天照大神が昼の神様で、月読尊は夜を司る神様として崇拝されてきました。
月も万物に恵みを与えるもの。
月暦として、暦を司る(農耕に密接)とも聞いた事があります。
◆月神社・月読神社は全国で四社!?
「神宮および官国弊社一覧」に書かれた、大日本帝国の統治下に置かれた217社の中で月神・月読神を祀っている神社は、三重県の伊勢神宮、山形県の月山神社、壱岐島の月読神社、京都府の松尾大社の摂社月読神社の4社しかないそうです。(「月の社」より)
これとは他に 月の神様をお祀りした神社を
月読神社と 呼んでいる所もあるようです。
月読神社は延喜式では名神大社の一つに数えられる神社で、元は壱岐氏によって壱岐島 において海上の神として奉斎されたものです。
文献によれば、顕宗三年(四八七)阿閉臣 事代が朝鮮半島に遣わされる際に、壱岐で月 読尊がよりついて託宣をしたので、これを天皇に奏上して山城国葛野郡歌荒樔田の地に社を創建したとされ、斎衡三年(八五六)に松 尾山南麓の現在の地に移ったと伝えます。
境内は、江戸時代に建てられた本殿、拝殿 を中心に、御船社、聖徳太子社などから構成されています。
月読神社が京都へもたらされるにあたっては渡来系氏族、なかでも山城国と深く関係する秦氏が関わった可能性が強く、古代京都の神祇信仰やまた渡来文化を考える上で重要な意味をもつ神社であるといえます。
−案内板より−
京都の月読神社のHP
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