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ラテン(イベロ)アメリカ文学コミュの鼓直氏を悼む

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ニホンでも70,80年代にラテンアメリカ文学のブームが伝わってきた。その前史なるものもあるが、もっとも決定的だったのは1972年の『百年の孤独』。じつは新潮社は売れるなどとは少しも思っていなくて社内でも反対の声があったらしいし、刊行してしばらくはあまり売れていなかったそうだ。その訳者であり、かつずいぶんと多数の訳書を残し、名実ともに大御所といわれるのにふさわしい鼓直氏が数週間まえに亡くなっていたことをわたしたちはいきなり知った。ときには鬱病にもなったこのひとをじかに知る機会をわたしは逸してしまったのは残念。合掌。

コメント(3)

翻訳家の鼓直さん死去 マルケス「百年の孤独」翻訳

ノーベル賞作家ガルシア・マルケス著「百年の孤独」の翻訳で知られる、ラテンアメリカ文学者で翻訳家の鼓直(つづみ・ただし)さんが、2日に死去していたことがわかった。89歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男宗(しゅう)さん。

 岡山県出身。東京外事専門学校(現・東京外国語大)卒。68年にアストゥリアス「緑の法王」、72年にマルケスの代表作「百年の孤独」、76年にホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」、78年ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」などを翻訳。70年代のラテンアメリカ文学のブームを牽引(けんいん)した。法政大名誉教授。  
                     (朝日新聞より)

https://www.asahi.com/articles/ASM4X3GHGM4XUCVL001.html
最近Twitterで「百年の孤独」(鼓直 訳)の書籍の写真をUPされている人があって、
写真のみだったのですが、なんとなく嫌な予感がしていたのです。
やはりそうだったのですね、あまり本を読んでいない私にとっても大御所で親しんでいた鼓氏、
ご高齢とはいえ、さびしい限りです。合掌。
ガルシア=マルケスの泣く子も黙る『百年の孤独』は1967年にアルゼンチンの出版社から刊行されている。初版として広く知られているのは右の、メキシコの装丁デザイナーとしても知られているビセンテ・ロホ。ところがしばしば最初の版として知られるのは左の装丁だったりする。いったい何故なのか、と長い間、考え込んできた。ところがあるところですんなり答えが見つかってしまった。本来のビセンテ・ロホのデザインが届かなかったためにとりあえずは左の版をこしらえてしまったということ。知ってしまえば、なァんだ!で終わってしまうが。

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