2008年1月17日(木）
<u>ロシアのロスネフチ：07年７−９月は80％増益</u>−ガソリン生産が増加
<u>ロシア最大の石油会社ロスネフチが16日発表した決算によると、2007年７−９月（第３四半期）の純利益は前年同期比で80％増加した。原油生産量の増加に加え、経営破たんしたユコスから買収した施設でのガソリン生産が増えたことが貢献した。 </u>
純利益は18億9000万ドルと、前年同期の10億5000万ドルから増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト８人の中央調査値では、18億7000万ドルと見込まれていた。売上高は前年同期比54％増の137億ドル。
ウニクレディト・アトン（モスクワ）の石油ガス・アナリストのアーティオム・コンチン氏は<u>７−９月期決算に関して、ユコス資産買収後の効果が初めて表れたと</u>指摘。今後の見通しについては「獲得した新たな資産を活用し始めたことから、品質においてさらなる改善がみられるだろう」と語った。
７−９月期の原油生産量は29％増の日量209万バレルとなった。製油量は 1190万トンと、570万トンから倍以上に増えた。
原題：Rosneft Profit Jumps 80% as Yukos Assets Boost
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