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本の余白にメモコミュの『知識デザイン企業 ART COMPANY』紺野登

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http://tinyurl.com/596van

※IDEO、ナオミ・クラインから、分散型エネルギーやポール・ホーケンまで、興味の対象が同じすぎて改めて畏敬の念!!!
・経営の真摯さ
・創造的再定義

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1. 創造経済とアート・カンパニーの台頭
・情報格差だけでは価値格差を生み出すことはできない
・「不確実な環境変化に対する感受性」
・Google Chief Cultural Officer(最高文化責任者)s・サリバン
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20348841,00.htm
・サービスのイノベーションから、インフラ企業(鉄鋼業、エネルギー、運輸サービス)との「共進化」コ-エヴォリューション
・過去の分析→多元的な未来を見る目
・美的マネージャー by ジョン・ドブソン
・アートカンパニー by ピエール・ド・モンスー→「遊動」(構想力と悟性の遊戯シラー)

■アートカンパニーのモデル
・先行的構想力(先見力)←★予感力
・プロダクトに多様な要素を綜合する(形成力)
・創造言語(革新力)

・「自らの主観性、価値観が、組織や経営者のそれと合致したときにしか、創造的な行為は行わない」
・動機と経営の真摯さ

2. モノの概念が変化した
・フェノミナル、phenomenal ←ジョブスがよく使う言葉
・一極集中という社会的不効率性
・分散型エネルギー、自然資本
・ネクストマーケット
・ポイント経済とギフトエコノミー

3. 真摯さという資産
・倫理を超えたところ
・sincerus 純粋であること→「これ以外にはありえない」ところまで考え抜く姿勢
・ディスコ「誰が社長になってもいい」
http://www.disco.co.jp/jp/index.html

4. 知識デザイン:知をオーガナイズする
・「無名の質」クリストファー・アレグザンダー パタンランゲージ
・無名の質の7つの特性=Alive / Whole / Comfortable / Free / Exact / Egoless / Eternal
・「体験型認知」への偏り、「内省的認知」でバランス
・BBC Innovation Labs
http://www.innovationlabs.com/
・「主体間の知の共有が新たな創造に向かう」
・デザインしないデザイナー

5. 知識デザインの方法論
・創造的再定義
・エコデザイン by UNEP →購入済み
・パタンランゲージ ★まだ理解はできてないかも
・言語の本質は創造である

6. アートカンパニーの条件
・エコキャピタル
・ナレッジシティ=バルセロナ、サラゴサ、マンチェスター、ダブリン、デルフト、アイントホーフェン、ヘルシンキ、ストックホルム、ミュンヘンなど
・新アレクサンドリア図書館
http://www.bibalex.jp/
・無断居住者とイノベーション←スチュアート・ブランド City Planet
http://architecture.myninjaplease.com/?p=2691
・マイクロカンパニー
・オランダ Future Center
・センスメーキング→腑に落ちること
・可能主義の経営

■アートカンパニーの条件
1. 社会との共創〜新しい意識を持つ顧客・消費者、パートナー、企業とのグローバルな共創機会を設ける。
2. 技術でなく人間、結合ではなく綜合ーハード、ソフト、サービス/ビジネスの三位一体。技術革新ではなく、人間集団が起こすイノベーション・バイ・デザインと心得る。
3. 無名の質をデザインするー知識創造の方法論やパタンランゲージなど、独自の知識デザインの方法論を共有する
4. エコキャピタルの重視ー自然資本と知識資本で繁栄する
5. 真摯さー社会的・客観的な次元での感情的な思考・行為を経営理念に求めたり組織活動の基盤とする(良いもの作りが心の回復につながる)
6. 組織として豊かな知を有するー知的多様性の尊重、ダイバージティの受容が組織の知識資産を豊かにする
7. 思いをもつ個人と、個のネットワークの力ーチーム力、利他主義、その中でのこの自己超越を推奨・啓蒙する組織をめざす
8. 伝統と文化ー美学・哲学などリベラル・アーツの重視、知の継承
9. 活発なコラボレーションとそうした環境ー「場」の創出、創造的な対話や評価の場
10. 可能性追究主義の戦略ー多元主義に基づいて大所高所からのメリットを志向する生き方、非決定論的戦略

コメント(1)



p.113
「アートカンパニーの役割は、道徳企業という存在を超えていくものだ。つまり、新たな市民や新たなコンシューマー・アイデンティティを持つ消費者の出現を契機ととらえ、創造的なプロダクトを生み出していくことを使命と考える、新たな意識的傾向を持っているといえる。」

p.115
「創造には、一つのことに真摯に一心に取り組む姿勢が不可欠である。それは集中力、持続力である。(…)真摯さは真を求め、善を追究し、美に到達しようとする姿勢である。ゆえに真摯さは、創造経営のサイクルにおいて、創造性を志向し、社会・顧客の善を目的として組織を駆り立て、成果を具現化する上で不可欠な、ナレッジ・ワーカーとその企業の基盤となる資質である。真摯さは人間的姿勢であり、企業にとって、まさに再生可能な資源なのである。」

p.237
「言語による創造は「テクスト生産」とも呼ばれるが、そこで重要なのが「詩的言語」である。(…)われわれの深層でマグマ上の創造的運動が発生する。そこで、詩的言語が語られる(パロール)ことで、知識創造(テキスト生産)が行われる(知が湧き上がる)生まれたテクストは、彫刻のように閉じた個体ではなく、創造的であればあるほど同時代やほかの時代に連なる、無限に開かれたものとされる。」

p.259
「消費者に待たれているのは、新たな機会や希望や驚きである。新たな需要の創造は、そうした新たな消費者意識にこそ源泉がある。現代の消費者の意識は、マスマーケティングの時代のそれとは異なっている。彼らの意識はグローバルであり、なおかつ内面的な価値を重視する。哲学を志向し、平和や理想的社会を心に描き、エコロジーに興味を持ち、単純なマーケティングにだまされない意志やセンスを持つ。」

p.282
「イノベーションが起きやすい組織とは、「人」を単位として成立するものであり、その組織も、階層的なデザインによるものではなく、有機的なネットワークに基づくものだ。これは当然アート・カンパニーの特性のひとつとなるだろう。こうしたネットワークに支えられて知識資産が共有され、企業は次の未来を生み出す。企業が未来に向かって先駆的に思考する能力と、その思考が実現されるかどうかは、組織が集合的に持つ知力に依存する。」

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