ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

志布志を歩くコミュの御前の水

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
武家屋敷を歩いている。

志布志の武家屋敷は、知覧などに比べいかにも小ぶりだ。
ささやかな武家門から中を伺ってみると、数戸の屋敷では門の内側に設けられた仕切り屏に遮られ中が見えないようになっている。沖縄の建物に見られるヒンプンと同じ形式だ。もっともヒンプンは目隠しと外からの魔物の進入を防ぐ意味合いが大きいが、こちらでは目隠しと有事の際の防御壁の役目が強い。

各々の屋敷の生垣は美しく清楚な感を漂わせている。ただ知覧のように通り全体に屋敷が残っているわけではない。建て替えや更地となった所も多く、点在してしまっているところが実に惜しい。

この地域には各所に湧き水がある。
その中に「御前の水」という湧水がある。
この水は志布志がどんなに日照り続きでも、枯れることなく湧き出ることで知られ、その昔は島津公にも献上されたとの話が残っている。

湧き水にはカルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラル分が豊富で、この水を利用して焼酎も造られている。
口に含んでみると明らかにまろやかさを感じる。この水ならお茶・コーヒー・水割り、何に使っても美味しいことは間違いない。

この御前の水の奥には、お地蔵さんと如意輪観音の2体の石仏が祀られている。
この石仏たちも廃仏棄釈の荒波から守られ、傷ひとつ無い。
如意輪観音には「享保十年八月十八日」の銘がみられる。お地蔵さんには銘が見あたらないが、石の風化具合からみておそらく同時代のものと考えられる。

この仏様は大変やさしく穏やかなお顔をしておられる。志布志の石仏の中でも逸品といえるだろう。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

志布志を歩く 更新情報

志布志を歩くのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。