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instant novelコミュのあおいくま2

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夜になったら 君がいつも言うんだ
幸せはあの虹の向こう と


そいつに会ったときの話


そのしろいくまのおなかに僕はぶつかって
うしろに倒れこんだ


しりもちをついて あいたたたって
目をあけると なんと目の前にくまのぬいぐるみが立っていたんだ


目が小さくてまるい
おなかはまるく柔らかい
猫背で 立っている姿がちょっと変
手足が若干短くてね
要はちょっと太った男の子さ


笑ってんだか マジメなのかわからないような表情だった


僕らは3秒くらい見つめ合っていた
僕はあんまり今の状況がのみこめなくて
とりあえず 視線はそらさないまま
周囲にも目を向けてみた


ここは小さな丘の上?のようで
すぐ近くには星空があった


すぐ近くに星があるものだから
その目の前のしろいくまに星空が反射して
青いような 白くチカチカするような
そんなくまになっていた


すると 突然くまが僕に3歩ほど近付いてきて
顔を覗きこんだ
しりもちをついた僕と覗きこんでいるくまの目の高さは同じくらい


くまはそっと左手を僕の頬にのばした


僕の頬にふれ…


…ないでそのうしろにある星をつかんでむしゃむしゃ食べ出した
よく見たらくまはもう僕の方なんか見てなかった


星を食べたあと くまは歩き出した
丘をくだっていく
僕は わけもわからないけどとりあえず慌てて追いかけた
立ち上がってみると くまは小さく 歩く速度ものろかった


くまは途中で手の届く星を
ぼりぼり食いながら
丘を降りていった


二度くらい 振り向いて僕を見たが
興味は示さなかったようだ


僕もまねして 星をひとつ食べてみた


シャンパンとサイダーとラムネが混じったようなお菓子みたいだった
ひとつ食べただけで 炭酸でおなかが膨れてしまった


くまは何個も食べている
こいつは相当食いしんぼだな


そんなことを思っているうちに
丘をくだり終えた


丘のふもとには赤い屋根の小さい家があった

 

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