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本の余白にメモコミュの『聖地の想像力 - なぜ人は聖地をめざすのか』植島啓司

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http://tinyurl.com/6rnubj

・情報と移動「移動こそすべて」
・「場所を変えるとは、とりまく自然の質を変えることだ。」(ガストン・バシュラール)
・ある場所というのは人が自然に幸福で力強く感じるところである
・「聖地で眠ること」

→夏に天川いこうっと。

★サーペントマウンド
http://en.wikipedia.org/wiki/Serpent_Mound

★ローデンクレーター(ジェームズタレル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%AB#.E3.83.A9.E3.82.A4.E3.83.95.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.80.81.E3.80.8E.E3.83.AD.E3.83.BC.E3.83.87.E3.83.B3.E3.83.BB.E3.82.AF.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.82.BF.E3.83.BC.E3.80.8F

★天川村
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%B7%9D%E6%9D%91

★法隆寺夢殿
http://www.horyuji.or.jp/yumedono.htm

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はじめに
・×「居ながらにして情報が手に入る」→○「どこにいても世界中の情報が手に入る」
・×「すでに情報に関しては世界同時生起的だ」→○「情報に新たなヒエラルキーが生じる」
・場所のネットワーク

■聖地の定義
01:聖地は一センチたりとも移動しない。
02:聖地は極めてシンプルな石組みをメルクマールとする。
03:聖地は「この世に存在しない場所」である。
04:聖地は光の記憶をたどる場所である。
05:聖地は「もう一つのネットワーク」を形成する。
06:聖地は世界軸で貫通しており、一種のメモリーバンク(記憶装置)である。
07:聖地は母胎回帰願望と結びつく。
08:聖地とは夢見の場所である。
09:聖地では感覚の再編成が行われる。

1. 聖地の定義
・神話=地理学
・ナンシー・D・マン「デザインは自分自身(身体)の外側に社会的フォルムとして存在している。それに対して、デザインがそこから生まれる夢のイメージは、自分自身(身体)の内側に閉ざされたプライベートな経験である。デザインは夢の潜在力を社会的フォルムとして保ちつつ、それをダイレクトな感覚的経験を通して個人への式へと環流させる。」
→「神話的な出来事と夢とデザイン(マップ)はつねにひとつに結びつく」

02 石組み
・不動(動かせないもの)としての石→モニュメントとは?

04 ドンファンの教え
・「教えを受けたければ、自分の場所をみつけるように」
・「ある場所というのは人が自然に幸福で力強く感じるところである」
・よい場所は「シチオSitio」知を求める人間にとっては幸福のカギ→悪い方は「敵」
・光の体験と回心
・宇宙的スケールへ導く、隕石と火山

05 もうひとつのネットワーク
・古代では冬は時間が流れない
・聖化されない場所はないも同じ
・聖地と聖地を結ぶネットワークが、現在のみちにつながっている

06 巡礼
・旅は再生する
・コミュニテタス〜日常社会とは逆に、秩序が解体されて原始的な結びつきが復活した反構造的社会構造を指す

07 世界軸 axis mundi
・「聖地とは移動の記憶である」
・中心への追体験の場

08 二つの聖地
・天川の岩鞍(p.145の地図)、南日裏の羅牟陀石、鎮魂殿の獅子鼻石、中谷の天鼓石、弁天島、鏡岩(弘法大師)
・800m〜1200mの気圧=胎内と同じ

09 夢見の場所
・根源的欲望としての「重力からの解放」
・「聖地で眠る」、隔離、祈り、断食、自分に身体に傷をつけること、聖なる獣の皮の上に眠ること、聖なるものに増えながら眠ること、と同じ神的な瞬間
・「夢を見るとは大地に属する」→女性原理の表出
・夢見=医療

10. 感覚の再編成
・聖地では、「共鳴現象、うなり、振動、パルスなどがコミュニケーションの基本単位となっている」
・共存の世界の扉、自然のバイブレーション

コメント(1)

p.182
「聖地が容易にわれわれの意識を変容させるように、われわれ自身の存在もまた「場所」の意味を次々と変化させうるのである。いつ、どのようにして、そこを訪れたかということーすなわち移動の記憶こそが、聖地には長い年月にわたって折り重なるように堆積しているのである。そして、それを読み取る行為は、そのまま自分自身について知るということにもなるのである。」

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