生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　9/24

９月２４日（火）
❶今日は日曜日に会社の寮から強制的に荷物を外にぶん投げられて途方に暮れていた青年と一緒に生保申請同行、リベラル区長に関わらず福祉事務所の現場はまだまだ旧態依然としていて他に選択肢がないように無料低額宿泊所を勧める。相談者の要望でネットカフェを希望するが数日しか認められない。反貧困ネットワークの個室シェルターが空いていないか面接相談員が聞いてくる。福祉行政がリソースを準備しないで毎回頼るなよ～来週からシェルター受け入れする事にしたが「アパート転宅まで３か月は様子をみます」このようないつもの対応をしないよう確約させた。
❷生保同行を終えて特定活動６か月の外国籍の相談者と一緒にパルシステム東京の配送センターに向かう。何回も採用面接にいっても就職先が見つからず生活困窮に陥っている。私がパルシステム在籍中に共に活動していた仲間が斡旋してくれて配送助手の仕事を紹介してくれた。いつもいつも力になってくれている事に感謝！相談者はプロの演奏者です。生協祭りでもライブやってくれるといいな。無事に採用され来週から勤務開始です。
❸夜は野宿生活３２年の女性とお会いして今後の生活について面談、長期過ぎる野宿生活、福祉事務所に相談にいった時に「施設に入ってもらいます。」幼少期から家族の問題で施設に入所させられ二度と施設で苦しみたくなかった。福祉事務所は施設に入所を拒んだら路上に放置して良いのか！私は当然、「ハウジングファースト」を基本に生活保護を利用しボロボロになっている身体の治療をしてほしいと伝える。そして孤独にならないように反貧困ネットワークの居場所の事も伝えた。それでも拭えない福祉への不信感、、これからも繋がっていきたいと考えている。