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神様に逢いにゆこう!コミュの大斎原(和歌山県)

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【大斎原/おおゆのはら】

ご祭神
中四社
●忍穂耳命(オシホミミノミコト)
●瓊々杵命(ニニギノミコト)
●彦穂々出見命(ヒコホホデミノミコト)
●鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)
下四社
●軻遇突智命(カグツチノミコト)
●埴山姫命(ハニヤマヒメノミコト)
●弥都波能売命(ミツハノメノミコト)
●稚産霊命(ワカムスビノミコト)


熊野坐神社(現:熊野本宮大社)は、もともと熊野牟婁郡音無里の熊野川・音無川・岩田川に囲まれた、この大斎原の地にありました。
参拝者はこの川に身を浸しながらでないと、境内に入ることができないという、禊(みそぎ)のシステムでした。
宇治橋がかかる以前の伊勢の内宮も、この禊の方法をとっていました。
しかし明治22年(1889)8月に起こった川の増水による大洪水で、熊野坐神社は大きな被害を受け、2年後の明治24年(1891)、幸いにも残った社殿を現在の地に遷座しました。
ちなみに、旧社地は現在の約8倍もあったようです。

そしてこの大洪水を起こした原因は、私たち“人”です。
明治政府の急速な近代化政策によって、大量の木材が必要となり、山の木を手当たりしだいに伐採した結果、山はその保水力を失い、大洪水へとつながったのでした。
鎮座以来、千数百年一度も起こらなかった大洪水が、人のエゴによる自然破壊により起こってしまったのです。

大斎原のご祭神は、この大洪水で流失した二社に祀られていた八柱の神々です。


【名の由来】

さて、では「大斎原」をなぜ「おおゆのはら」と読むのでしょうか。
「斎」の字は「斎(いつき)」や「斎み(いみ)」と読みます。
もともとは「おおいのはら」と発音していたのが、転訛していつしか「おおゆのはら」となったのでしょう。
「夢」も万葉のころは「いめ(万葉仮名で伊米・伊昧)」と発音していましたし、現代でも「言う」を「ゆう」、「行く」を「ゆく」と発音しています。
「い」は「ゆ」に転訛しやすいのです。

あるニューエイジ系出版社の神社参拝の本に出ていた霊能者は、大斎原の地下に温泉があり、それで「ゆのはら」と称するのだと言っていましたが、笑止千万。

また「熊野」の字は「ゆや」とも読まれ、能の謡曲に「熊野(ゆや)」と題されたものがあります。
これは「斎屋(ゆや/いや)」の当て字で、弥(いや)や厭(いや)に通じるものと考えています。

この「ゆや」に更なる当て字を施したのが、映画「千と千尋の神隠し」の宮崎駿監督です。
「千と千尋〜」の舞台は「油屋」という名の「湯屋」です。
熊野には1800年以上前に発見された、日本最古と伝えられる「つぼ湯」という温泉があります。
この温泉は熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)として知られ、説経節や浄瑠璃、歌舞伎で演じられる、死者がよみがえる「小栗判官 伝説」の舞台となったところでもあります。
そして、世界で初めて世界遺産に認定された公衆浴場です。
このよみがえりの温泉を、宮崎監督は映画の舞台としたのです。
そのほか「千と千尋の神隠し」中には、多くの日本史の謎がちりばめられています。
ご覧になっていない方のために、ここでは伏せておきます。
興味のある方は、どうぞその謎をお探しになってみてください。


最後に、平安中期の女流歌人で中古三十六歌仙のひとり、和泉式部の逸話をお話してこのトピックを終わります。

熊野坐神社を前にして和泉式部は月経になり、身の汚れを嘆いて参拝をあきらめ、歌を読みました。
「晴れやらぬ身に浮き雲のたなびきて 月のさわりとなるぞかなしき」
しかしその夜、熊野権現(ゆやごんげん)が夢枕にあらわれ、歌を返しました。
「もろともに塵にまじはる神なれば 月のさわりもなにかくるしき」
この歌を受け、和泉式部は何をためらうことなく、熊野詣を行いました。

すべてを受け入れ、誰をも迎え入れる幽玄の聖地・熊野…。



メール和歌山県田辺市本宮町本宮
電話電話:0735-42-0009(熊野本宮大社)
電車電車/JR紀勢本線「紀伊田辺駅」から龍神バス(約2時間)で「本宮大社前」下車
車(セダン)車/阪和自動車道・みなべI.C.から熊野方面67km(約2時間30分)

☆画像☆
左:大斎原 大鳥居 中央: 大斎原 中四社・下四社 右:熊野古道

コメント(4)

熊野に参らせていただく時は、いつも雲一つない快晴なのですが、大斎原ではいつも視界はクリアなのに、霞み?がかったというか、空気が濃い?というか、なにかフワフワ?した感覚になったような印象があります(表現力が乏しくてすみませんたらーっ(汗))。

初めて大斎原を訪れた時、あの二つのお社の周囲の草むしりをしていた、かなりご高齢のおばあさん(服装から見ておそらく地元の)がおられたので、なんとなくボンヤリ見ていたら、

「大丈夫やよ。ここの神様はやさしいから大丈夫やよ〜云々…」

と言われ、お社への参拝を促されました。

その時は全く「???」でしたあせあせ

現在も今日まで「???」でしたが、このトピのおかげで?が一つ減らせるかもしれません。

初めて熊野を訪れた時に大斎原の他、神倉、玉置でもお年寄りの方と遭遇し、声をかけてもらいましたがすべて「???」でした。

このコミュと出会ってからは、それらの言葉の意味などがボンヤリと見えてきそうな気がします…ありがとうございますわーい(嬉しい顔)

次に熊野を訪れる時は、もうちょっとなにかを感じてみたいです。

もみじ群青さん

いつも書き込みありがとうございますわーい(嬉しい顔)

この大斎原ですが、正直言いますと、僕にはあまり強いエネルギーを感じませんあせあせ(飛び散る汗)
霊能者や霊感をお持ちだという人たちは、口をそろえて「ここのエネルギーは素晴らしい」と言いますが、僕にはその“素晴らしいエネルギー”を感じないのです。
“ただひっそりとある”としか…。

霊能者や霊感を持っているという人たちが、ミクシィ上や自身のブログなどであちこちのパワースポットを賛辞していますが、僕にはピンと来ないものが多いです。

どうぞ、ご自身の感性を信じてください。
どうぞ、ご自身の内側の聲(こえ)に従ってください。

誰かの意見に、自分自身を無理やり合わせる必要はありません。
感じなければ感じなくっていいのです。
分からなければ分からなくっていいのです。
「それが“こたえ”です。」


裸の大様、どこへ行く…
    心を隠して どこへ行く…
う〜ん…なるほど冷や汗

種々の情報の中で自分の感性をより磨くように心掛けます。

それが実生活においても応用できるのではないかと…
ありがとうございますわーい(嬉しい顔)

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