。

「たった一頭の鯨の捕殺でも国際保護法の侵犯なのだ」ワトソン船長は言った。「個々の鯨の生命の保護に加えて、南極海の鯨保護区の完全性をも、我々は守っている。」
シーシェパード・コンザヴェイション・ソサエティはニュージーランドやアメリカ合衆国のような国々が日本とした妥協を拒否する。
「私はこれらの国々が密漁者たちと交渉しているのに驚いている。」ワトソン船長は言った。「彼等は象の密猟者や鮫の捕獲者、麻薬密売人などとは交渉しないのに、なぜ日本の捕鯨者には特別な配慮をするのか?その理由は、日本が経済大国で、経済的圧力によって要求を通しているからだ。」

シーシェパード・コンザヴェイション・ソサエティは、鯨を守るために命と自由の危険を賭して、南極海捕鯨船に喜んで乗船するボランティアを募集している。アディ・ギル号を大破沈没させた捕鯨船に乗り込んだピーター・ベスーン船長を科罰したことは、シーシェパードを抑止しないだろう。シーシェパードはすでに、次期に必要とあれば、日本に囚われの身となって連れて行かれるのを望む、何十人というボランティアを確保している。

次の12月のキャンペーンは、南極海鯨保護区での日本船による鯨密漁に対する、シーシェパードによる七回目のキャンペーンになる。シーシェパードは次のキャンペーンを『非妥協作戦』と呼び、国際捕鯨委員会の前のテーブルに、我々の妥協拒否の意思を示すものだ。

「もし彼等が妥協案を押せば、我々は対抗で回答するだろう。」ワトソン船長はコロラド州スプリングスから言った。コロラド大学で講義を行っているのである。「ニュージーランドは妥協案は南極海での捕殺を半分に削減するよう求めている。我々がすでに半数に減らしたので、この妥協案は何も付け加えて達成するものがない。我々は半数削減に満足していない、我々は100%の保護以外には求めていない。もし妥協案が半数に削減するなら、我々は戻ってきてその半数に削減し、さらにその半数に減らしていく。我々は最後の銛が引退するまで、サンクチュアリから撤退しないだろう。」

『The Whale Wars 第3期』は、アメリカ合衆国で6月4日からアニマル・プラネットで放映される。

シーシェパードは降伏も退却もしない、南極海鯨保護区から日本の捕鯨船が駆逐されるまで妥協しない、永遠に!

**********

今回のアナウンスのツボは、IWC議長妥協案のいう、『南極海調査捕鯨割当数半数削減』は、すでに我々が今期の妨害で半数しか捕れなかったことで、達成されているではないか、別に何の新味もなく、実際に南極海調査捕鯨において鯨を保護しているのは、我々シーシェパードであって、アメリカでもニュージーランドでもなければIWCでもない、と言っている点であろう。

来期もまた妨害キャンペーンをするけれどもベスーン船長のように日本に捕縛されるのを志願するボランティアが何十人もいる、と息巻いている。

個人的にオモシロイとおもったのは、『サンクチュアリ』についての定義をわざわざ再確認していることだ。南極海サンクチュアリ論に対しては、以下の議論経緯がある(日本捕鯨協会HPより)。


1994
IWCは監視取締制度を含む改訂管理制度(RMS)が商業捕鯨の再開に必要であることを確認。また南極海鯨類サンクチュアリーを決定した。(日本はこの決定に対し、豊富な資源量があるミンク鯨を除くべきであるとの異議を条約の規定に従って申立てたので、この決定には拘束されることはない)
1995 IWCは改訂管理制度完成を引き延ばしている。日本は南極海鯨類サンクチュアリーは科学的な根拠に欠け、条約に違反しているので法的な検討が必要であるとの主張を続けている。


SSは今期、南極海サンクチュアリ論を前面に立てて、その真の保護者は我々であるというキャンペーンを行うことが予想できる。英語圏の人々にとってのサンクチュアリの天国的・楽園的イメージと重ね合わせて、まさしく鯨保護のクルセイダーズとしての自らのイメージ形成を図るのであろう。

しかし南極海国際条約が否定しているのは商業捕鯨であり、科学調査のための捕鯨は認めている。日本の調査捕鯨の規模がIWCの予想を桁違いに越えたものだったので、論議を呼ぶことになったという説もあるが、SSは日本の調査捕鯨を商業捕鯨とみなしており、違法性の根拠をそこに求めているが、一方でサンクチュアリ論によって、「一頭たりとも殺させない」と言っている。国際条約の法的解釈の議論には乗らない態度である。

たぶん目新しい主張ではないとおもうが、アメリカやニュージーランドも敵に回した(オーストラリアは違うらしい)物言いは、ある面反体制運動としてのSSの活動の側面をあらわしている。

コメント(12)

なんか中二的な臭いがプンプンするな…
シーシェパードってなんにもわかってないんですね┓(-_- )┏
そういえば、マグロ漁業妨害作戦は成功したんでしょうかね?

もしかして欧米の沿岸警備隊に追い立てられて逃げ帰ってきたのかなw
> ひろひろさん

なんかやったという話を聞かないしねえ。

鯨と違って、漁業従事者が日本の捕鯨船団みたいに行儀がいい方々ばかりじゃないとわかってビビったんでしょう。口だけは勇ましいけど実力行使されると弱っちい連中である事は、去年LRAD食らわせたときにバレてるし( ・・)/
 クロマグロ漁の妨害は5月中旬から7月いっぱいっていう発表をしていましたから、まだ始まっていないのでしょうね。

 敵をあなどってかかるのは禁物です。正しい情報を集めるようにしましょう。

> のりぴー@だが断る。さん

確かにこの言い分は中二的ですね(^_^;)いい大人が・・・
ポール・ワトソン代表に逮捕状がでましたな。ソースは産経MSN。

これで日本としては政府レベルで「環境テロリズムを容認しない」という事を決めた訳だけど、犯罪者引き渡し条約が問題かねえ。

一応アメリカとは条約を締結してるみたいだけど( ・・)/

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