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栃木県の廃線コミュの長倉線(真岡鉄道茂木〜長倉間未開通)

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真岡線の予定線は、改正鉄道敷設法の下記に当たるものです。
第38号「茨城県水戸ヨリ阿野沢ヲ経テ東野付近ニ至ル鉄道及阿野沢ヨリ分岐シテ栃木県茂木ニ至ル鉄道」
茂木から長倉までを国鉄、長倉から水戸までを茨城交通が敷設しました。
茂木〜長倉間を結ぶ長倉線の工事が開始されたのは1937年(昭和12年)3月でした。
しかし、戦時中の不要不急路線の休止・計画見直しが進められ、
長倉線も対象となり、敷設したレールを他所転用される事になりました。
戦後工事再開される事なく、長倉線は日の目を見ずに、ひっそりと山に溶け込んでいます。

左画像:基点の茂木駅

中画像:レールが途切れた地点

右画像:レールが途切れた地点より先
以前はここの辺りに橋台跡が残されていました。
また、もっと以前には、鉄橋自体も残っており294号線をオーバークロスしていました。
しかし、現在はご覧の通り、盛り土も撤去され区画整理が行われ、残っておりません。

コメント(15)

左画像:路線跡の築堤
巨大な盛り土が、70年以上経った今でも存在感を示しています。

中画像:橋台があったであろう地点
こちらは橋台だけが撤去され、築堤の盛り土はそのままです。

右画像:路線跡上から長倉方面を望む
場所によってはかなりの高所を走る事になったであろう路線跡なので、
実際走ったらば、とても気持ちが良い電車旅になったろうと思えます。
左画像:右半分が一般道
この辺りは一般道として半分使われ、途中から一般道が横切る形になっています。

中画像:国道との合流地点
ここからの一部は、国道が路線跡となっております。

右画像:国道を行く
路線跡を飲み込んだ国道を進みます。
左画像:国道から右へズレ山沿いを走る
丁度この辺り道路の拡張工事をやっているので、工事車両や工事事務所など設置され、
見づらい状況になっていますが、右の山沿いを走っていきます。

中画像:切り通し
左手が田んぼになっており、農家の車両道や地元民の散歩道として使われています。

右画像:国道とのクロス地点
再び国道に戻ってきて、クロスし正面の山の方へと進んでいきます。
左画像:切り通し2
切り通しとなっていますが、手前にコンクリート製アーチ橋が残っています。

中画像:山へと進む
どんどん山の方へとつき進むと・・・

右画像:通行止め
二手に別れ、右に通行止めになっている、この先にトンネルがあります。
左画像:トンネル入り口
とてもしっかりとしています。
先ほどの通行止めを、もう1方である左の道は登って行く事ができます。
車1台がやっとなので、注意して走行しましょう。

中画像:茂木町上水道大峰山配水場
トンネルの上部にあると思われる配水場です。

右画像:トンネル出口
こちらは雑草が生え、ちょっと近づくのは困難でした。
しかもここまで来るのには、ガード下停留所付近から、路線跡に入れるのですが、
かなりの距離を走ってきました。車で通るのはなかなかキツイ感じでした。
左画像:トンネルを出た後の路線跡
かなりの高台だという事が分かります。後郷集落を見下ろしながら走行します。
この辺に駅を設置する予定だったらしいです。

中画像:国道とのオーバークロス地点
電信柱がある辺りが、国道が下を横切っている地点です。

右画像:コンクリートアーチ橋
この左の黄色のポールの所から路線跡上に登って行く事が出来ます。
左画像:南側の道路を見下ろす

中画像:北側の道路を見下ろす

右画像:バス停「ガード下」
実際には電車は通らなかったものの、バス停に名残があります。
左画像:「ガード下」コンクリートアーチ橋の先
この先にも道路が下を横切るので、コンクリートアーチ橋があります。

中画像:コンクリートアーチ橋
ガード下のすぐ近くにも小さい川が横切り、そこにも同じ形状のものがあります。
どれもしっかりとして造りで、大規模な工事だった事が伺えます。

右画像:茂木方面を望む
この撮影ポイントの後側に神社があるので、右側に車が登れるわき道があります。
左画像:神社
左下の道路の脇に碑があるのですが、供養塔でした。
この長倉線の工事に関わる方かどうかは定かではありませんが、
「長倉村」や「那珂川」という文字が彫られおり、
その建設当時くらいの日付も彫られていたので、関係があるかもしれません。

中画像:神社の先
この辺りの下に川が流れているので、コンクリートアーチ橋があります。

右画像:コンクリートアーチ橋
雑草に覆われ全体像が分からないのですが、ここの大きさもかなりあります。
左画像;コンクリートアーチ橋を過ぎた地点
果樹園があり、その左側に公民館があるので、そこから登ってこれます。

中画像:茂木方面を望む
途中のわき道から路線跡まで車でこれました。
この辺りは道路との高低差がなくなってきています。

右画像:長倉方面を望む
上記と同じ地点からの景色。
左画像:一本木
個人的に好きな地点です。
一本だけある大きな木は、情緒が感じられて好きです。
この先に、駅建設予定地があったようです。

中画像:工事終了と思われる地点
これまでの大工事が嘘のようにすっと消えてなくってしまいました。
道路をクロスし、先の公民館の右脇を通り林をつっきる路線だったようです。

右画像:那珂川
計画は那珂川に大鉄橋を通し、対岸に渡ったあとは川に沿って進み、
小深、野田、長倉の順に駅が設置され茨城県長倉村まで敷設する予定でしたが、
「鉄道未成線を歩く 国鉄編」の中で、著者の森口氏は、
「那珂川を跨ぐ橋梁の鉄材が準備できなかった」と語っており、
戦争によるレール転用、那珂川橋梁鉄材調達、真岡線自体の2度の廃止対象など、
いくつもの壁が立ちはだかり、長倉線の構想は消滅してしまいました。
下野中川駅モニュメント付近に、
30mレール施設計画があります。
すぐ近くの公民館も休憩場にするなど、 
色々整備するみたいですね。

茂木町は未成線の街としてもPRしています。

せっかくなら、ほぼ全線残ってて遺構も多いので、
全体整備して欲しいかも。
只今、ふみの森もてぎにて、
「幻の長倉線-地域発展にかける夢-」
9月25日まで開催中です。

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