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貝原益軒コミュの薬は不要か

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(115) 凡 薬と鍼灸を用るは、やむ事を得ざる下策なり。飲食・色慾を慎しみ、起臥を時にして、養生をよくすれば病なし。腹中の痞満して食気つかゆる人も、朝夕歩行し身を労動して、久坐・久臥を禁ぜば、薬と針灸とを用ひずして、痞塞のうれひなかるべし。是上策とす。薬は皆気の偏なり。参ぎ(薬用人参)・朮甘(じゅつかん)の上薬といへども、其病に応ぜざれば害あり。況 中・下の薬は元気を損じ他病を生ず。鍼は瀉ありて補なし。病に応ぜざれば元気をへらす。灸もその病に応ぜざるに妄に灸すれば、元気をへらし気を上す。薬と針灸と、損益ある事かくのごとし。やむ事を得ざるに非ずんば、鍼・灸・薬を用ゆべからず。只、保生の術を頼むべし。

意見:
 賛成である。 薬に依存するのはよくない。また、鍼や灸も同様に下策である。鍼はハリのこと。身体自身、治癒力、回復力があり、これを第一義とすべきであろう。

薬用人参も、朮甘も使い方を間違えると、かえって元気を損じる。
「やむ事を得ざるに非ずんば」、薬など用いるべからずだ。

小太郎漢方製薬会社のホームページから、

「苓桂朮甘湯は、「傷寒論(しょうかんろん)」という中国の古い書物に記載されている漢方薬です。茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)という4種類の薬草からなり、各薬草から漢字を一文字ずつとって苓桂朮甘湯と名付けられました。苓桂朮甘湯に含まれる4つの薬草のうち、茯苓と白朮は尿量を増加させ、めまいや耳鳴りの原因となる水の滞りを取り除きます。白朮には消化吸収機能を助ける作用などもあり、甘草と一緒に働いて、体の気(エネルギー)を補うような働きもします。桂皮は体をあたため、冷えを改善する薬草です。苓桂朮甘湯は、体内の水の滞りを改善する、体が虚弱な方のための漢方薬ということができるでしょう。」

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