ホストファミリーは、地元で有名なお医者様兼モデルのクリストフ・エンゲルバルト氏。ご自宅のピアノは、きちっと調律された C. ベヒシュタインで、その素晴らしい楽器で毎日練習し放題の、最高の環境を与えて下さいました。晴れた日には、自転車をお借りしてレッスン会場の「クライスハウス」へ。その帰りはいつも、ゴスラーの美しい街並に魅せられて自転車で辻々を走り廻りました。また、エンゲルバルトさんは、毎晩のようにレストランに連れて出して下さり、ホームパーティやホームコンサートまで開催して下さいました。マスタークラスでは受講生コンサートがあり、プロコフイフの変ロ長調の「戦争ソナタ」を弾きました。最年少ということで地元新聞の取材を受けて1頁の半分くらいの記事になりましたが、いよいよ帰国の日に、新聞の切り抜き集をプレゼントして下さいました。