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インド夜想曲コミュの皆さん何読んでます?/読みました?

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インド夜想曲がお好きな方は、他にどんな本を読むのかな?って好奇心から立てたトピックです。

コメント(41)

最近、マルグリット・ユルスナールの「東方綺談」をかなりの久方ぶりに再読したのですが、ユルスナールはやはりいいなと思いました。

そうそう、タブッキ作品は夜想曲が初めてだったのですが、「供述によるとペレイラは」を見かけ購入してあります。現在読んでいるものを読み終えたらこれを、の予定です。

ちなみに只今読んでいるのは、マハーバーラタをラジャーゴーパーラーチャリという人(インドでは高名な人物とか)がお子様向けマハーバーラタ物語に仕立てたものです。
原典訳マハーバーラタのほうは、翻訳者が亡くなられたため(11巻完結のところ8巻迄出版)途中までしか読んでいないのですが、それはそれは素晴しいのです。。。
エレファンタさん

ユルスナールは、僕も「ハドリアヌス帝の回想」を読みましたよ。時代を超えて、人物の内面まで創作することの出来る素晴らしい作家だと思いましたね。「東方綺談」は日本が舞台になっている話もあると聞き、いつか読んでみようと思っている本です。

マハーバーラタですか!一説には古代核戦争の様相を描いたとも言われる壮大な神話ですよね。時間があればぜひ読んでみたいものです。
ただいま読んでいるのは、I・アシモフの「ファンデーションの彼方へ(上)」です。
タブッキとは全くジャンルも文体も違いますが、たまにはSFも良いです。

これから読もうと思っているのは…ファウンデーションシリーズが上記のものを入れてあと8冊、スエトニウスの「ローマ皇帝伝」上下巻、L・デ・クレシェンツォの「クレシェンツォ言行録」、ルクレティウスの「万物の根源」ってとこでしょうか。…ずいぶんと偏ってますよね(^−^;)
そもそもほとんど本を読む時間がないので、いつ読み終わるのかという根本的な問題がありますが。
イーオさん

SFは結構読んだのですが、アシモフは読んだことがないです。ファウンデーションシリーズは、他の作家にも書き継がれている壮大なスケールの物語のようですね。スターウォーズの構想も、これが基になったと聞きます。いずれ時間をかけて読んでみたいですね。

yukaさん

渋いセレクションを読まれますね!D・H・ロレンスは若い頃何冊か読みましたが、エトルリアの故地というのは初めて聞きました。前に読んだ本だと、メキシコの風土を叙情豊かに描いた作品がありました。その本もイタリアを叙情豊かに描いているのでは、と想像します。
イタリアの小説って、あんまり読んだことがないです。他はエーコぐらいかな。モラヴィアは昔の人気作家ですね、これも読んでみたいと思います。
yukaさんの ヘロドトス「歴史」を目にし、嬉しくなりました。
(昔々)史学科の学生だった時、教授のお薦めリストの中から読んだ中で一番印象に残っています。いいですよね。
D・H・ロレンス。。。(こちらも昔々)ちょっとはまったことがあるのですが、「プロシア士官」という短編は今でも思い出します。

エーコ。。。 「薔薇の名前」で大感激し「前日島」「フーコーの振り子」と読みましたが、他にも翻訳されてる小説あるのかしら?  
プロシア士官ってどんな話でしたっけ?昔読んだような記憶があります。

僕が好きなD・H・ロレンスの短編は「馬に乗った女」ですね。馬に乗ってメキシコを旅する女が、未開の部族に魅せられ、やがて自ら人身御供に供せられる話です。最初、新潮文庫の短編集で読み、その後大学の英語の授業で原文も読みました。
「プロシア士官」は、山中に駐屯し演習中のある連隊の将校とその若い当番兵の話です。

昨日気になって久しぶりに再々読したところ、なんというか自分のいだいていた印象とかなり違っていてびっくりでした。
作品に対する読み手の視点が、その時期その時期で変化するのは当然だと思いますが、私の場合、プチ妄想的要素も入りこませてしまうこともあるようで。。。
エレファンタさん

プロシア士官の解説を有難うございました。
ロレンスが生きていた頃は、まだプロシアって国があったんですね。今はもうないプロシア、なんとなく郷愁をそそられる名前です。
るりらさん

イタリア語で現書が読めるとは、素晴らしいことですね!イタリアはダンテ、ボッカチオなど古典文学の宝庫ではないですか。イタリア語出来たらそういう本も読めて楽しいだろうなと想像します。
最近のイタリア文学のトレンド、勉強になりました。タブッキ以降の世代が翻訳されているんですね。どうもヨーロッパの最近の小説は、ヌーボーロマン(これも古いですね)の難解さを想像して敬遠してしまうのですが、最近のは読みやすいのかな。今度チャレンジしてみます。
オルダス・ハクスレー「知覚の扉」よみおわりました。思ったより時間がかかってしまいました。ピュアなものに対する感覚の衰えを感じました。

次の読書は、読みかけで中断していた、山崎豊子の「不毛地帯」です。我ながら節操のないセレクトだと思ってます。
タブッキの「供述によるとペレイラは・・・」読み終えました。
1938年のポルトガルが舞台のこの作品、雰囲気は夜想曲と全く異なりますが、夜想曲に登場した作者のこだわりキーワード(?)が幾つかこちらでも見られ、はっとしたり、にんまりしてしまいました。
私にとっては二作目のこのタブッキ作品。
本当のことを言うと、夜想曲はあまりに私をくすぐるツボ満載すぎ、初めて読んだタブッキに対し、何だか本当に信用していいの〜?という気持ちを持ってしまっていたのでした。
「ペレイラ」読んで良かったです!
エレファンタさん

「供述によるとペレイラは・・・」ですか。1938年ポルトガルというと、サラザールの独裁体制下を舞台にしているのかな。そういう抑圧的な時代って、えてして魅力的な文学の舞台になりやすいですよね。「存在の耐えられない軽さ」とか、「蜘蛛女のキス」とか。

タブッキはポルトガル文学が専攻でしたよね。インド夜想曲にもポルトガルの詩人ペソアについての言及がありましたね。自分の得意分野で繰り広げられる文学、どんなものになるのでしょうか。

「供述によるとペレイラは・・・」、興味あります。
黄金丸さん

  「ペレイラ」について、お読みになる前からお見通しですね。。。

 「ペレイラ」の前に読んだ、「マハーバーラタ」のお子様向け版について。これは書かれたのが1950年頃ということですが、真珠湾奇襲を引き合いに出したり(日本を責める意図はなさそうですが)、教育的見地からとおぼしき作者の意図がちりばめられ過ぎて、少々興ざめでした。
やはり、そのままの「マハーバーラタ」に限る! という思いを強くいたしました。。。
エレファンタさん

やっぱりそうでしたか(笑)

なるほど、マハーバーラタの子供向け翻訳は今一つでしたか。もしかしてサンスクリット語からの直訳ではなく、英語を介しての二重訳でしょうか。まあ英米人には先の大戦での日本の攻撃は想定外のショックだったようですからね。昔チャーチルの回想録を読んだのですが、やはり日本に対する驚きと偏見が素直に露呈されておりました。時代背景を考えるといたしかたなし、ですかね。かの”指輪物語”も、人種的な偏見が背景にあるといいますし。
そう、この「マハーバーラタ」のオリジナルは、C・ラジャーゴーパーラーチャリという(インドでは政治家・文筆家として有名だったとか)が英語で書いたものです。となると二重訳ではありませんが、筆者前書きに、この本はインドの家庭や村の集まりなどで親しんでもらいたいとあるので、それなら何故に英語?とも思いましたが、地域によりその言語も異なるというお国事情ゆえ、そうしたのではないかと勝手に憶測しています。
「指輪物語」読んだことはありませんが、映画はかなり楽しんで全作観たものの、人種的偏見の匂いは結構感じました。 
まあインドは公用語が確か12種類もある、多言語国家ですからね。このため中流以上の階層の標準語は英語となっています。作者も英語で書くと一番広く読んでもらえると意図したのではないでしょうか。
指輪物語、実は僕も映画だけです。原作が書かれたのは同じ50年代、指輪は核兵器を、悪の魔王は共産主義を、手下になる怪物達は我々アジア人を象徴していると、どこかで読みました。やはり書かれた時代ごとに、イデオロギーは反映されてしまうものなのですね。
スタワニフ・レムの「完全な真空」を読みました。短編集ですが、この本が大変ユニークなのは、すべてが架空の本の書評であるということ。長編小説のあらすじのような書評や、作者の思想を凝縮したような書評、はたまたこの世には存在しえないような本の書評まで、その内容は多岐にわたり、久々に面白い本を読んだと思いました。
架空の書評集、という成り立ちから言っても、特に読書好きの方におすすめの本です。
スタワニフ・レムというと「惑星ソラリス」の原作「ソラリスの陽のもとで」を先ず思い出します。
というか、私の場合その一作しか思い浮かばないのですが、そんな作品もあったんですね!
ん〜〜、ちょっと興味あるかも。
  
 このところ読んだのは、「インド夜想曲」の素晴しい翻訳者・須賀敦子さんのエッセイ集「ユルスナールの靴」です。
 エッセイというジャンルは敬遠してきた私ですが、(タブッキの二作品を読み)こんなに素敵な翻訳をしてくれた人のエッセイなら、しかもタイトルがユルスナール絡みだし、ということで読んでみましたが。。。
  やはり、とても素敵なものでした!
エレファンタさん

そうです。そのスタニスワフ・レムです(名前間違えてました)。SF以外にも、ポスト・モダン的な文学を書いてます。たしか去年亡くなったのかな、惜しい人を無くしました。

レムの作品だと、架空の本の序文ばかり集めた”虚数”という本も面白そうだな、と思ってます。いずれもボルヘスを経てタブッキに通じる、書物の魔力を感じられる作品かな、と思ってます。

須賀敦子さんのエッセイだと「トリエステの坂道」を読みました。いわゆるイタリア的な、能天気な感じのエッセイではなく、労働者階級の生活や悲しみを描いた、大変味のあるエッセイでした。白水社から全集が出ているようですね。
正しくは、スタニスワフなんですね。了解!
いずれにしても、私にとっては覚えにくい名前です。。。
さて、このGWにはハイエクの”隷属への道”を読みました。

なぜ社会主義や共産主義が人間性を破壊し、人間を隷属状態に置いてしまうかの理論を展開した本書、自由主義のバイブルでもあります。

もはやインド夜想曲とは何の関係もなくなってしまいましたが、一応御報告まで。
ルクレティウスの「万物の根源・世界の起源を求めて」(近代文芸社)を読みました。
たまには古典中の古典も良いものです…って、イーオはそんなのばっかり読んでますが。
ルクレティウスは岩波文庫ですね。あのへんの古典も面白そうですね。
ルクレティウスの同書は以前に岩波文庫版も読んだことがあります。
読み比べると翻訳時期、翻訳者の違いでこうも表現が違うのかと思えて面白いです。


ただいまL・デ・クレシェンツォの「クレシェンツォ言行録」を読み始めました。

我ながら何となく皆様とはズレた方面の本ばかり読んでるような気が…(笑)。
最近読み終えたのは、「インドカレー伝」ミリー・コリンガム著(河出書房新社)というもの。

インドにおけるカレーが現在食されているようなものになった経緯として、イスラム支配による影響は勿論ですが、ポルトガル人が新大陸から持ち込んだ、それまでインドにはなかった香辛料の流布とかによっても変革があったんですね。考えれば当然ですが、新鮮に感じました。

カレーではないのですが、びっくりしたのは、インドで紅茶を飲む習慣が広まったのが、20世紀初頭のイギリス人による、紅茶普及協会の大キャンペーンによるものだったとは!  
その本、面白そうですね!河出文庫でしょうか。僕も読んでみようかな。

カレーは、新大陸から唐辛子が伝わって以降ですもんね。他にもキムチ、七味唐辛子、トムヤンクン、エビチリなど、伝統的な雰囲気のする料理も、実は意外と歴史が浅かったりします。伝統とは何か、考えてみると面白いですね。

紅茶の件は知りませんでした。イギリスのインド支配においては、イギリスはインドに対して恒常的に貿易赤字だったそうです。それを解消するために、紅茶の飲用をすすめるキャンペーンをやったんでしょうね。まあ、同じ貿易赤字解消のため、アヘンを売りつけていた中国に較べれば、大変平和的なキャンペーンですね。
   「インドカレー伝」、2006年12月初版のハードカバー本なんです。
  
   ほんと、アヘンに比べれば天国と地獄〜!?
管理人、しばらく放置プレーで申し訳ありません。

最近読んだのはソースティン・ベブレンの「有閑階級の理論」。有閑階級が、消費という行為を通じていかに自己顕示をしているのかを、文化人類学的に考察した名著。昔の本なので、考察の対象となる時代はヴィクトリア朝時代のため、事例は古いのですが、現代に通じる深い洞察が込められています。
   はい管理人さん、どなたか書いていないかな〜?  と、時々覗いておりましたよ!

  「有閑階級の理論」、面白そうですね。
  具体的事例がバンバン載っていることを期待してしまいます。
  インド統治時代のイギリス人の間では、カレーを正式なおもてなし料理にすることがステイタスだった一時期もあるとか、なんて話しをあまり関連性はなさそうですが、思い出しました。
   
エレファンタさん

コメントありがとうございます。コメントいただけるのはエレファンタさんだと信じてましたよあせあせ

有閑階級の理論、具体例はばんばん載っています。服飾、アクセサリー、マナー、調度品、使用人など、まさに19世紀末のイギリスのブルジョア階級の生活を網羅しているといっても過言ではないですね。興味があればぜひ!ただ読みづらい翻訳のため、読書に長い時間を要しました。

インド赴任のイギリス人の間ではカレーがステイタスだったんですね。まあ美味しくなさそうなイギリス料理でもてなされるよりは、大好きなカレーでもてなされるほうが、何倍も嬉しい、っていうのが個人的な感想です。最近イギリスでもインド料理の店が盛況のようですね。カレーの美味しさはまさに文化の垣根を越える素晴らしい人類の財産だと思います。
  「真珠の耳飾りの少女」を読みました。
  トレイシー・シュヴァリエという作家が1999年に執筆した、タイトルどおりフェルメールのあの作品を題材にした小説で、当時かなり売れた本とのこと。
  これを原作とした同名映画は封切時に観ましたが、今でもとても好きな映画です。
 映画を観たのはフェルメール好きだからという訳ではなかったのですけれど、その後は少々興味がわいたりも。
  僅か30数点の現存作品のうち、6点に同じ衣装(着用の女性は別人)が描かれているのって妙に思えません?  白貂のトリミングがされた鮮やかな黄色の上着なんですが。
 それがこの小説を読み、一件落着!
 この上着はフェルメール家のもので、モデルとなる人にその都度貸していたということになっていました。(フェルメール死後の財産目録資料とかもあるようなので事実の可能性有りかも)ああ、一応すっきり。内容には触れず仕舞いですみません。
 とにかく「インド夜想曲」同様、原作も映画もどちらも素敵です。
 
エレファンタさん
最近テレビでこの絵を見ました。映画はまだ見ていないのですが、きれいな絵だなと思っていて、どうやって描かれたのかを知りたいと思っていた所でした。想像で描いたのではなく、モデルがいてその人を描いたという可能性が高いということなんですね。今度映画も見てみたいと思います。
エレファンタさん

「真珠の耳飾りの少女」は、私の母が好きで、DVDが実家にあったと思います。今度見てみますね。フェルメールの絵に出てくる人が同じ衣装だったとは、初めて知りました。画家自身がよほど思いいれがある衣装だったんですかね。まあその辺も映画を見ると明らかになる、という感じでしょうか。

僕が最近読んだのは、カズオ・イシグロの”日の名残り”。イギリスの執事が主人公の小説です。なかなかよかったので、こちらの映画も見てみようと思っています。
鈴子さん 
   それが、研究者によると「真珠の耳飾りの少女」は特定のモデルを描いたものではなく、鈴子さんがお書きになっているように、想像で描かれたという説が有力とのことなんです。この小説、フェルメールの家族状況などに関しては事実に基づいているけれど、モデルの少女に関しては全くのフィクションらしいです。
  でも、原作も映画も、こういういきさつで生まれた作品なのね!と納得せてくれちゃうのです。
  お薦めです。
黄金丸さん
      昨夜はBS2のアグリーベティーの放送時間が迫っていたために、なんか訳わからないコメントになってしまったので、書き直しさせていただいちゃいます。
      フェルメールの作品って、出来のばらつきというか作風の差異というかが、作品数が少ないだけに、すごくそのあたりの違和感を強く感じてしまうんです。
    で、6回も登場しちゃう白貂トリミングの黄色い上着。この6点に絞って比較してみるのも一興です。
    原作にあるシニカル度(あまり当を得ていない言葉かも)が、映画では記憶の限りですがあまり無かった気がします。
   読んだついでにDVD購入したので、もう一度観るのが楽しみです。
  
   「日の名残り」の作者が日本人だったとは。。。
   映画ではアンソニー・ホプキンスが執事役というのだけは、知ってます。

   
     
エレファンタさん

フェルメールはどうも有名になりすぎて、ひねくれものの僕には、今から食指が動かない分野なんですよね。どうも日本人は一人の画家が流行ったらみんなそっちに流れてしまうというか、フェルメールブームも過熱気味のような気がします。

日の名残りの作者は日本人です。でも子供の頃にイギリスに移住したので、日本語はあまり話せないようですよ。あくまでも英米文学の作家です。逆のケースを考えると、柳美里みたいなもんでしょうか。

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