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■今週の倫理コミュの創業の思いを胸に自己研鑚に努める

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「創業の思いを胸に自己研鑚に努める」 2005.10.1〜10.7


 敗戦の混乱の最中に始まった倫理運動が、六十年の還暦を迎えました。


運動が始まった頃は、まだまだ物資が乏しく何をするにも大変な時期でした。その苦しみをいとわず、日本の行く末を案じた丸山敏雄が、たった一人で始めた運動、それが倫理運動です。


敏雄は「人生の途上で遭遇する苦しみには原因がある。その原因は人の心の中にあり、それを改めることによって苦しみから解放される」という苦難観を確立しました。多くの人々がその教えを実践し、幸福を得られるようになったのです。

しかし、純粋倫理の教えを普(あまね)く及ぼす活動が本格的に始まって半世紀、未だ十分には浸透していません。世情の乱れが倫理観の喪失によることを見れば明白です。この国を立て直すため、純粋倫理の理解と実践をより強固にしていかねばなりません。



 各企業における活動も、同じことと言えましょう。創業者の熱き思いから企業活動が始まりました。その熱き思いを体現するために、数々の困難を乗り越えて現在を築き上げ、世の中の役に立つ働きが為されるようになるのです。

今、安定した企業活動が推進できるのは、創業当時の筆舌し難い苦労があったから。このことは、時々において思い起こさねばなりません。

中でも、創業の記念すべき日を忘れないことです。記念日には、先人への感謝の真心を傾け、また今後の活動をより強固なものにしていくためにも、原点に立ち返って何を為さねばならないかを深く考えていく必要があります。
     


自動車販売・修理を営むK社の工場の壁に、かつて「基本方針」が掲げられました。往時は社員五、六名の会社でしたが、社長の思いというものが如実に表われたものでした。


一、我々は、常に社会的使命を自覚し、責任と誇りをもった確実な仕事により信用を高める。

二、我々は、常に信じ用いてくださるお客様に感謝し、誠心誠意お客様のみになって奉仕する。

三、我々は、常に基本を忘れず、自己を厳しく律して仕事に取り組み責任をもって業務を遂行する。

四、我々は、常に和の心をもって一致協力し明朗な社会づくりに努める。

五、我々は、常に現状に満足することなく絶えず研鑽し、より高度な知識、技術と人格向上に努める。


この方針が掲げられてから七、八年後、後継者の真摯な取り組みが、創業者の願いを見事に実現したといいます。

改めて「父を敬し、母を愛する純情の子でなければ、世に残るような大業を成し遂げることはできない」という言葉を噛みしめ、味わいたいものです。



※写真は、テーマとは関係が有りませんが、栃木県の山中にある開拓地の放牧風景です。
山中の開拓地には、先人の熱い思いが感じられます。

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