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永峰 肇コミュの今を生きる私たちの態度。

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ネット環境が整ってないのでトピックを出せずにいました、申し訳ありません。

さて、特攻隊といふ特異な作戦に日本の未来と理想、自身の葛藤に殉じた若者たち、いまではその史実を見直す声が非常に高まりつつあると存じます。
同胞感覚という言葉ではなく、またさらに大きな念願があった方もいらっしゃったでしょうが、当時の心を知るには矢張り当時の心を以ってでしかできないことは明白ではあります、然しそれは難しい、新渡戸稲造の「武士道」にでてきた我が子を君主の子息の身代わりとし首を切らせ、「我が息子は殿のお役に立てた」と喜んだ逸話は現代を尋常に生きる我々には到底理解の及ばないことではありますがそれでは理解できないまま終わってしまいます。

終戦後間もない頃は「特攻崩れ」という俗名で呼ばれた生き残りの方々もいたと読みました、遺族のかたも心痛な思いを幾度となくされてきたと存じますが、そのような話や「国に殉ずる」という行為そのものを考えるときは当然我々も当時の心を想像しなければならない筈です。
精神の未熟や強制であったとか今の視点から見ればそう言える人たちもいるでしょう、事実としてそれはあるでしょうが、第三者は彼らの都合の良いようにその行為を定義付けしたがるでしょうし、それで安心しているのは分かりきっている話です、その純粋をそのまま認めたくはないでしょうが散華された方々の遺書には今のシニカルな見解の入り込む余地はないと思いますし正に純粋そのものです。 
今、特攻隊のコミュニティーは増えているでしょうが本当に想像し考えていくべき時期に到ったと私は思います、それはこれからの私たちの未来にもきっと不要であるとは言い切れないですし、過去に殉じた方々の魂にも悪いことではないと思います。
長くなりましたが、世の中の右傾化と言われますが「何か違うな」 と思ったことがありましたら、ここで意見を聞きたいと思います。
私から最後にエルンスト・ユンガーの 忘れえぬ人々 の一文を引かせていただきます。

 石造りの記念碑、大理石やブロンズ製の銘板が、国による死者顕彰の証として、いたるところに建立されている。 
 しかしながらこうした顕彰意思はいかに厳かなものであれ、心からの尊敬を伴わなければ、冷たいものにとどまる。


至極、当然のことですね。

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