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■今週の倫理コミュの高き使命感によって 揺るぎない組織を築く

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「高き使命感によって 揺るぎない組織を築く」    2012.1.21〜1.27


毎年多くのファンを魅了する正月の箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)。今年の第88回大会は、東洋大学が往路・復路ともに新記録を樹立し、完全優勝を果たしました。 
圧倒的な強さを誇った東洋大学には、四年連続で山登りの5区の区間1位を獲得した、「新・山の神」と呼ばれる主将・柏原竜二選手という絶対的なエースがいました。同大学はその他にも全10区のうち5区で区間1位を取りましたが、これはチームの中心的存在である柏原主将の強さが、他の選手に様々な形で好影響が波及した結果だといえます。
東日本大震災以降は日本人全体が被災者の窮状を憂い、国全体が愛に包まれました。これは日本国の中心に在る天皇・皇后両陛下が、国民の誰よりも被災された方々を心から悼み、愛情をかけられたことと関係していると指摘する人もいます。中心的存在が他者に影響を及ぼした一例として捉えられるでしょう。
すなわち、集団またはチームにおいて(先の例では陸上競技部と日本国)、中心者(リーダー)と中心者以外の者(メンバー)の間には、リーダーの資質・言動等がメンバーに影響を及ぼす相関現象が生じる場合があります。
この現象は、メンバーがリーダーに対して「素晴らしい」とか「自分もあのようになりたい」など、賞賛や尊敬などのプラスの心持ちを向ければ向けるほど、メンバーはリーダーからの良き影響を強く受けることとなります。したがって、リーダーが「メンバーの力を引き出す」には、メンバーがリーダーに対してプラスの思いを強く抱けるか否かが鍵となってきます。
プラスの思いをメンバーから引き出すポイントはどこにあるのでしょうか。それは古来言われてきた「徳を磨く」ことと重なります。大切なポイントとして挙げられるのが、精神性においては「高き使命感」であり、行動においては「率先垂範」です。
「高い使命感」の「高さ」とは、心の純度をいい、使命感とは「与えられた立場に自分の果すべき何かがある」との自覚です。ただし、高い使命感を抱いてはいても、他のメンバーがそのレベルについていけず、孤立しているリーダーも見受けられます。
高き使命感が上向きの軸であるとするなら、反対の下向きの軸、下座の方位が必要になります。あいさつ、返事、後始末、時間厳守や即行(ぐずぐずしない)などの「当たり前の行為」をリーダーが率先垂範を徹底するときに、メンバーから好意的な感情を引き出すことが可能となります。    
大事は決して一人で出来るものではありません。それは日本創生という大事業を目標とする倫理法人会も同様です。まず都道府県および市区の会長が日本創生の高き使命を心に掲げましょう。そして、会長は役員諸兄に対して率先垂範を徹底し、役員諸兄は会長を尊敬しましょう。この上下双方向の関係が成就した時、倫理法人会の組織力に揺るぎがなくなり、目標達成の実現に至るのです。
(丸山敏秋著『教育力』参照)

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