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■今週の倫理コミュの苦難を乗り越えた時 倫理の醍醐味を知る

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「苦難を乗り越えた時 倫理の醍醐味を知る」    2013.2.16〜2.22


一月十二日を皮切りに、「平成二十五年度倫理経営講演会」がスタートしました。全国の単位倫理法人会では、講演会の成功に向けて実行委員会を設置し、準備に余念がないことと思います。
 企業経営にも、成功への道程があります。それは純粋倫理で言う〈事業の倫理〉です。 倫理運動の創始者・丸山敏雄は、「人は事業をするに当って、目的・準備・秩序・方法・始末と、どれかをふみあやまると、事業の上に故障が起きる。この時、どこがいけないのかと突きとめて、はっきりとそれを止め、事業経営の大道に立ち返って元気よく進むとき、ただ苦難をのがれるというだけではない、新しい広々とした幸福の天地が開けてくる」と述べています。
 では、その〈事業の倫理〉を簡単に記してみましょう。
 第一に、「事業経営は何のためにするのか。誰のためにするのか」という目的を明確にすることです。これを文章化したものが、経営の目的である〈経営理念〉です。
第二に、心の準備として「関係者すべての心の一致、特にその中心者となる人の夫婦愛和」が必要です。これが事の成否に関わる根本事項です。
第三に、「順序は間違わずに進んでいるか」ということです。〈この事業は人のために行なう〉という利他の精神が大切です。「出せば入る」のように、人に尽くせば、必ず尽くされるものです。
第四に、「方法や、やり方に間違いはないか」です。これは、関係者が喜んで取り組んでいるかが大切となります。
最後に、「後始末はよいか」ということです。「やれやれ、仕事はすんだぞ」と気を抜くと、そこから物事は崩れていくものです。一つひとつの仕事が終わっても、安易に気を抜かないことが大切です。
 このたび倫理経営講演会の関連図書として刊行された『毅然と立つ―体験で綴る経営者の決断』(倫理研究所編)には、倫理法人会会員六名の顕著な体験が収められています。
 登場する経営者の体験は、すべて〈事業の倫理〉に則った経営に転換した時、思いもよらぬ好結果が生じたという内容です。
「企業経営は金のため。頭の中は金のことばかりだった」と述懐するО氏や、「不当解雇」と訴えられて信用が失墜した?氏の体験など、経営上の苦難に出合い、その時どのように対処していったかが詳細に綴られています。先述の〈事業の倫理〉に合致した方向に転換したことで、その後の企業運営が好転しているのが顕著な特徴です。
 掲載者の一人は「倫理を学び、実践しているからといって、苦労や苦難がなくなるわけではない。一つの苦難を抜けてステップアップしたなら、またそこに苦難が待っている。苦難と出合うたびに何かを学び、階段を一つ昇る。それが倫理経営の醍醐味だと思う」と語っています。
 新春を迎えた今、自社の経営が〈事業の倫理〉に即しているかを点検する、まさに絶好の時期ではないでしょうか。

 

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