ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

栃木県の廃線コミュの東北本線 黒磯〜白河

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1887年(明治20年) 7.16 日本鉄道、黒磯から白河まで全通。
1920年(大正9年)3月10日 黒磯〜黒田原間経路変更。黒田原駅移転。
同年11月1日 - 黒田原〜白坂間経路変更。豊原駅移転。

開業当時の路線は、当時の土木技術から、長い鉄橋や長いトンネルは
できるだけ敬遠し、自然の地形に逆らわない様に鉄道を敷いていたため、
勾配がきつい箇所やカーブが連続していました。
しかし、時代が変わり、大輸送時代が到来すると、
より多くより早くより多く輸送が求められ、
技術も発展した事により、大幅な路線経路変更が行われました。


左画像:黒磯駅
直交接続の駅としても有名です。
黒磯駅を境に南側は直流1500V、北側は交流20000V・50Hzで電化され、
日本では現存唯一の地上切り替え方式の交直接続設備があります。
東北本線は現在、まっすぐ伸びていますが、旧線は若干左に伸び、
大きなカーブを描いて高久駅へと伸びていました。


中画像:行き止まりの旧線?
この線の延長線に、那珂川旧橋台跡があるので、この線が、
旧線であった可能性があります。

右画像:旧線前から旧線先を望む
この先の草むらがくぼんでいる場所に、那珂川があり、
そこに旧線橋台跡が残されています。


コメント(12)

左画像:黒磯側の橋台跡

中画像:高久側の橋台跡

右画像:黒磯側の端台跡の上から高久側を望む
左画像:橋台の基礎部分、黒磯側
ほとんど崩れ、埋もれて、カケラくらいしかなかった。

中画像:橋台の基礎部分、那珂川中央
こちらも砂利に埋もれ気づかない所でした。
最近の雨で川の水も増水し、ぎりぎまで川でした。

右画像:橋台の基礎部分、高久側
川の水が増水していなければ、残っているのが見えるのですが・・・

左画像:旧線跡、高久方面を望む
ここから若干右カーブしていき、正面の4号バイバスを超えます。

中画像:旧線転用道路
高久方面へ走る。地元では「汽車道」と親しまれているらしい。

右画像:カーブの上が高久駅
路線経路変更工事中は、旧線・新線が交差していたため、
どのようになっていたか、当時の状況が興味深いところです。
実は高久駅は、1914年(大正3年)6月25に設置された信号所でした。
1964年(昭和39年)9月1日に駅へと昇格しました。
黒磯以北の県内にある東北本線駅では唯一昭和に開業した駅です。
黒磯、黒田原、豊原は全て明治期開業駅です。
※この駅は、後日「番外 改称駅」でも紹介します。
左画像:現在の東北本線
ぱっと見は、普通の路線ですが、両端にきっちり橋台跡があります。

中画像:旧線レンガ積み橋台跡、高久側
東北本線上り線、余笹川橋梁下に残っています。

右画像:旧線レンガ積み橋台跡、黒田原側
同じく、東北本線上り線、余笹川橋梁下に残っています。
左画像:那須町役場、旧黒田原駅跡
余笹川橋梁から右にそれていき、那須町役場がある所が、
旧黒田原駅があったところです。

中画像:那須町役場裏
以前はここに旧黒田原駅舎が移築され展示してあったそうです。
現在は、皇居内の模型館を町が払い下げを受け移築復元したものが、
町の資料館のように使われているみたいです。
旧黒田原駅舎、残しておいて欲しかったですね

右画像:旧黒田原駅を過ぎた鉄路跡
石積みなどしてあり、なかなか雰囲気のある道です。
左画像:豊原駅近く
現在はトンネルが出来て、国道4号線へ抜けられるようになりました。
旧東北本線は右へ行き、豊原駅前を通りすぎ、現在よりも、
北側白坂寄りに旧豊原駅がありました。

中画像:水原地区の記念碑
旧豊原駅がこの近くにあった事を伝えています。
「明治二十年 日本鉄道?が鉄道を布設し戦村に東北本線豊原駅が
最初に開設された。その後戦村は水原と改められ明治三十年国有化し
急勾配のため大正九年現行西側に東北本線は駅舎と共に移転し、
その路線を町道とし現在に至る。」とある。

右画像:黒川鉄橋をくぐり白坂へ向かう旧線
この黒川鉄橋をすぎると福島県になります。
この地点は、鉄道写真の名所となっているようです。
追記

再調査し、若干ルートがずれていました。
現在の豊原駅前を通ったのではなく、手前より右へ行き、
田んぼの中を通って黒川を渡るルートでした。

左画像:ミニチュア版で再現された橋台モニュメント
水害で流された橋の橋台を利用し、建てられました。
この辺りは小さな川沿いの公園化していて、ベンチもあり、
水害の様子を標示してあるパネルがあり、
川遊びも出来るよう設けられている場所もあります。

中画像:ベンチ横からモニュメントまでの線路(?)
バラストを敷き、枕木も敷かれています。さすがにレールはなく、
変わりに石でレールのように敷かれています。
これも「ここを鉄道が通っていた」感を残すためでしょうか。

右画像:右方向にも伸びる線路(?)
こちらは川遊びが出来る方面へ伸びています。
左画像:ミニチュア版の説明板
平成10年8月の豪雨災害がきっかけで、撤去されましたが、
ミニチュア版として、橋台レンガを再利用して復元させたとのこと。

右画像:旧豊原駅があった地点
水原地区。記念碑の手前の地点です。
旧黒田原駅手前から、引き込み線が敷かれていました。

本日の那須九尾祭り、昔の黒田原と題したプチ写真展があり、
そぬ中に、大正時代中期の旧黒田原駅付近の絵があり、
会社からも線が伸び、トロッコで荷を運び、
引き込み線の貨物列車に積み替えていたらしい。
今コンビニからコンビニに抜ける路地があるのですが、 
もしかしたら、その名残りであってほしいです。
那珂川橋脚台の赤レンガ。
ほぼ全体が露になっていました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

栃木県の廃線 更新情報

栃木県の廃線のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング