以前に、あらゆるすべての事柄を総合するならば、人類史上最も偉大な帝国。
それは、ローマ帝国であっただろうという事を言ったことがありますが、その、ローマ帝国が滅亡するときがありました。
１０００年王朝
比喩的に使われる長期的というよりも永久に続くがごとく存在する王朝に対して使われる言葉だと思うのですが、ローマ帝国とは、まさに文字通りの１０００年王朝、古代ローマの英雄カエサルの子オクタビアヌスがローマ帝国の初代皇帝となってから、１０００年以上も続くこととなります。
ローマ帝国の都は、ローマから後に今のイスタンブール、コンスタンティノープルに移ります。当時、世界の富の三分の二を独占したといわれる帝都。ボスポラス海峡を挟み、欧州とアジアの境目に存在し、帝国自慢の三重城壁とボスポラス海峡には有事の際、鎖で封鎖されているという。
まさに、難攻不落の永久要塞。
この、世界屈指の城塞都市を陥落させた人物が、後に征服者（ファーティフ）と異名を持つオスマントルコの７代目スルタン、メフメト二世です。
ところが、やはり、このコンスタンティノープルを陥落させるのは至難の業でした。
当時の東ローマ帝国はすでにほぼ死に体ではあったのですが、やはりコンスタンティノープルだけは、陥落することなく、その命脈なんとか保っていました。
メフメト二世は、大軍を率いてコンスタンティノープルを取り囲み、ボスポラス海峡の向こう岸に戦艦を浮かべるために、なんと、戦艦の山越えをさせるほどでした。
それほどの状況であるにもかかわらず、信じられないことですが、コンスタンティノープルでは、くだらない勢力争いが依然続いていたそうで、内部は決して一枚岩ではなかった。
そしてついに、城門の一つが、激戦のさなか、開くこととなります。
内応者が現れたのか、ミスで開いたのか、それとも、トルコ軍の猛攻で突破されたのか。
この時、死を覚悟した最後のローマ皇帝コンスタンティノス11世の言葉
「わたしの胸に剣を突き立ててくれる、一人のキリスト教徒もいないのか」
あれほどの栄耀栄華を誇ったローマ帝国であるのに、その最後は、忠臣を失い、誇りある死に方ができない事を嘆く皇帝の言葉は、なんとも、やるせなさを伝えるものです。
そして、コンスタンティノス11世は、兵士の姿で、そのまま、トルコ軍に突撃し戦死したといわれています。
それは、ローマ帝国であっただろうという事を言ったことがありますが、その、ローマ帝国が滅亡するときがありました。
１０００年王朝
比喩的に使われる長期的というよりも永久に続くがごとく存在する王朝に対して使われる言葉だと思うのですが、ローマ帝国とは、まさに文字通りの１０００年王朝、古代ローマの英雄カエサルの子オクタビアヌスがローマ帝国の初代皇帝となってから、１０００年以上も続くこととなります。
ローマ帝国の都は、ローマから後に今のイスタンブール、コンスタンティノープルに移ります。当時、世界の富の三分の二を独占したといわれる帝都。ボスポラス海峡を挟み、欧州とアジアの境目に存在し、帝国自慢の三重城壁とボスポラス海峡には有事の際、鎖で封鎖されているという。
まさに、難攻不落の永久要塞。
この、世界屈指の城塞都市を陥落させた人物が、後に征服者（ファーティフ）と異名を持つオスマントルコの７代目スルタン、メフメト二世です。
ところが、やはり、このコンスタンティノープルを陥落させるのは至難の業でした。
当時の東ローマ帝国はすでにほぼ死に体ではあったのですが、やはりコンスタンティノープルだけは、陥落することなく、その命脈なんとか保っていました。
メフメト二世は、大軍を率いてコンスタンティノープルを取り囲み、ボスポラス海峡の向こう岸に戦艦を浮かべるために、なんと、戦艦の山越えをさせるほどでした。
それほどの状況であるにもかかわらず、信じられないことですが、コンスタンティノープルでは、くだらない勢力争いが依然続いていたそうで、内部は決して一枚岩ではなかった。
そしてついに、城門の一つが、激戦のさなか、開くこととなります。
内応者が現れたのか、ミスで開いたのか、それとも、トルコ軍の猛攻で突破されたのか。
この時、死を覚悟した最後のローマ皇帝コンスタンティノス11世の言葉
「わたしの胸に剣を突き立ててくれる、一人のキリスト教徒もいないのか」
あれほどの栄耀栄華を誇ったローマ帝国であるのに、その最後は、忠臣を失い、誇りある死に方ができない事を嘆く皇帝の言葉は、なんとも、やるせなさを伝えるものです。
そして、コンスタンティノス11世は、兵士の姿で、そのまま、トルコ軍に突撃し戦死したといわれています。
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コメント(3)
＞ひびきちびさん
＞死に方が意外でしたね
いえいえ、やはり、それなりの理由があって、ローマは滅び、皇帝はむなしい死を迎えたのだと思います。
そのことについては、またの機会に紹介します。
＞HIROKさん
＞イスタンブールの
＞揚げたサバをパンにはさんだサバサンド、なかなかいけます。
＞お試しください
？？それは、飛んでイスタンブールに行かなければ食べられないんですよね。私にはそんな、時間もお金もありません。。
この皇帝が即位したときにはすでに、トルコの勢力ははるか遠くウイーンの近くにまで達していました。いかに挽回を図ろうとも、もう、帝国の復活はなかったでしょうね。
ローマは一日にして成らず。ローマは一日にして滅びず。。といったところでしょうか。
＞死に方が意外でしたね
いえいえ、やはり、それなりの理由があって、ローマは滅び、皇帝はむなしい死を迎えたのだと思います。
そのことについては、またの機会に紹介します。
＞HIROKさん
＞イスタンブールの
＞揚げたサバをパンにはさんだサバサンド、なかなかいけます。
＞お試しください
？？それは、飛んでイスタンブールに行かなければ食べられないんですよね。私にはそんな、時間もお金もありません。。
この皇帝が即位したときにはすでに、トルコの勢力ははるか遠くウイーンの近くにまで達していました。いかに挽回を図ろうとも、もう、帝国の復活はなかったでしょうね。
ローマは一日にして成らず。ローマは一日にして滅びず。。といったところでしょうか。
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