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若いけど相撲!!コミュの2018夏場所

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こんにちは!
夏場所まで残り3日となりました。

不祥事が相次いでいる相撲界を明るく変えてくれることを願いたい今日この頃。
先場所休場した白鵬と稀勢の里の2横綱は果たして出場を決断できるかに大きな注目が集まっています。
優勝争いの面では、連覇を懸ける鶴竜と2場所連続で12勝の好成績を残している高安、さらに成績次第では大関取りが実現する栃ノ心あたりが主な候補に挙がってくるでしょう。

そんな中で明日、初日と2日目の取組が発表されます。
15日間目が離せない熱戦を期待しましょう。
それでは、今場所も宜しくお願い致します!

コメント(23)

【初日】

○錦木(押し出し)安美錦●

○妙義龍(寄り切り)旭大星●

●栃煌山(はたき込み)豪風○

○佐田の海(寄り切り)碧山●

●石浦(寄り切り)朝乃山○

●荒鷲(引き落とし)千代の国○

○隠岐の海(寄り切り)大奄美●

○貴景勝(押し出し)北勝富士●

○大翔丸(寄り切り)輝●

○嘉風(押し出し)千代丸●

●竜電(寄り切り)宝富士○

●千代翔馬(上手投げ)勢○

●琴奨菊(すくい投げ)正代○

○千代大龍(押し出し)豊山●

○御嶽海(押し出し)大栄翔●

●阿炎(押し出し)逸ノ城○

○栃ノ心(寄り切り)松鳳山●

●魁聖(寄り切り)豪栄道○

●玉鷲(押し出し)白鵬○

○鶴竜(引き落とし)遠藤●



横綱稀勢の里と大関高安の休場で幕を開けた夏場所。
自身初となる連覇を目指す鶴竜は結びで新三役の遠藤を退け白星スタート。
今場所の成績次第で大関取りの注目が集まる栃ノ心は松鳳山との同期生対決に勝利。
休場明けで再起を懸ける白鵬、大関の豪栄道、さらには関脇に返り咲いた逸ノ城も白星を挙げて上位安泰の初日でした。
ぴかぴか(新しい)初日の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:貴景勝
貴乃花部屋の雰囲気が心配された中、それを払拭してくれる最高の勝ち相撲だったと思います。
北勝富士との伸び盛り対決ということもあり、前半戦の取組でも特に注目が集まった取組でした。
立ち合いの厳しい攻め、体勢を入れ替えられても粘れる柔らかさ、彼の長所が光りました。
師匠が審判部として再出発を果たした中、貴景勝も休場明けからの再出発でいい報告ができそうですね。

2位:栃ノ心
今場所の成績次第で大関昇進が懸かる大事な初日、松鳳山との同期生対決がいきなり組まれました。
相手がもろ差しの有利な形を作っても肩越しの上手から得意の怪力相撲が炸裂。
角界でトップクラスの腕力を初日から発揮し、かなり自信を繋げた白星ではないかと。
大関昇進の目安は『三役で3場所合計33勝』というのが有名な話で、直近3場所で平幕の場所を含めているのは過去に3人います。
現高砂親方の朝潮、後に横綱双羽黒となった北尾、最近ではちょうど3年前の照ノ富士がその一例です。
数少ない例の中に今回の栃ノ心も入ってくるのか、注目がかなり集まってくるでしょう。

3位:豪栄道
高安の休場で『一人大関』として土俵を引っ張っていくことになった豪栄道。
先場所優勝争いに関わった魁聖が初日の相手でしたが、立ち合いの左前まわしが大きな勝因となりました。
すかさず頭をつけてからの出し投げも彼の中で非常にいいリズムで取れていたと思います。
個人的に初日の上位陣で圧巻の内容を見せたのは恐らくこの相撲が一番という印象でした。
鶴竜の連覇、白鵬の復活、栃ノ心の大関昇進に話題が集まる中、若干ノーマーク気味の大関が場所を盛り上げて欲しい気持ちもあります。


十両では、
1位:阿武咲
2位:貴源治
3位:貴ノ岩
という結果になっています。
【2日目】

●妙義龍(寄り切り)錦木○

●安美錦(すそ払い)旭大星○

○佐田の海(寄り倒し)栃煌山●

○豪風(突き落とし)碧山●

○荒鷲(寄り切り)石浦●

○朝乃山(寄り切り)千代の国●

○隠岐の海(寄り切り)貴景勝●

○大奄美(押し倒し)北勝富士●

●嘉風(送り出し)大翔丸○

○輝(押し出し)千代丸●

○千代翔馬(下手投げ)竜電●

●宝富士(すくい投げ)勢○

●千代大龍(すくい投げ)琴奨菊○

●大栄翔(突き落とし)正代○

●豊山(引き落とし)遠藤○

○栃ノ心(寄り切り)阿炎●

●魁聖(寄り切り)逸ノ城○

●松鳳山(押し出し)豪栄道○

○鶴竜(突き落とし)玉鷲●

●御嶽海(上手投げ)白鵬○



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:遠藤
2位:逸ノ城
3位:勢

(十両)
1位:阿武咲
2位:貴ノ岩
3位:隆の勝



初日に続き、今日も2横綱1大関と関脇2人が安泰となりました。
とはいえ、結びの一番で勝った白鵬は若干ヒヤッとした印象があります。
今日の上位陣で安定感抜群と言える内容だったのが個人的には豪栄道と逸ノ城ではないかと。
まだ2日間だけなので何とも言えませんが、このまま上位が白星を連ねれば相当面白い場所になるでしょうね。
この他には新三役の遠藤に初日が出て、道産子力士久々の新入幕として話題になっている旭大星も幕内初勝利を挙げています。
【3日目】

○妙義龍(押し出し)安美錦●

○栃煌山(寄り切り)錦木●

○旭大星(押し出し)豪風●

○石浦(引き落とし)佐田の海●

●碧山(寄り切り)朝乃山○

○大奄美(はたき込み)貴景勝●

○隠岐の海(上手投げ)荒鷲●

○千代の国(送り出し)北勝富士●

●嘉風(押し出し)輝○

●大翔丸(押し出し)千代丸○

●千代翔馬(寄り倒し)宝富士○

●竜電(小手投げ)勢○

●千代大龍(押し倒し)正代○

○琴奨菊(寄り切り)豊山●

○御嶽海(押し倒し)阿炎●

●大栄翔(はたき込み)逸ノ城○

○栃ノ心(はたき込み)玉鷲●

○遠藤(肩すかし)豪栄道●

●松鳳山(押し出し)白鵬○

○鶴竜(寄り切り)魁聖●



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:遠藤
2位:琴奨菊
3位:正代&朝乃山

(十両)
1位:阿武咲
2位:貴ノ岩
3位:貴源治



連勝スタートの上位陣に明暗が分かれました。
鶴竜と白鵬の2横綱、栃ノ心と逸ノ城の関脇2人は白星を挙げて初日から3連勝。
しかし大関の豪栄道がまたしても遠藤戦を落として土。
明日以降の星勘定にどう影響してくるか。
鶴竜は連覇に向けて順調な発進に対し、白鵬は連続休場後ということもあり相撲勘を戻すのに若干時間がかかっている印象がありますね。
栃ノ心も本来の四つ相撲ではないとはいえ、相撲内容は余裕綽々といったところでしょう。
明日の取組では『栃ノ心―御嶽海』『阿炎―遠藤』にかなりの注目が集まっているようです。
【4日目】

○栃煌山(押し倒し)安美錦●

●錦木(押し倒し)旭大星○

●石浦(引き落とし)豪風○

●妙義龍(引き落とし)碧山○

○佐田の海(突き落とし)朝乃山●

○大奄美(寄り切り)荒鷲●

○千代の国(はたき込み)貴景勝●

○大翔丸(押し出し)隠岐の海●

○北勝富士(押し出し)輝●

●竜電(寄り切り)嘉風○

●千代丸(寄り切り)宝富士○

○琴奨菊(寄り切り)千代翔馬●

●勢(寄り切り)正代○

●大栄翔(突き落とし)千代大龍○

○阿炎(突き出し)遠藤●

○栃ノ心(寄り切り)御嶽海●

●豊山(寄り切り)逸ノ城○

○玉鷲(押し出し)豪栄道●

●鶴竜(押し倒し)松鳳山○

●魁聖(上手出し投げ)白鵬○



またしても上位陣が明暗を分けました。
白鵬は結びで魁聖を難なく退け、栃ノ心と逸ノ城の両関脇も力強い勝ち相撲で4連勝。
鶴竜は松鳳山に金星献上で初黒星を喫し、豪栄道も先場所敗れた玉鷲を相手にまたしても屈し連敗。
星勘定に差が出始めた上位陣、今場所は関脇2人がここまで負けなしという点がかなり興味深いですね。
別の言い方だと、既に黒星を喫している鶴竜と豪栄道が優勝争いで白鵬+両関脇を追いかける立場というのは現時点でも苦しいのではないかと。
明日は白鵬が大栄翔、鶴竜が阿炎とそれぞれ新鋭との対戦です。
この他、『遠藤―逸ノ城』の三役対決や『安美錦―豪風』といったベテラン対決が組まれています。
ぴかぴか(新しい)4日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:阿炎
上位総当たり戦が予想される番付でここまで3連敗中。
今日は新三役遠藤との人気者対決。
立ち合いから突っ張りを見舞う積極的な姿勢はお見事でした。
その中でも土俵際で勝負強さを発揮する遠藤の粘りも頭の中に入っていたようですね。
熱い想いの中で冷静さも感じられた今日の勝ち相撲。
そして相撲の取り口がだんだん師匠に似てきましたね。

2位:松鳳山
額に傷ができるほどの激しい相撲の末、連覇を狙う横綱を撃破して1年ぶりの金星。
3連敗中の嫌な流れを見事な突き押し相撲で断ち切りましたね。
立ち合いの当たり勝ちも大きく響き、最終的に横綱が墓穴を掘る結果を作れたことは間違いないです。
これで横綱・大関戦は全て終えたので、あとは今日のような相撲を取り続ければ三役復帰も見えてくるでしょう。

3位:栃ノ心
立ち合いでもろ差しを果たした瞬間に勝負ありと言った雰囲気でしたね。
どんな体勢でも前に出られる御嶽海をあそこまで封じられるのは正直彼しかいないと思います。
取組後には「勝てるイメージしか湧いてこない やっぱり気持ちは大事」と強気なコメントも。
ここまで言えるのは相当な自信を持って臨んでいるハズです。
変な話、ここまでの勝ちっぷりを見るとリズムを作って全勝優勝まで進んでもおかしくない感じがしてきました。


十両では、
1位:阿武咲
2位:貴源治
3位:若隆景
という結果になっています。
【5日目】

○安美錦(引き落とし)豪風●

●佐田の海(引き落とし)旭大星○

●錦木(寄り切り)碧山○

●石浦(押し出し)妙義龍○

○栃煌山(寄り切り)朝乃山●

●大奄美(寄り切り)千代の国○

●荒鷲(押し倒し)貴景勝○

○大翔丸(押し出し)北勝富士●

●隠岐の海(押し出し)輝○

○竜電(寄り切り)千代丸●

○嘉風(はたき込み)宝富士●

●琴奨菊(寄り切り)勢○

●千代翔馬(寄り切り)正代○

●松鳳山(突き出し)千代大龍○

○御嶽海(引き落とし)玉鷲●

○遠藤(寄り切り)逸ノ城●

○栃ノ心(寄り切り)魁聖●

●豊山(押し出し)豪栄道○

●大栄翔(上手投げ)白鵬○

○鶴竜(はたき込み)阿炎●



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:遠藤
2位:竜電
3位:正代&貴景勝&安美錦

(十両)
1位:貴ノ岩
2位:阿武咲
3位:若隆景



地上波では元寺尾の錣山親方、AbemaTVでは元豊真将の立田川親方、視聴率の師弟対決にも興味が集まった5日目の土俵。
連覇を狙う鶴竜は阿炎の初挑戦を退けて連敗を免れ、復活優勝を狙う白鵬も結び前で大栄翔を難なく下して5連勝。
大関の豪栄道は豊山との初顔合わせを制して連敗ストップ。
関脇では栃ノ心が5連勝と星を伸ばしたものの、逸ノ城は遠藤の粘りに屈して初黒星。
平幕では正代が唯一序盤戦勝ちっ放しと復活ぶりを発揮。
新入幕の旭大星は初日黒星を喫した後4連勝と調子を上げています。
この他『アラフォー対決』として注目されたベテラン同士の一番は、39歳の安美錦が38歳の豪風を破って今場所の初白星。
十両では幕内経験者の阿武咲と貴ノ岩、さらには新鋭の矢後の3人が初日から5連勝としています。
幕内でも少しずつ星勘定に差が出始めてきましたが、出場している役力士全員が白星先行というのは中盤以降も相当楽しませてくれるでしょう。
【6日目】

●栃煌山(寄り切り)妙義龍○

○佐田の海(押し出し)安美錦●

○錦木(押し出し)豪風●

○旭大星(押し出し)碧山●

●大奄美(切り返し)石浦○

●隠岐の海(引き落とし)千代の国○

○朝乃山(はたき込み)貴景勝●

●荒鷲(押し出し)北勝富士○

●竜電(はたき込み)大翔丸○

●千代翔馬(はたき込み)嘉風○

○輝(寄り切り)宝富士●

○千代丸(突き落とし)勢●

●松鳳山(きめ出し)琴奨菊○

●正代(寄り切り)魁聖○

○御嶽海(上手出し投げ)遠藤●

○栃ノ心(突き落とし)豊山●

○玉鷲(押し出し)逸ノ城●

○千代大龍(押し倒し)豪栄道●

○鶴竜(はたき込み)大栄翔●

○阿炎(押し出し)白鵬●



今日は結びで大波乱がありました。
ここまで勝ちっ放しの白鵬が初顔合わせの阿炎に完敗で金星献上。
さらには平幕で唯一負けなしだった正代にも土。
関脇の栃ノ心は豊山に攻め込まれるも、土俵際の逆転劇で白星を挙げて早くも全勝で単独トップ。
鶴竜は大栄翔を相手に冷静な対応で1敗を守ったものの、豪栄道は千代大龍の圧力に屈して早くも3敗。
関脇の逸ノ城は玉鷲の出足に何も対応できず連敗。
小結同士の対戦は御嶽海が遠藤を下して4勝2敗。
十両では、序盤戦勝ちっ放しの力士が相次いで敗れ、最終的には矢後がただ一人6連勝としています。
ぴかぴか(新しい)6日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:阿炎
やはり今日のトップはこの人で間違いないですね。
これまで初顔合わせで壁として跳ね返してきた横綱に何もさせず、長いリーチを活かして圧勝。
昨日の鶴竜戦がいい経験になったんでしょうね。
初金星のインタビューでは個性あふれるコメントが連発して思わずほっこりするファンも多かったハズです。
特に「昨日誕生日だったお母さんに早く報告したいのでもう帰っていいですか?」という言葉には思わず笑ってしまいました。
以前豊真将の立田川親方が取組前に周りを見回す阿炎に何をキョロキョロしているんだと注意したところ、「お母さんが観戦に来ていたんで探していました」という返事があったようです。
それだけお母さんのことが大好きだなぁというのが今日のインタビューでより伝わってきました。
1日遅れではありますが、この金星は最高の誕生日プレゼントですね。

2位:御嶽海
今日は遠藤との小結対決、三役経験豊富な御嶽海が一枚上でしたね。
遠藤はやはり横に動いて前まわしを狙う作戦に出ましたが、御嶽海がそれを十分読み切っていた感じが見受けられました。
上手く反応して横へ動きながらの出し投げはお見事。
先場所負け越した悔しさを今場所の土俵で晴らそうとする気持ちが存分に出ています。
あとは後半戦の失速を克服できるように願いたいですね。

3位:千代大龍
先場所小結で負け越して平幕からの出直しとなった今場所。
持ち前の強烈なぶちかましと両手突きの威力が光っています。
今日も大関を相手にこれ以上ないほどの完璧な当たりでした。
先場所に比べて体重が減ったことが心配されましたが、動きの良さに繋がっていると捉えていいでしょう。
明日はついに横綱戦、今日のような出足を見せられるか注目したいところ。


十両では、
1位:明生
2位:照強
3位:矢後
という結果になっています。
【7日目】

○栃煌山(押し出し)旭大星●

○妙義龍(押し出し)豪風●

●佐田の海(上手投げ)錦木○

○荒鷲(こまたすくい)安美錦●

●碧山(送り出し)千代の国○

●大奄美(押し出し)朝乃山○

○隠岐の海(寄り切り)石浦●

○大翔丸(押し出し)貴景勝●

○北勝富士(押し出し)千代丸●

●千代翔馬(引き落とし)輝○

●嘉風(押し出し)勢○

○琴奨菊(寄り切り)竜電●

○宝富士(寄り切り)正代●

●玉鷲(突き落とし)大栄翔○

●御嶽海(寄り切り)魁聖○

○松鳳山(下手投げ)逸ノ城●

□栃ノ心(不戦勝)遠藤■

○阿炎(はたき込み)豪栄道●

●千代大龍(寄り切り)白鵬○

○鶴竜(突き落とし)豊山●



昨日まで唯一勝ちっ放しの栃ノ心は遠藤の休場により相撲を取らずに7連勝。
鶴竜と白鵬の両横綱は共に1敗を守り、平幕でも大翔丸と千代の国の2人が1敗と好調を維持しています。
豪栄道は連敗で黒星が先行し、対戦相手の阿炎は連日の殊勲。
逸ノ城も4連勝の後3連敗とやや流れが悪くなってきました。
明日は折り返し地点となる中日、栃ノ心は勝ち越しを懸けて逸ノ城との関脇対決です。
ぴかぴか(新しい)7日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:阿炎
昨日に続き、今日も1位にランクインした阿炎。
今日は大関豪栄道を相手に両手突きで当たって素早く叩く反応の良さ。
2日間の横綱戦が大きな自信に繋がったことは間違いないですね。
上位初挑戦の土俵にも慣れてきて、星勘定を3勝4敗と戻してきました。
そしてインタビュールームでの受け答えでも連日のジョークを飛ばし、彼の個性も今後注目されるでしょうね。

2位:松鳳山
あんなにも綺麗に決まった投げ技は実に久しぶりでした。
今日は関取最重量の体重を誇る逸ノ城を相手に立ち合い当たってすぐさまもろ差し。
さらに相手が上手を取りにかかるところで右からの投げが炸裂。
逸ノ城があんなにも軽々と土俵に転がる姿は初めて見た気がします。
低い姿勢で相手の上手を遠ざける作戦は実にお見事な取り口でした。

3位:勢
ここ数日で膝を気にする仕草が心配されましたが、今日はそんな心配を払拭する勝ち相撲でした。
出足の怖い嘉風に対して鋭く踏み込み、その後も相手を正面に当てながら足の運びも光って完勝。
先場所好成績を挙げた快進撃をそのままキープできている今場所の土俵。
この調子で星が伸びれば上位戦を組んでくる可能性もありそうですね。

3位:朝乃山
幕内の土俵に上がって1年の若武者が着実に力を伸ばしています。
今日は体格も力も互角の大奄美と対戦。
長身な体とは裏腹に低い姿勢からの攻め、終始ピタッと土俵についたまま足を運べる下半身の安定感が今日の勝ち相撲で大いに光ったと思います。
一度連敗して心配されましたが、その後きちんと立て直してここまで5勝2敗。
彼こそ早く上位との対戦を見たいですね。


十両では、
1位:明生
2位:矢後
3位:若隆景
という結果になっています。
【8日目】

○錦木(押し出し)蒼国来●

●佐田の海(浴びせ倒し)豪風○

●安美錦(押し出し)碧山○

●荒鷲(押し出し)旭大星○

○妙義龍(寄り倒し)朝乃山●

●大奄美(肩すかし)栃煌山○

●石浦(はたき込み)千代の国○

●嘉風(押し出し)貴景勝○

●隠岐の海(押し出し)千代丸○

●千代翔馬(押し出し)北勝富士○

●大翔丸(はたき込み)宝富士○

●輝(すくい投げ)勢○

●竜電(肩すかし)正代○

○琴奨菊(寄り切り)阿炎●

○玉鷲(押し出し)魁聖●

○御嶽海(押し出し)松鳳山●

○栃ノ心(寄り切り)逸ノ城●

○大栄翔(押し出し)豪栄道●

○鶴竜(上手出し投げ)千代大龍●

●豊山(寄り倒し)白鵬○



全勝:栃ノ心
1敗:鶴竜 白鵬 千代の国



全勝でトップを走る栃ノ心は力の入った熱戦の末逸ノ城との関脇対決を制して幕内勝ち越し第1号。
両横綱はそれぞれ白星を挙げて星1差で追いかける展開。
さらに平幕では千代の国も1敗と好調が続き勝ち越しに王手。
この他、大関の豪栄道は5敗目と星勘定がさらに苦しくなり、小結から再起を懸ける御嶽海は5勝3敗での折り返し。
明日からの後半戦、栃ノ心の白星街道はどこまで続くのか、その連勝に待ったをかける相手が出てくるかに注目が集まります。
ここまで充実した相撲が続く栃ノ心、追いかける両横綱としては直接対決を迎えるまでは絶対に星を落とすワケにはいかないですね。
ぴかぴか(新しい)8日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:栃ノ心
逸ノ城とのガップリ四つ対決、今場所も力が入りましたね。
立ち合いから序盤は逸ノ城がやや有利な形から吊り上げる怪力ぶりを発揮。
しかしここから巻き返せるのが今年に入ってからの栃ノ心。
吊り上げを凌げる強靭な下半身、得意の上手を犠牲にしてでももろ差しから勝負を仕掛ける強気な姿勢、『充実』という2文字がより象徴された今日の勝ち相撲だったと思います。
昨日は不戦勝で相撲を取らなかったものの、支度部屋ではいつものように四股と立ち合いの確認を入念に繰り返していたとのこと。
こういう日々の心掛けが今場所の土俵に繋がっているんでしょうね。
ここまで来れば、大関昇進と優勝争いの両方で後半戦の土俵を盛り上げて欲しいところ。

2位:大栄翔
ここまで1勝6敗と壁にぶつかっている中、今日の大関戦初勝利は最高の相撲でした。
同じ高校の先輩を相手にまわしを警戒し、自らの押し相撲を徹底した取り口にはアッパレ。
インタビュールームでは控えめな受け答えながらも、本人の中では横綱戦以上に価値のある殊勲と感じている様子。
ちょうど1年前は上位初挑戦で8連敗で跳ね返されましたが、今年は2勝6敗で折り返したことはきちんと成長ぶりをアピールできている証拠です。
そして明日は1位の栃ノ心と2位の大栄翔が対戦します。
今日のような相撲を取って相手を慌てさせれば勝機も十分あるかもしれないですね。

3位:貴景勝
休場明けで苦しい土俵が続く中、今日の相撲で自信を取り戻せたのではないでしょうか。
今日前半戦の土俵を最も盛り上げたと言っていいほど熱戦になった嘉風との激しい突っ張り合い。
互いに強い気持ちで突き立てた中、勝敗の分かれ目となったのが貴景勝のいなし。
相手に横を向かせ、そこから素早く正面から当たっての突き放しで勝負あり。
力強さに加えてスピード相撲でも館内を沸かせてくれました。
3勝5敗とまだ黒星先行ですが、今日の白星をきっかけに後半戦の巻き返しに期待したいですね。


十両では、
1位:貴源治
2位:照強
3位:明生
という結果になっています。
【9日目】

○阿武咲(押し出し)安美錦●

●石浦(つり出し)錦木○

●旭大星(寄り切り)朝乃山○

○荒鷲(はたき込み)栃煌山●

●豪風(突き出し)千代の国○

●大奄美(寄り切り)妙義龍○

○碧山(引き落とし)輝●

○嘉風(押し出し)佐田の海●

○貴景勝(押し倒し)千代丸●

●竜電(上手投げ)隠岐の海○

●北勝富士(突き落とし)宝富士○

○千代翔馬(寄り切り)大翔丸●

●千代大龍(はたき込み)勢○

○阿炎(引き落とし)魁聖●

●玉鷲(突き落とし)松鳳山○

○御嶽海(押し出し)豊山●

○栃ノ心(寄り切り)大栄翔●

□逸ノ城(不戦勝)豪栄道■

●琴奨菊(上手投げ)白鵬○

○鶴竜(押し出し)正代●



全勝:栃ノ心
1敗:鶴竜 白鵬 千代の国
2敗:勢 妙義龍



大関取りを狙う栃ノ心は大栄翔に完勝して土つかずの9連勝で依然単独トップ。
これで3場所での合計が33勝に到達し、あと1~2勝すれば大関昇進はほぼ手中に収めたと判断していいでしょう。
星1つの差で追う両横綱、さらには平幕の千代の国も白星を挙げ、全勝と1敗の顔ぶれは変わらず。
前日まで6人いた2敗グループは、今日を終えて残ったのは勢と妙義龍の2人だけ。
明日はここまで休場中だった新三役の遠藤が再出場し、いきなり結びで白鵬戦。
全勝の栃ノ心は千代大龍、1敗では鶴竜が琴奨菊、千代の国は錦木との対戦が組まれています。
ぴかぴか(新しい)9日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:阿炎
前半戦の上位対決の経験が今日の一番に大きく繋がったと伺える相撲内容でした。
重量級の魁聖を相手に立ち合いで上体を起こし、タイミングを見て崩す間合いの取り方はお見事。
AbemaTVの放送では師匠の錣山親方が解説していて、太鼓判を押すコメントも。
白星を挙げた日には必ず1位にランクインしているので、やはりそれだけ成長を感じていることと思います。
中日の関取訪問で新入幕の会見時に「三賞を総なめ」と大きな目標を口にしていましたが、年内には三賞の各賞を一度ずつ受賞することは十分可能です。

2位:貴景勝
連敗が目立って苦しんだ前半戦でしたが、今日の勝ち相撲で巻き返しに向けていい弾みをつけたと思います。
190キロを超える千代丸に対して強烈な両手突きで上体を起こし、その後は出足の鋭さも光って完勝。
上位を脅かしてきた存在なので、番付を戻すために今日の相撲内容を連日取り続けて欲しいですね。

3位:千代の国
豪風の引き技に全く恐れることなく一気の出足が光って平幕で勝ち越し第1号。
「落ち着いて取れた 引いてきたのも見えた」というコメントの通り、今日だけでなく今場所は序盤から相手の動きがよく見えている印象があります。
中日を1敗で折り返したことも、こんなに早い段階で勝ち越しを決めたのも自身初。
ここからは体験したことのない未知の世界、優勝争いを盛り上げるというよりは自分の相撲にどこまで自信を持てるかを楽しんで取って欲しいですね。
まだ星が伸びれば両横綱や栃ノ心との対戦を組まれるのも時間の問題かもしれません。


十両では、
1位:貴源治
2位:貴ノ岩
3位:若隆景
という結果になっています。
【10日目】

●妙義龍(寄り倒し)琴恵光○

●荒鷲(寄り切り)佐田の海○

○安美錦(肩すかし)朝乃山●

○錦木(押し出し)千代の国●

●隠岐の海(突き出し)旭大星○

●栃煌山(はたき込み)貴景勝○

○大翔丸(突き落とし)豪風●

●嘉風(突き出し)碧山○

●石浦(突き出し)輝○

○竜電(はたき込み)北勝富士●

●大奄美(突き出し)千代丸○

○大栄翔(押し出し)宝富士●

●千代翔馬(押し倒し)豊山○

●玉鷲(上手投げ)阿炎○

○松鳳山(寄り切り)魁聖●

○御嶽海(突き落とし)勢●

○栃ノ心(寄り切り)千代大龍●

●正代(押し出し)逸ノ城○

○鶴竜(はたき込み)琴奨菊●

●遠藤(送り出し)白鵬○



全勝:栃ノ心
1敗:鶴竜 白鵬
2敗:千代の国



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:阿炎
2位:遠藤
3位:栃ノ心

(十両)
1位:貴源治
2位:若隆景
3位:阿武咲



単独トップを走り続ける栃ノ心は今日も勝って10連勝。
これで3場所合計で34勝とし、明日は大関経験者の琴奨菊と対戦するので、これに勝てば大関昇進文句なしの声が出るでしょう。
1敗グループでは両横綱が白星を挙げたものの、千代の国は一度軍配をもらうも判定が覆って2敗目。
勝った両横綱では、鶴竜は立ち合いの変化でブーイングが出て、白鵬は作戦勝ちとは裏腹に必死に立ち向かった遠藤に敢闘精神を評価されるという若干皮肉な結末。
明日から終盤戦に入りますが、1敗の両横綱がどこまで本来の心技体を取り戻して栃ノ心戦に臨めるかが優勝争いの大きな分かれ目になるのではないかと思います。
また、今日は幕内格行司の錦太夫が担当する取組で2番とも軍配差し違えになってしまったという珍しいことが起こりました。
立行司ではないので進退伺はないとは思いますが、何らかの処分に影響しないか個人的に心配です。
【11日目】

●臥牙丸(下手投げ)旭大星○

●石浦(寄り切り)碧山○

○荒鷲(寄り切り)豪風●

○妙義龍(寄り切り)千代の国●

○大奄美(寄り切り)安美錦●

□錦木(不戦勝)北勝富士■

○佐田の海(上手投げ)輝●

●嘉風(突き出し)栃煌山○

●朝乃山(押し出し)千代丸○

○貴景勝(突き落とし)宝富士●

○千代翔馬(下手投げ)隠岐の海●

●大翔丸(押し出し)勢○

●竜電(寄り倒し)豊山○

○松鳳山(突き出し)阿炎●

●大栄翔(寄り切り)魁聖○

○玉鷲(突き出し)遠藤●

●千代大龍(送り出し)逸ノ城○

○栃ノ心(上手投げ)琴奨菊●

●正代(寄り切り)白鵬○

○鶴竜(はたき込み)御嶽海●



全勝:栃ノ心
1敗:鶴竜 白鵬



盤石な内容が続く全勝の栃ノ心、今日も大関経験者の琴奨菊を相手に力強い上手投げで仕留め11連勝。
これで3場所合計35勝となったので、大関昇進はまず確実にしたと見ていいと思います。
白鵬は正代に完勝し、鶴竜は土俵際の回り込みで御嶽海に逆転勝ち。
昨日まで2敗で追っていた平幕の千代の国は黒星を喫し3敗。
数字の上では3敗グループの平幕5人にも可能性は残されていますが、ほぼ栃ノ心と両横綱に絞られた感じでいいでしょう。
そして明日の結び、全勝の栃ノ心と1敗の白鵬による直接対決が組まれました。
過去は白鵬が初顔合わせから25連勝中で栃ノ心はまだ一度も勝ったことがありません。
栃ノ心が勝ってさらに有利な状況を作るのか、白鵬が勝って混戦模様になってくるのか…。
ぴかぴか(新しい)11日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:栃ノ心
今日の勝ち相撲は大関昇進だけでなく、2回目の優勝に向けての弾みでも相当価値のある1勝だと思います。
相手は過去7勝24敗と大苦戦を強いられてきた琴奨菊。
立ち合いで相手有利の形に持ち込まれても、力強さに加えて冷静さも光った栃ノ心。
右下手投げで相手のバランスを崩して立て直し、さらに左上手を引いてすぐ放り投げる反応の良さ。
非の打ち所がない盤石な内容で全勝をキープ。
明日の結び、過去一度も勝っていない白鵬を相手にどう立ち向かえるか注目です。

2位:貴景勝
幕内前半最後の取組はかなり盛り上がった一番でした。
宝富士と力の入ったぶつかり合いの末、最後は持ち前の柔らかさが生かされ土俵際の逆転勝利。
「日々後悔のないように相撲を取っている」というコメントの通り、立派な全力投球の相撲内容だったと思います。
最後の回り込みの際に若干セーフのポーズを取っていたように見えましたが、あれはあれで可愛らしさがありましたね。
これで白星を先行させて残り4日間で勝ち越しと二桁を是非目指して欲しいところ。

3位:勢
先場所三賞候補まで評価された快進撃は今場所も続いていました。
今日は勝ち越しを懸けて大翔丸と3敗同士の対戦。
相手の出方を伺いながら落ち着いて対応し、最後は体勢を低くしながら圧力をかけて見事勝利。
今場所こそは三賞受賞なるか、残りの終盤で如何にいい内容で白星を積み上げられるか重要です。
上位陣で休場が相次いだ結果、明日は横綱鶴竜との対戦が組まれました。
本人は当日まで知らないようにしているとのことでしたが、果たして明日どう反応するか。


十両では、
1位:阿武咲
2位:貴ノ岩
3位:翔猿
という結果になっています。
【12日目】

○石浦(押し出し)安美錦●

●荒鷲(寄り切り)朝乃山○

●旭大星(寄り切り)千代の国○

●隠岐の海(寄り切り)栃煌山○

○大翔丸(押し出し)錦木●

○嘉風(送り投げ)大奄美●

●豪風(押し出し)輝○

●竜電(寄り倒し)佐田の海○

○碧山(押し出し)千代丸●

●千代翔馬(はたき込み)貴景勝○

○妙義龍(送り倒し)宝富士●

●松鳳山(押し出し)正代○

○大栄翔(押し出し)阿炎●

○玉鷲(押し出し)豊山●

●御嶽海(突き出し)千代大龍○

○魁聖(突き落とし)遠藤●

○琴奨菊(寄り切り)逸ノ城●

○鶴竜(押し出し)勢●

○栃ノ心(寄り切り)白鵬●



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:栃ノ心
2位:琴奨菊
3位:貴景勝

(十両)
1位:貴ノ岩
2位:貴源治
3位:若隆景



全勝:栃ノ心
1敗:鶴竜
2敗:白鵬



優勝争いを大きく左右する結びの直接対決は、栃ノ心が引きつけ合いの力相撲の末12連勝と星を伸ばし、力負けした白鵬は2敗に後退。
鶴竜は勢を退けて1敗を守ったとはいえ、栃ノ心が優勝に向けてかなり有利になってきたことは事実ですね。
栃ノ心は明日正代との対戦が組まれ、残り2日の対戦相手をどう組んでくるかが気になるところ。
14日目は間違いなく鶴竜で、問題は千秋楽の相手。
濃厚なのは終盤に両横綱との対戦を入れてきた勢、もしくは現時点で二桁勝ち星に王手を懸けている千代の国か妙義龍あたりを当ててきそうな気がしますね。
そして、まだ栃ノ心戦を残している1敗の鶴竜は何が何でも明日勝って1差対決か相星決戦に持ち込んで欲しい。
また今日は序ノ口の取組で『二番後取り直し』という珍しい出来事に盛り上がった様子がAbemaTVで流れていました。
十両以上の取組でないと力水が与えられないことから、どうやら幕下以下は『水入り』の対応は取らないらしいですね。
優勝争い以外でも土俵を盛り上げた1日であり、勉強にもなった1日でした。
【13日目】

○豪風(はたき込み)朝乃山●

●佐田の海(寄り切り)千代の国○

●大奄美(寄り切り)錦木○

●碧山(押し出し)貴景勝○

●隠岐の海(上手投げ)安美錦○

●大翔丸(寄り切り)石浦○

●妙義龍(小手投げ)輝○

●嘉風(引き落とし)旭大星○

○栃煌山(押し出し)千代丸●

●竜電(寄り切り)荒鷲○

●大栄翔(寄り切り)千代翔馬○

●宝富士(はたき込み)阿炎○

●豊山(押し出し)魁聖○

○玉鷲(押し出し)千代大龍●

○松鳳山(押し出し)遠藤●

○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●

●栃ノ心(引き落とし)正代○

●勢(上手出し投げ)白鵬○

○鶴竜(寄り切り)逸ノ城●



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:正代
2位:阿炎
3位:貴景勝&安美錦

(十両)
1位:貴源治
2位:若隆景
3位:照強



1敗:鶴竜 栃ノ心
2敗:白鵬



ここまで非の打ち所がない相撲で勝ってきた栃ノ心がついに初黒星を喫しました。
確かに先場所敗れていた正代戦なので警戒心はあったかと思いますが、何故自信を持って力勝負に持ち込めなかったか…。
これで鶴竜と栃ノ心が1敗で並び、明日ついに相星での直接対決。
2敗の白鵬も直接対決の結果次第では自力優勝の可能性が復活しますので、再びチャンス到来となりましたね。
ますます目が離せない残り2日間、単独トップで千秋楽を迎えるのが鶴竜と栃ノ心のどちらなのか、白鵬は逆転優勝に向けて踏みとどまるのか。
【14日目】

○石浦(寄り切り)旭大星●

●大奄美(はたき込み)碧山○

●栃煌山(引き落とし)千代の国○

●妙義龍(押し倒し)貴景勝○

●大翔丸(はたき込み)荒鷲○

○嘉風(寄り切り)錦木●

●朝乃山(押し出し)輝○

●竜電(渡し込み)安美錦○

○佐田の海(突き落とし)千代丸●

○千代翔馬(押し倒し)豪風●

●隠岐の海(寄り切り)宝富士○

○松鳳山(渡し込み)大栄翔●

●豊山(寄り切り)阿炎○

○玉鷲(押し出し)勢●

○琴奨菊(寄り切り)魁聖●

●御嶽海(すくい投げ)正代○

○千代大龍(押し出し)遠藤●

○鶴竜(すくい投げ)栃ノ心●

○逸ノ城(上手投げ)白鵬●



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:逸ノ城
2位:鶴竜
3位:正代

(十両)
1位:貴源治
2位:阿武咲
3位:貴ノ岩



1敗:鶴竜
2敗:栃ノ心



優勝争いを占う結びの二番。
最初は1敗同士の直接対決で鶴竜が力相撲を制して単独トップに立ち、栃ノ心は連敗で2敗。
結びでは白鵬が逸ノ城の投げに屈して3敗目を喫し優勝争いから脱落。
これで賜杯は1敗の鶴竜と2敗の栃ノ心の2人に絞られました。
明日の千秋楽、鶴竜はもちろん結びで白鵬との横綱対決、栃ノ心は結び前で平幕の勢と対戦。
鶴竜が本割一発で決めるのか、それとも決定戦に持ち込むのか、今年初めて千秋楽まで優勝争いが持ち込まれるのでより楽しみです。
十両では、3敗で阿武咲・琴恵光・剣翔の3人が並び、阿武咲と琴恵光が直接対決。
【千秋楽】

○隆の勝(押し出し)安美錦●

○石浦(こまたすくい)旭秀鵬●

○錦木(寄り切り)朝乃山●

○荒鷲(小手ひねり)碧山●

●佐田の海(はたき込み)貴景勝○

●隠岐の海(肩すかし)豪風○

○大翔丸(引き落とし)栃煌山●

○千代の国(突き落とし)輝●

○旭大星(送り出し)千代丸●

○竜電(寄り倒し)大奄美●

●琴奨菊(寄り切り)妙義龍○

○大栄翔(押し出し)豊山●

○嘉風(押し出し)阿炎●

○松鳳山(寄り倒し)宝富士●

●千代大龍(すくい投げ)魁聖○

○玉鷲(押し出し)正代●

○千代翔馬(上手投げ)遠藤●

〜これより三役〜

○御嶽海(押し出し)逸ノ城●

○栃ノ心(寄り切り)勢●

○鶴竜(寄り切り)白鵬●



優 勝:鶴竜(14勝1敗 5回目)

殊勲賞:松鳳山(初受賞)
敢闘賞:栃ノ心(6回目) 千代の国(初受賞) 旭大星(初受賞)
技能賞:栃ノ心(3回目)

▼各段優勝
十 両:阿武咲(12勝3敗)
幕 下:霧馬山(7戦全勝)
三段目:唐津海(7戦全勝)
序二段:豊昇龍(7戦全勝)
序ノ口:周志(7戦全勝)



今年初めて千秋楽まで優勝争いがもつれた夏場所の千秋楽。
まずは場所後の大関昇進が事実上決まった栃ノ心がきちんと気持ちを切り替えて13勝2敗。
結びでは鶴竜のプレッシャーが心配されましたが、終始低い姿勢を維持して第一人者の白鵬を下し14勝1敗で自身初となる連覇。
残念ながら決定戦とはなりませんでしたが、鶴竜も栃ノ心も最高の相撲内容で締めくくったことでしょう。
今場所は1横綱2大関が休場し、関脇以下がどれだけ活躍するかに注目が集まりました。
その中で大関取りのプレッシャーを跳ね除けた栃ノ心、金星を挙げた松鳳山や阿炎の奮闘ぶりが今場所の盛り上がりを象徴したことは間違いないと思います。
さらには、三賞で条件付の力士が全員クリアできたことも今場所の土俵を引き締めたと言っていいでしょう。
そして今場所は各段優勝に対しても注目が集まりました。
十両優勝では三役経験者の阿武咲が休場明けで見事復活をアピール。
序二段では大鵬のお孫さんにあたる納谷の前相撲から伸ばした連勝が止まり、逆に朝青龍の甥っ子さんとして知名度が高い豊昇龍が逃げ切って優勝。
将来を担っていく若手がどんどん番付を上げる姿も楽しみになってきますね。
来場所は『大関・栃ノ心』が誕生する背景で、休場中の先輩大関や進退を懸ける横綱稀勢の里の復活も気になってくるでしょう。
新時代がやってくるのか、あるいは先輩の上位陣がまだまだとばかりに立ち向かってくるのか。
次の名古屋場所、猛暑を忘れさせる大熱戦を連日見られることを期待して夏場所の取組報告を締めたいと思います。
千秋万歳!

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