1928年(昭和3年)3月10日、東京市下谷区車坂町(現・上野七丁目)に生まれる。本名 田所康雄(たどころ やすお)
1951年、浅草六区の「百万ドル劇場」、「フランス座」の専属コメディアンとなり、浅草軽演劇界で注目される。
1959年、日本テレビのドラマ「すいれん夫人とバラ娘」でデビュー。NHKのTVドラマ「若い季節」、NHKバラエティ「夢であいましょう」、フジTVのドラマ「大番」などで人気を得る。
映画にも出演、1963年の野村芳太郎監督「拝啓天皇陛下様」でスターとしての地位を決定的なものとする。
1966年のTBSドラマ「泣いてたまるか」で人気が定着し、1968年のフジTVのドラマ「男はつらいよ」(山田洋次 脚本)が、爆発的人気番組となり、翌年映画化され大ヒット。以後シリーズとなり、1995年12月公開の「寅次郎 紅の花」まで48作品が作られた。
1996年8月4日、肺ガンのため亡くなる。68歳。