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生活保護者の集いコミュのブラック会社から逃げ出した相談員も活動 若い世代も路上生活に…さいたま市、生活困窮者に臨時の相談窓口

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https://news.yahoo.co.jp/articles/bfc78fdcb9786f6b100e2f512ac0670344ccadf2

 新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮している人を対象に、埼玉県のさいたま市は3日、大宮区役所に臨時福祉相談窓口を開設した。市生活福祉課によると、午前10時〜午後4時に、メール1件を含め6人の相談を受け付け、生活保護制度や住居確保給付金などの支援策を説明した。

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 市は宿泊場所の提供を通年で行っており、4月30日までに3件の申請があった。食料品は3日分のアルファ米や缶詰、飲料水など20人分を用意。相談に訪れた人のうち2人が持ち帰ったという。

 この日は、生活困窮者を支援しているNPO法人「ほっとプラス」(さいたま市)の生活相談員小原秀之さん(47)が訪れ、宿泊施設の空きを確認していた。小原さんによると、2日夜に大宮駅周辺の夜回り活動をして、路上生活をしていた中年男性に声を掛けた。連休中は市の用意した宿泊施設に入ってもらおうと、一緒に窓口に行く約束をしていたが、声を掛けた場所からいなくなっていたという。

 小原さん自身も路上生活に陥るところまで生活が困窮していた。長時間労働を強いるブラック会社から逃げ出し、ネットカフェ暮らしをするなどして、ほっとプラスの支援を受けた。生活保護を受けながら職を見つけて生活を立て直し、ほっとプラスから誘われて、今年3月から生活相談員をしている。

 コロナの影響からか、路上生活をしている人は高齢者ばかりでなく、40代など若い世代も目立つという。小原さんは「自分も経験しているので気持ちを理解している。体調を崩す前に支援につなげたい」と話していた。

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