エルブランシュコミュの血が騒ぎ、肉踊る、この季節。～ジビエ料理コースのご案内～

野生の美しさというものは、実にすばらしい。
一本一本の羽毛が真っ直ぐに並び、
太陽の光で虹色に輝く、つやつやの毛並み。
それぞれに個性があり、味わいも、食感も、香りもさまざま。
10月も中旬にさしかかると、
フランス人は、野生の鳥獣が肉屋に並ぶのを、みんなが楽しみに待ち望み、
レストランでは、グルメがこぞってオーダーする、ジビエ料理。

エルブランシュでも、毎年、最高のジビエを、
フランスを中心にヨーロッパより入手します。
しかし、いかんせん、自然界の野生のもの。
数が無限ではありません。
その時々で、何が手に入るか分からないのですが、
それもジビエの魅力ではないでしょうか。

今回、エルブランシュが入手したジビエは、
ペルドロー・グリ（ヤマウズラ）2羽と、
ピジョン・ラミエ（ヤマバト）2羽。
この後も、
コルベール（青首鴨）、フザン（キジ）、マルカッサン（仔猪）、エゾ鹿などなど、
次々にやってくる予定です。
そして、僕は日本のジビエにも興味を持ち、
ハバヒロハモやオナガガモ、タシギなども今年は入手する予定です。

僕のジビエ料理は、野性味を残しつつ、
臭みを感じさせない熟成具合と、
最高の肉汁を閉じ込めるようにゆっくり丁寧な火入れにより、
ジビエ本来の美味しさを全く損なわないロティ（ロースト）。
もちろん、オードブルからデザートまで、
ジビエを引き立たせる料理をご用意いたします。

ジビエ料理のコース、15,000円（税込み・サ別）
＊調理の都合上お二人単位でお願いします。
10月18日（月）以降、年内のご用意となります。
ジビエの入荷状況は、その都度変わりますので、
ご予約時にお尋ね下さい。

この季節、フランス人の血が騒ぎ、肉踊る。
どうぞ、フランスのエスプリをエルブランシュで感じてください。

エルブランシュ
シェフ　小川智寛