ロシアを旅行したいと思っている誰もが知りたい情報であるにもかかわらず,コミュニティ検索で「ロシア ビザ」と入れても一件もヒットしなかった(2008年3月10日現在)ので,立ち上げてみました。
ロシア入国のためのビザ取得の体験談をみんなで共有することで,ロシア旅行に関する実践的な知識を深めましょう!
<ロシアで旅行するための基本的な知識>
1:必要なもの
ロシアに入国し,旅行を楽しむために必要なものは、3つあります。
第一にパスポート
第二にビザ
第三に滞在登録、です。
パスポートを取得することもままならない人が海外旅行を希望することはまず無いと思いますので、第二のビザ取得、第三の滞在登録についてのみ、基本的なことをごく簡潔に説明します。
2:ビザ取得
ロシア入国ビザには大別して3つの種類があります。
A「観光ビザ」
B「業務ビザ」
C「トランジットビザ」、です。
このうち「トランジットビザ」は説明を省略します(いずれ誰かトピ立ててね!)。
いずれのビザ取得の場合も、共通して、?ビザ申請用紙、?本人写真(3×4?)、?パスポートの原本、?手数料が必要となります。手続きは在日ロシア連邦領事館(東京、大阪、新潟、札幌)で行われます。
これ以外に必要なものとしては:
A:「観光ビザ」
最初から最後までの旅行日程が確認できる書類(バウチャー、往復の航空券、受け入れ確認書)、の提出が必要になります。
B:「業務ビザ」
ロシア内務省(一部外務省)に登録されている企業、機関、学校の身元保証のもと、内務省から発行される招待状の原本が必要になります。個人が日本の友達を招待したいという場合もこれに当てはまります(?)。
〜ビザ申請手数料について〜
これは,観光ビザ用のバウチャーとか,業務ビザ用の招待状以外にかかる費用です。在日領事館で支払う申請手数料です。
ポイントは、観光,業務,トランジットいずれにしても受け取りの2週間前に申請すれば無料となることです。
加えて,業務ビザに限って,受け取り1週間前申請でも手数料は無料になります。観光やトランジットでは5000円以上かかります。
詳細は以下のHPで確認してください。
http://
3:滞在手続
ロシア渡航後、すべての滞在者は3日以内(休・祝日を除く)に、ホテルなどに宿泊する場合はその日のうちに、滞在登録を行わなくてはなりません。手続き完了後、パスポートに滞在登録が行われたことを示すスタンプが押されます。
このスタンプ無しでは、たとえビザがあったとしても、警察に呼び止められた場合に厄介なことになります。
A:「観光ビザ」の場合
滞在登録は予め予定されているホテルなどの宿泊施設が行います。手続きはすぐに済む場合もあれば、数日かかる場合もあります。数日かかる場合は、その間滞在登録中であることを示す証明書が発行されます。
観光ビザ取得のために必要な書類(受け入れ確認書とバウチャー)を出す機関の中には、、場合によっては滞在登録までサポートしない所もあります。
B:「業務ビザ」の場合
ロシアに入国する外国人の身元を保証する義務がある企業、機関、学校(これらの諸機関が内務省に申請して,招待状が発行される)が行います。
大体入国して翌日か翌々日に,その機関に出向いてパスポートを預けるという段取りになります。
知人の招待による滞在の場合、身元引受人と共に管轄区の「外国人ビザ登録課」に出向いて手続きを行う必要があります。最近は近くの郵便局でもOKとのことです。
現地に住むロシア人の中で、このような手続きが必要であることを認識している人はそんなに多くはありませんので、自らが正確な情報を把握していないと手続きの際、困難とトラブルの元になります。十分注意する必要があります。