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毒蛇&危険生物コミュの【毒】関連情報【POISON】

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◆代表的な毒

【単体】
フッ素 (F2)、塩素(Cl2)、オゾン(酸素の同素体、O3)、リン(白リン・黄リン、P4)など
セレン (Se)、ヒ素 (As)など
カドミウム (Cd)、水銀 (Hg)、鉛 (Pb)、タリウム (Tl) など
プルトニウム (Pu)、ポロニウム (Po) など

【無機化合物】
塩化水素(HCl)、フッ化水素 (HF)、シアン化水素 (HCN)、硫化水素 (H2S)、一酸化炭素 (CO)など
シアン化カリウム(青酸カリ、KCN)、シアン化ナトリウム (NaCN)、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ、NaOH)、アジ化ナトリウム (NaN3)など
塩化水銀(II)(昇汞、HgCl2)、二クロム酸カリウム (K2Cr2O7)、塩化金酸 (HAuCl4)、硝酸銀 (AgNO3) など

【有機化合物(生物由来)】
アコニチン、イボテン酸、エキサイトトキシン、エラブトキシン、クラ−レ、コルヒチン、サキシトキシン、シガトキシン、シクトキシングラミシジン、テタヌストキシン、テトロドトキシン、ドウモイ酸、トリゴネリン、ニコチン、パリトキシン、ボツリヌストキシン、ムッシモール、リシンなど

【有機化合物(合成物)】
VXガス、サリン、ソマン、タブン、ホスゲンなど
ダイオキシン、トルエン、ポリ塩化ビフェニル、モノフルオロ酢酸、塩化メチル水銀、テトラエチル鉛など

●毒の概要

毒は、生命活動に芳しくない影響を与える物質の総称で、そういう性質は毒性(どくせい)とよばれ、またそういう性質があるもの(物体・生物問わず)は有毒(ゆうどく)と表現される。なお、これを専門に扱う学問としては毒性学(どくせいがく)がある。

英語では広義の毒全てを含んで「Poison」と呼び、動植物に微生物を含む全ての生物由来の物に対して「Toxin」と呼び、昆虫を含む動物由来の物を「Venom」と区別している。 つまり、「Poison」「Toxin」「Venom」と順番に範囲が狭くなっている。

毒物が生体へ影響を与えるメカニズムは毒により異なるため、不都合の種類と程度は、毒の種類とこれを与えられた生物とにより多様である。

ある生物にとっての毒が別の生物には毒でないこと(選択毒性)もある。たとえば、抗生物質はある種の微生物にとっては毒だが、その他の生物にはほとんど害を与えることはない。同様の選択性は多々あり、除虫菊のように昆虫には致命的な毒が哺乳類などにはほとんど無害であったり(除虫菊に含まれるピレスロイドは哺乳動物に対する毒性より、昆虫に対する毒性が1500倍以上強い)、逆に破傷風毒素やストリキニーネは、昆虫より哺乳類に千倍から一万倍毒性が強い。ダイオキシンはモルモットとハムスターで数千倍の毒性の差があり、物質によっては哺乳類同士であっても毒性が大きく異なる。ヒトへの外挿を目的とした動物実験はこの選択毒性を注意する必要がある。

また、その化合物が微量だけ存在することは生物にとって必要だが、一定量以上ある場合には毒としても働くビタミン、ミネラルなどもある。例えば、カルシウムは骨の形成に必要であるが、摂取しすぎると腎臓を傷めることになる。ビタミンAなどは過剰摂取により様々な疾病の原因ともなる。

人体などに重篤な影響を与える毒に対して、別の薬物を投与して、影響を抑えることを解毒という。

ただし毒物も生物の生理機能に与える影響が強烈であるというだけであり、これの作用を量を計るなど意図的にコントロールすることで医薬品として用いられている場合も多々存在する。過去に発見された様々な毒物(特に生物由来の毒)も、各々医療面での利用方法が研究されており、推理小説でお馴染みのトリカブトや忍者が使ったことでも有名なガマガエルの毒も、古くから漢方薬などで利用されていたことが知られている。

●毒の利用

毒性物質のいくつかは原料や反応の中間体など様々な形で利用されている。最も単純かつ明快で非人道的ながら幅広く用いられた用法は「毒殺」など暗殺の手段であるが、その一方で苦痛を引き起こさない毒は安楽死にも使われる。また殺虫剤や抗生物質は選択毒性を利用して特定生物のみを環境中から排除するために用いられる。かつては船舶の船底や定置網にフジツボなど海洋生物が付着するのを防ぐ意図で有機スズ化合物を含む塗料が用いられたが、これは環境汚染を引き起こすとして禁止されるようになった。

毒性物質の利用例として工業製品の製造や日常生活等で目にするもののいくつかを挙げる。

・アルシン(毒物) — 半導体の製造(n型シリコン膜の形成)
・アンモニア(劇物) — 窒素肥料の製造
・シアン化ナトリウム(毒物)、シアン化カリウム — めっきの溶液
・ジボラン(毒物) — 半導体の製造(p型シリコン膜の形成)
・テトラクロロエチレン — ドライクリーニングの溶剤
・鉛二酸化鉛 — 鉛蓄電池の電極
・二硫化炭素(劇物) — ビスコース(レーヨンを得るための中間生成物)

人体に影響を及ぼす成分であることを逆に利用することで医療の世界で医薬品等として用いられている物質もある。以下はその例である。

・ボツリヌス菌が産生する毒素を極めて微量に筋肉内へ注射すると、筋肉の動きが抑えられる。ボトックスという名称で知られており、局所ジストニアなど攣縮性疾患の治療や美容外科に用いられている。
・ナス科の植物(ハシリドコロ等)に含まれる自然毒の成分であるアトロピン及びスコポラミンは、日本薬局方に収載されている医薬品でもある。
・蛇毒は、血栓防止薬などとしての利用が研究されている。

なお植物に含まれる他の生物に影響を与える成分が、「たまたま人間の役に立つ」場合もあり、これらはいわゆる薬草となる。

●サリン

サリン(Sarin)は、1938年、ナチス・ドイツ下で開発された有機リン化合物で神経ガスの一種。サリンという名は、開発に携わったシュラーダー (Schrader)、アンブロス (Ambros)、ルドリガー (Rudriger)、ファン・デア・リンデ (Van der LINde) の名前を取って名付けられた。VXガスと同じでコリンエステラーゼ阻害剤として作用する。有機リン系殺虫剤の開発過程で発見されたが、人体に対する毒性が高すぎるため殺人以外に用途は無い。

戦後日本においては、オウム真理教が国家転覆のため化学兵器工場まで造り量産・使用したことで有名。

昔調べた記憶で書きます(間違ってたらすみません)。

サリンやVXは呼吸で吸入しなくても物質(衣服、靴底)を容易に通過してしまうのが恐ろしいです。厚さ5センチのゴムも簡単に貫通してしまうとか。

このコミュの皆さんも記憶してるかも知れませんが、地下鉄サリン事件の処理時に消防か何かの人が着ていた宇宙服のようなオレンジ色の作業スーツ(ドレーガーとか言ったと思いますが)は見た目は物々しい感じで素人から見たら安全そうに見えたかも知れませんが、実際はサリン等の神経ガスにはまったく無力なんです。

化学兵器戦を想定した軍隊でない限り、対応出来る装備を用意しているハズが無い位危険なガスということです、サリンは(もちろんガスマスクも意味無しです)。

また、仮に効果的な防護スーツを着ていたとしても、化学兵器専用の洗浄シャワーが備えてある施設(または特殊車輌)でスーツを洗浄してから脱がない限り、スーツに付着したサリンに暴露されるので現場で被害に遭うのと変わらなくなってしまうのが厄介ですね。
それ故に被害者が担ぎ込まれた病院で、医師やナースが二次的にサリン被害に遇ってしまったわけです。

また、そうしたガスに接触する恐れがある作戦に参加する兵士は事前に坑神経ガス作用がある薬品を使用してたり携帯しています。


VXガスはそんなサリンの比ではなく強力なので、オウムがそこまで製造していたことは本当に脅威でした。

ちなみに某毒餃に混入していたメタミドホスは症状的にはサリンにかなり似ていたようですね…怖い怖い。
●フグ毒の役割

フグは致死性のある毒を持つために、別称で鉄砲、北枕、ガンバ(葬式のお棺ガンより)、ナゴヤ(尾張、終わり)などと死を意味する名前で呼ばれます。食通には厄介なフグ毒ですが、その生理活性解明から始まった神経毒(neurotoxins)の研究が人類に大きな恵みを与えていることは意外と知られていません。世界唯一といわれるフグを食する習慣により、日本がこの分野で先端的な役割を果たしているのは感慨深いものがあります。
海洋性生物(Marine bioproducts)からは、フグ毒のテトロドトキシン(テトラドトキシン)(tetrodotoxin)を数百倍も凌ぐ非常に強い毒性と大分子構造を有するポリエーテル系(polyether)の天然有機化合物群が発見されています。赤潮毒ブレベトキシン(BTX)、シガテラ食中毒の主要原因毒シガトキシン(CTX)およびマイトトキシン(MTX)に代表されるポリエーテル系の海産毒は、従来の常識を超える巨大な化学構造、桁外れに強力な生物活性(毒性)と作用の特異性を有することから生命科学の分野で幅広い分野で注意を集めています。
これら毒素の不思議で多用な生理活性から、神経伝達物質のメカニズム解明に重要な役割を果たすイオンチャネルの存在が確認されました。
これによって脳梗塞、テンカン、不眠症、認知症、アルツハイマー、パーキンソンなどの難病治療、高血圧の予防、モルヒネを上回る鎮痛薬などの新薬開発が生まれる可能性が高くなり、大きな期待がもたれています。
●魚や貝の毒―なぜ毒を持つのか?―

魚や貝の中には、フグをはじめとして有毒な成分を持ち、食中毒の原因となるものがあります。水産食品として重要なホタテガイ、カキ、アサリ、ムラサキイガイなどの二枚貝類が原因として起こる貝毒はその一つであり、我が国では、麻痺性貝毒と下痢性貝毒の2種が知られています。いずれも複数の有毒成分が貝の中に含まれており、麻痺性貝毒の中毒を起こした場合には、しびれ、麻痺、けいれんなどの症状が現れ、最悪の場合、呼吸麻痺により死亡します。一方、下痢性貝毒では、下痢や嘔吐などの症状を引き起こしますが死亡例はありません。

貝毒の原因成分は、餌であるプランクトンに由来します(図10)。麻痺性貝毒成分を持つプランクトンは、世界に約10種類あります。そのうち、国内で麻痺性貝毒の原因となっているものは、Alexandriumtamarenseとその同属2種及びGymnodinium catenatumの計4種の渦鞭毛藻類です。下痢性貝毒の原因となるものは、同じく渦鞭毛藻類のDinophysis fortiiなどが知られています。二枚貝類は、プランクトンを摂餌しているため、有毒成分をもつプランクトンが発生した海域では、これを摂餌して毒成分を体内に蓄積します。ただし、貝毒成分の蓄積や排出は、二枚貝の種による違いがあるため、種ごとに毒化の状態を把握して管理する必要があります。

さらに近年は、毒化した二枚貝を捕食したカニ類やエビ類にも毒を蓄積するものがあることも明らかとなってきました(図10)。平成11年、麻痺性貝毒が発生した東北地方の沿岸域でトゲクリガニの消化腺である肝膵臓部から高い毒性が検出されました。トゲクリガニの筋肉部にはほとんど毒性がありませんでしたが、肝膵臓部はいわゆる「かにみそ」として食べられるため大きな問題となります。

このため、これまで貝類にのみ規制基準値が示されていた麻痺性貝毒について、平成16年には二枚貝を捕食する生物についても厚生労働省により規制基準値が示され、同時に、二枚貝類が毒化した海域では、それらを捕食する生物について、毒化実態の調査を行い、安全性を確保することが求められています。したがって、今後は、国内でもより広範に食物連鎖を通じた水産生物の毒化を調査し、効率的な監視体制を構築することが必要となっています。

●毒キノコにご用心 長野・駒ケ根でも誤販売

 毒キノコが誤って相次いで販売された。2日の東京都内の祭り会場に続いて、長野県食品・生活衛生課は6日、駒ケ根市内のスーパーでも5日に1パックが売られたと発表した。6日夜、無事回収され、健康被害はなかったが、いずれも毒キノコ「ニガクリタケ」を「クリタケ」と間違えていた。本来、二つは色が違うが、同課は「猛暑による日焼けの影響で見分けにくくなっている可能性もある」という。

 県などによると、ニガクリタケが販売されたのは駒ケ根市中央3丁目のスーパー「マルトシ駅前店」。市内の男性が採取し、4日夕に同店に販売を委託。3パックのうち、1パックが5日に販売された。

 クリタケより色が薄めで、時期も例年より早かったため、店長が違和感を感じて、午後7時半ごろ店頭から下げた。その後、県の「きのこ衛生指導員」の鑑定で、ニガクリタケとわかったという。スーパーによると、持ち込んだ男性は「区別して採ったつもりだった。クリタケと似た色をしていた」と説明したという。

 都内のケースも、今回と同様に一般の人が持ち込んだ委託販売だった。販売した阿南町の食品販売会社「蔵」の金田三千男社長(71)は「フグのように、専門家がいないと売れないような仕組みが必要かもしれません」と語る。同社では、すべての商品を社長がチェックし、鑑定済みの証書をはってから売る再発防止策をとり始めたという。

 千曲市のきのこ衛生指導員、石井芳昭さん(65)によると、ニガクリタケは黄色っぽく、クリタケは赤褐色に近い茶色をしている。

 「今年のニガクリタケは、赤みがあり、変わった色をしている」と石井さん。「日陰のクリタケは、ニガクリタケとよく似た色をしており、見た目では見分けがつかないものもある。迷った時は(飲み込まず、少量を)かんでみると、ニガクリタケには強い苦みがあるので分かります」

 県は4日付で、保健所と市町村に対し、キノコ販売所の巡回強化などを求める通知を出した。県は販売業者に対して「確実な鑑定を」、キノコ採りをする人に「知らないキノコは採らないように」と注意を呼びかけている。
トリカブト中毒か、男性死亡=父重体、弟も症状―北海道・函館
(時事通信社 - 04月08日 13:05)

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 7日午後9時20分ごろ、北海道函館市釜谷町の漁業沢田繁さん(71)方で、夕食に山菜を食べた沢田さんら3人が嘔吐(おうと)などの症状を訴えていると通報があった。3人は病院に運ばれたが、長男の漁業繁信さん(42)が間もなく死亡し、沢田さんも意識不明の重体。次男で建設作業員の貴信さん(41)は命に別条はないという。道警函館中央署は、猛毒を含むトリカブトを誤って食べたとみて経緯を調べている。



 同署によると、繁信さんは7日に山菜を採って帰り、「ニリンソウなので、おひたしにするとうまい」と話し、午後5時半ごろ家族で夕食として食べたという。



 一家は5人暮らしで、山菜を食べなかった沢田さんの妻(65)と長女(44)は無事だった。


トリカブトとニリンソウはともにキンポウゲ科の植物で、葉の形が似ている。 
アオブダイ食べ死亡=78歳男性、食中毒か―長崎
(時事通信社 - 04月07日 19:05)

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 長崎県は7日、アオブダイを食べた新上五島町の漁師の男性(78)が死亡したと発表した。食中毒のような症状を訴えていたという。

 県によると、男性は先月20日、漁で捕ったアオブダイを自分で調理し、煮付けや刺し身にして、妻(70)や息子(39)と一緒に食べた。男性は背中などに痛みを訴え、同月21日に病院で死亡した。

 男性の妻も手足の痛みなどで一時入院したが、その後回復。息子も軽い腰の痛みを訴えたという。 
●最強の毒素ボツリヌス菌のボツリヌストキシン、0.5kgで全人類を滅ぼす


 致死量ランキング 半数致死量(mg/kg)表示は名の知られた毒物だけ挙げたもので、なおかつ資料によって半数致死量がかなり異なるようですので厳密な1位なのかわかりませんが、そこで圧倒的な強さで1位だったのはボツリヌストキシンです。

 これはボツリヌス菌が作り出す毒素で、ボツリヌストキシン以外にボツリヌス毒素とも呼ばれるようです。

 恐ろしいことにボツリヌストキシンは、"0.5kgで全人類を滅ぼす事が出来ると考えられて"いるそうです。めちゃくちゃですね。

 Wikipediaを見ているとことごとくおもしろくて何から書くか迷いますが、まずもう少し毒性について。

 前述の通り、資料によって幅が大きいようですが、今回の引用元では"ボツリヌス毒素の致死量は体重70kgのヒトに対しA型毒素を吸入させた場合、0.7〜0.9μg"とありました。

 さらに"ボツリヌス毒素1gの殺傷力は約100万人とも言われる"ともあります。

 ここでは"ちなみに青酸カリは経口投与の場合5人/g"と比較されていましたが、致死量ランキング 半数致死量(mg/kg)表示だと青酸カリは大したことがありません。

 まあ、大したことないわけではないんですけど、相対的に見てですね。周りがすごすぎます。

 最初に書いたボツリヌストキシンが最強かどうかについては、"自然界に存在する毒素としては最も強力である"ともありました。


 こんな恐ろしい毒ですので、"生物兵器として研究開発が行われ"ちゃっており、"テロリストによる使用が懸念されて"います。

 そして、実際"オウム真理教(現Aleph)も研究していた"そうな。本当恐ろしい組織でしたね、オウム真理教は。

 また、"1995年、イラクにおいて20,000リットルのボツリヌス毒素が見つか"っていたともあります。

 ボツリヌストキシンの研究はかなり昔からされており、第二次世界大戦当時に進展し、その時点で精製法は確立されていたようです。

 一応、今は1975年に発効した「細菌兵器(生物兵器)及び毒素兵器の開発、生産及び貯蔵の禁止並びに廃棄に関する条約」(生物兵器禁止条約)で開発・生産などは制限されているそうですが、テロリストなんかは知ったことじゃないですものね、そんなの……。

 唯一の救いとしては、"オウム真理教が実験に失敗したことが示すように、エアロゾル化して散布したとしても1分間に数%ずつ失活していくことや、気象条件に左右されること等から兵器としての実用性は疑問視"されているということです。


 もうちょっと恐ろしい話を続けますが、今度はボツリヌストキシンの症状について。

 ボツリヌストキシンの作用ではないものの、まず下痢・悪心・嘔吐など消化器症状を起こします。

 次にめまい・頭痛や視力低下・複視などを起こし、その後自律神経障害、四肢麻痺に至ります。

 もうこれだけで十分なんですが、どの段階かどうかはわからないものの、構音障害・排尿障害・発汗障害・喉の渇きといった症状も書かれていました。

 当然死ぬという話をしていますので、重篤な場合は呼吸筋を麻痺させ死に至ります。


 でこれだけいろいろありながら、発熱はほとんどないそうです。不思議というか、意外ですね。

 もちろん発熱があったらあったら苦しいに違いないのですけど、さらに嫌だなと思わせる文面がこの発熱とセットで出てきます。

"発熱はほとんどなく、意識もはっきりしたままである"

 どれだけ苦しめれば気が済むんですか!?


 ここまででさんざん脅してきたところで何なんですけど、実はこの"ボツリヌスの語源はラテン語のbotulus(腸詰め、ソーセージ)"だそうです。

 何でも"19世紀のヨーロッパでソーセージやハムを食べた人の間に起こる食中毒であったためこの名がついた"とのこと。

 そう、これは食べ物に入っていることがあり、食中毒の原因になるんです!もう嫌になりますね。
毒をもって毒を制す!? 「ヘビの毒」クリーム


先日、メディアで「50代女子」という言葉を目にして吃驚した。「30代女子」がもはやフツーになり、「40代女子」「美魔女(美しい40代のこと)」が元気な昨今だけど、50代で「女子」とは……。現代は年相応にオバサンとなって老けてゆくことが許されない世の中なのだろうか。そのうち「生涯女子!!」がキャッチフレーズになる日も近いのかもしれませんね!?

そんなわけで、紫外線と共にエイジング対策が気になる5月。以前、Bitで「カタツムリの粘液」で美しくなるという美容クリームを紹介したが、今度は「ヘビの毒」の美容クリームが登場!? と思いきや、実はヘビ毒をヒントに開発された「シンエイク」という疑似成分を配合した美容クリームらしい。カタツムリ同様、『シーツリー』という自然派ブランドの商品で、その名も『シーツリー・シンエイクリーム』というのだとか。

本物の毒ではないとはいえ、顔に塗って大丈夫なの? と心配になってしまうが、なんでもヘビ毒と類似した「人工ペプチド」はボトックス作用があり、顔の筋肉をリラックスさせ、特にしわへの効果が高いとされているのだそう。すでに海外セレブのあいだで話題らしい。「ヘビ毒のアレ、もう試した?」「もちろんよ!」などと会話してたりするのだろうか。

発売元によると、「塗るボトックスと呼ばれるアルジルリンと比較しても、人工ペプチドは約10倍の抗シワ作用があるとも言われています。他にも保湿&保水効果を高めるヒアルロン酸や天然由来のシアバター、バラエキスやスイカズラエキスなど7種の花エキスを配合し、徹底的にエイジングケアを目指します」とのことだった。

旧約聖書の中ではイブに、「知恵の実」であるりんごを食べるよう誘惑する立場で登場するヘビだが、21世紀は美容の救世主に!? 動物の中でもヘビは神秘的なイメージがあり、何やら効きそうな気がするような、しないような……。
ナショナルジオグラフィック2月号に、「生物の毒が人間を救う」との記事があります。

毒の基礎情報から、その効果を薬に利用している例が紹介されたりしております。
●Blairs 16million Reserve

新しいチリソースが発売されました。それはまさに殺人的チリソース。
科学で出来る限りの1600万倍もの辛さ凝縮を施した、今現在この世でもっとも辛いチリソースです。(Red Savinaと言う世界でもっとも辛いコショウは56万倍の凝縮だそうです)

このチリソースはもっとも辛いコショウの30倍の辛さがあり、タバスコと比べるとその辛さは8000倍にもなります。発売している会社は注意書きに「手袋と目を保護するアイウェアを着用すること」と書かなくてはなりませんが、その安全性テストを行った人は30分も涙を流し続けました。
限定999本で、1本105ユーロ(約1万3千円)で発売中です。

医療関係者曰く、「このチリソースはぜんそくの患者を殺してしまうかもしれないし、肌の敏感な部分に触れるとその人は入院しなくてはならなくなってしまうかもしれない」と言いっています。

このチリソースは純粋なカプサイシンから出来ており、このカプサイシンと言う物質がコショウなどを辛くする物質です。

アメリカのニュージャージーに住む「極端な食べ物専門家」のブレア・ラザーさん(35才)はこのソースを実際に試し、「これはハンマーで舌を叩かれているかのようで、痛いです。」っとコメント。
●規制値の約66倍のまひ性貝毒 防波堤のムール貝食べ夫婦が食中毒 大阪
2013.5.2 01:02 [食の安全]

 大阪市は1日、同市住之江区の大阪湾で、防波堤に張り付いていたムール貝の一種のムラサキイガイやミドリイガイを採取して食べた市内の30代と40代の夫婦がふらつきなどの症状を訴え、病院に搬送されたと発表した。調理した貝から国の規制値の約66倍のまひ性貝毒が検出され、市は食中毒と断定した。

 市によると、2人は小学生の息子と4月28日に採取し、夕飯用に加熱して食べたが、翌29日未明、ふらつきや嘔吐などの症状が出たという。2人は既に退院した。

 市内で貝毒による食中毒が確認されたのは今年初めて。家庭で調理する程度の加熱では毒性がなくならないため、市は安全性が確認されるまで、沿岸で採れた二枚貝を食べないよう注意を呼び掛けている。

「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどくてん)」、サンシャイン水族館で開催 毒を9個並べるくらい毒々しいぞ」
2014年05月11日 21:05 ねとらぼ


 池袋のサンシャイン水族館で7月12日から9月28日の期間、特別展「『毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどくてん)』〜毒を持つ生き物〜」が開催されます。

 毒の文字を9個並べるほどの毒々しさ。ヒョウモンダコやフグ、ミノカサゴ、エラブウミヘビ、キロネックス、オブトサソリやヤドクガエル、クロドクシボグモなど地球上には毒を持つ生物が多く生息しています。これらの毒を持つ生物のいくつかが一堂に会するわけですから、普段何かと毒づいている方も必見なのではないでしょうか。詳細は後日公式サイトなどで公開される予定です。
オポッサムは、出会ったことのない生物が持つ致死性の毒素であっても、そのほとんど全てを中和、無効化する能力を持っている事が明らかになったそうです。

致死毒素中和因子(LTNF)と呼ばれるオポッサムのタンパク質をマウスに注射したところ、コブラ、ガラガラヘビ、サソリに蜂などの生物毒、さらにはリシンやボツリヌスなどの毒素にも耐え、マウスは無傷であったそうです。

Opossum protein neutralizes nearly all poisons, could have benefits for humans | The Sideshow - Yahoo News

LTNFは人間にも適用可能で、動物、植物、細菌の毒に対する万能の治療薬として期待されているんだとか。



TIL there is a creature with the ability to neutralize almost all poisons, even from creatures it has never encountered. One day this ability might be utilized by Humans. This creature is called The Opossum. : todayilearned

●食中毒:有毒野草で 八戸保健所管内の夫婦、ゴボウと間違えて /青森
毎日新聞 2014年05月15日 地方版


 県は14日、八戸保健所管内で、有毒な野草「チョウセンアサガオ」の根をゴボウと間違って食べる食中毒が発生したと発表した。県は「食用かわからない植物は食べないで」と呼びかけている。

 県によると50〜60歳代の夫婦が12日夕、庭に生える植物の根を天ぷらにして食べた後、めまいや意識障害などを訴えて救急車で搬送された。夫婦は家庭菜園でゴボウも栽培していたが、近くにチョウセンアサガオも生えていて間違ったらしい。2人は入院中だが、回復傾向という。

 県内では1989年以降、有毒な山野草による食中毒が12件発生。このうち6件はトリカブトを山菜のモミジガサ(シドケ)などと間違ったケースで、2005年には1人が亡くなった。
●【7月12日より開催】池袋サンシャイン水族館で行われる「猛毒展」がめちゃめちゃ気になる!! ポスターのシルエットから展示される生き物を推測してみたよ
2014年06月30日 10:01


来る7月12日、池袋にあるサンシャイン水族館で開催予定のとある企画展が、現在インターネットを中心に話題になっている模様。

企画展に名付けられたタイトルは、その名も「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどくてん)〜毒を持つ生き物〜」! 

ポスターに描かれた「毒」という漢字の羅列に、否が応にも興味をそそられてしまいます。こんなにも「毒」推しされちゃうと、どんだけ毒なのか、全貌が気になっちゃうよねぇ……。

というわけで、いてもたってもいられず、公式ホームページを覗いてみた記者。ですがそこには、以下のように記されているのみ。

「刺す」「咬む」「中毒」など、様々な毒にまつわる生き物たちが大集結! 毒々しくも美しい色とりどりの生物や、人間が死んでしまうほどの強力な毒を持つ生き物、毒を持つ生き物に擬態して身を守る生物など、毒を持つ生き物を様々な視点からご紹介します(原文ママ)。

うむ……ものすっごく毒っ気は伝わってはくるものの、具体的にどのような生物が展示されるのか、その点にかんしては一切触れていないじゃあないの……。

と、ここで私、あまりにも気になったもので、ポスターに描かれたシルエットから展示されるであろう生物を予想してみることにしました。まずどう見てもそれだとわかるシルエット、「毒蜘蛛」「クラゲ」「サソリ」は、確実に展示されるよねぇ。というわけでちょいピックアップ。

つづく
蜘蛛:

・ブラジリアン・ワンダリング・スパイダー(和名クロドクシボグモ)
世界一の猛毒を持つ蜘蛛としてギネス認定済み、全長は5cmから8cmと大型鋭い牙を持っており、その毒は0.1mg以下で人間の致死量に達するほど。1匹で80人は殺せるほどの、毒を持っているんですって。怖ッ!
・セアカゴケグモ
有毒の小型グモで、近年日本でも発見されている外来種。雌のみが毒を持っており、オーストラリアでは死亡例もあるみたい。

クラゲ:

・キロネックス
フィリピンやオーストラリアに生息するハコクラゲの仲間で、その毒性は、地球上の生物の中で最も強力なのだとか。ひええ。

サソリ:

・デスストーカー
デスストーカー、すなわち「忍び寄る死」という名前からして怖ろしいこちらは、サソリの中でもとりわけ毒性が強いことで有名。気性が荒く扱いが難しいようなので、来る確率は五分五分といったところでしょうか。

あとは魚らしきシルエット、イモリみたいなヤモリみたいなシルエットも確認できますねぇ。ってなわけで、海の生き物・両生類・爬虫類(イモリは両生類でヤモリは爬虫類)からも、またまたピックアップ。

海の生き物:

・イモガイ
貝の仲間で、クラゲ「キロネックス」の次点くらいには、毒性の高い危険生物。小魚なら即死レベル、1匹が持つ毒は成人30人分の致死量にまで達するのだそうです。
・ヒョウモンダコ
体長は10cmほどのこちらが持つ毒素は、フグと同じ「テトロドトキシン」。噛まれると痺れや痙攣を引き起こし、最悪の場合死に至るのだとか。近年では日本の海でも目撃情報があるそうなので、海水浴の際にはくれぐれも注意してね!

両生類:

・カリフォルニアイモリ
背中にあるイボからフグの毒「テトロドキシン」を分泌。触れると上記にあるような、ヒョウモンダコ同様の症状が現れるんですって。
・ヤドクガエル
小さくて鮮やかな色をしたこちらは、一見毒を持っているようには見えません。が、しかし! その実態は、たった20マイクログラムで成人1人を死に至らしめるほどの強力な神経毒を持っている超絶危険生物ッ!

爬虫類:

・キング・コブラ
世界で最も大きな毒蛇。その威力は「ゾウをも倒す」と言われているほど。
・ガボンアダー
アフリカに生息するヘビ、その模様は葉っぱそっくり。人間への致死量はわずか60ミリグラム、にもかかわらず、ひと噛みで350ミリグラムほど相手に注入するらしいです……。

ああ、こんなのばっかりが来るだなんて、サンシャイン水族館怖ろしや……。まあ、これらの生物が本当に来るかはわからないけどね。あくまで予想ですので。それにピックアップしたのは「本当に毒がある生物」、ホームページにはそのほかにも「毒々しい色の生物」「毒のある生物に擬態している生物」も展示されるって、書いてあるし。

さて、問題はそのほかのシルエット。コレがいまいちわからないのよねぇ。昆虫のようにも見えるし、あまりに異形すぎて、UMAなんじゃないかってすら思えちゃうものもちらほらある……。

ちなみに毒性のある昆虫を挙げるとするなら、「ツェツェバエ」というハエが有名。こちらに吸血されるとトリバノゾーマという、眠りがちになってやがて死に至る「睡眠病」を引き起こす恐れがあるのだとか。眠りから、永遠の眠りへ……もう完全にホラー! これはマジでヤバそうなので、来ることはないでしょう……ってか、来ないで!

果たしていったいぜんたい、どんな生物がやってくるのか気になって仕方ない同展。鳥肌立ちまくりで、ある意味夏には最適かも? 9月28日まで開催されているということなので、興味を抱かれたという方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考元:サンシャイン水族館

●絶対食べないで 有毒魚「ソウシハギ」に注意 神戸

神戸新聞NEXT 8月5日(火)5時32分配信


 兵庫突堤(神戸市兵庫区)で4日、近くの船会社に勤める高田優さん(32)が有毒魚「ソウシハギ」を見つけた。体内には猛毒パリトキシンを含んでおり、食べると死に至る危険性もある。

 今回、発見されたのは全長12センチほど。黄色の体に青の波模様や黒の斑点模様がある。

 須磨海浜水族園によると、普段は太平洋の暖かい海に生息しているが、餌の海藻などとともに、潮に乗って瀬戸内海に入り込んでくるといい、「夏の時期は時々見かけるが、絶対に食べないで」と注意を呼び掛けている。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=181&id=3012180&from=home&position=5

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