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Roda de Disco ホーダ ヂ ヂスココミュの2013/12/07 Roda de Disco Vol.45 紹介音源リスト

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大変遅くなりましたが、

2013/12/07 Roda de Disco Vol.45 紹介音源リストのトピックを作りました。

よろしくお願いします。

コメント(2)

お題目は「愛して止まない女性歌手達」でしたが、クリスマスが近いと言うことで、まずはクリスマスソングから。

1) Jingle Bells from Robert Silva & Jose Luis Madueno "Afroandina Christmas"

「クリスマスソング」でうってつけのアルバムがあることを思い出しました。ペルーのピアニストでアンデス風味のジャズにも取り組んでいるホセ・ルイス・マデュエニョのCDを物色していて偶然見つけたのがルイス・シウバと共演した『アフロアンディナ・クリスマス』。

何のことはない、有名なクリスマスソングをアンデススタイルで料理したらどうなるかという(冗談音楽になってしまいそうな)テーマに対して、見事に期待を裏切る形で応えてくれた作品集。クリスマスをあてにして買ったCDではありませんが、これはこれで楽しい演奏だと思います。

2) Le vals creole / Ese arar en el mar from "Lo Nuevo de Chabuca Granda"

やっぱり、というか結局私にとってのイチバンの歌手はチャブーカ・グランダということになりそうです。中でも聴く度に幸福感に浸ることが出来るのがこの『未発表作品集』。けして完璧とはいえないプロデュース、おそらくテープの経年劣化によると思われる明瞭さを欠いた録音(エコーがかえっていい雰囲気を出している?)と、この作品はコンディションに恵まれている訳ではありません。肝心な録音データもなし。

しかしながら、そんなマイナス条件をものともしない圧倒的な作品集になっているのは、チャブーカの歌の魅力もさることながら、全編がジャズやボサノヴァに通じるモダンな感覚で貫かれていることにもあるようです。こんな感動的な作品集がお蔵入りになりかけていたなんて!!!ホントにもったいなかった。これがもしアルゼンチンで録音され、しかるべきプロデュースが成されていたなら屈指の名盤になっていたかも知れません。

オープニングはフランス語でフィナーレは英語の歌。伴奏のギターはビバップやボサノヴァ感覚でむしろペルー風味は薄い。ピアソラの曲「チキリン・デ・バチン」と「アルフォンシーナと海」が入っていたりと、とにかく異色ずくめであることが60年代後半のペルーでは時期尚早ということだったのでしょうか。ジャズ喫茶でかかっても違和感なくリスナーのハートを捕らえそうな雰囲気もあります。

チャブーカは歌を歌うと言うよりも、伴奏に合わせて詩を詠んでいるだけのような感じなのに、その声がこんなにも心の奥底まで深く染みこんでくるのは何故なんでしょうか? 永遠の謎に終わりそうです。

3) Manifesto(Victor Jara) from Francesca Ancarola "Que el canto tiene sentido"

南米大陸のジャズを志す女性歌手でチャブーカの影響を受けていない人は殆ど居ないはず。チリのフランチェスカ・アンカローラもそんな想いを歌で表現している1人だと思います。CD Babyで発見してこの人のファンになってしまった訳ですが、まさか日本で彼女の歌声を聴けるとは思いませんでした。ウーゴ・ファトルーソらとのジョイントだった白寿ホールでは、歌った曲こそ少なかったもののしっかりと存在感を示していたと思います。
4) God Bless The Child from Gabriela Anders "Last Tango In Rio"

アルゼンチンの歌姫、ガブリエラ・アンデルスに「出逢った」のは、彼女を見いだしたコロンビア出身のジャズピアニスト、エクトル・マルティノンのCDで。エクトルは「ガブリエラ」という作品を作っているくらいに高く彼女の才能を買っていて、多くの作品でサポートもしています。

そんなガブリエラが2004年にリリースした『ラスト・タンゴ・イン・リオ』は、バンドネオンが全面的に活躍するもののタンゴはなしでボサノヴァはあるという異色作。中でも感動的なトラックはビリー・ホリディの十八番を含むジャズのスタンダードナンバーだったりします。ガブリエラをがっちりとサポートするギタリストのウェイン・クランツはやはり只者でありません。

「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」は一聴するとビリー・ホリディの世界からは遠く、クールで突き放したように感じられる。でも、聴き込むごとに実はビリーとガブリエラはしっかりと繋がっていることがわかります。これは嬉しい発見で、一時期ビリー・ホリディの40年代に残した録音を聴き込むことになってしまいました。

5) La Noche de Anoche from Marta Valdes & Chano Dominguez "Tu no sospechas"

フラメンコスタイルのジャズを持ち味とするチャノ・ドミンゲスはスペインを代表するジャズミュージシャンのひとり。何故かこの人との出逢いもバーゲンワゴンで見つけた1枚のCDでだったりします。マルタ・ヴァルデスのことはまったく知らなかったのですが、チャノとの共演と言うことで購入した1枚。

マルタはキューバで一世を風靡したフィーリンの歌手、ということは後で教えてもらいました。この録音を行った時は既に引退していて、キューバまで押しかけたチャノのたつての願いに応じて渋々と歌ったのだそうです。でも、そんなことは想像できないくらいに感動的な作品集に仕上がっていたのでした。チャノ・ドミンゲスがレコーディングデビューした頃のフラメンコの熱い血がたぎるような演奏もいずれホーダで取り上げてみたいと思います。

6) You Go To My Head from Luciana Souza "The Book of Chet"

最後はチャブーカの次に好きかも知れないルシアナ・ソウザの最近作で、チェット・ベイカーに捧げた作品集からフィナーレを飾る「ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド」をかけた(と思います)。ルシアナは共演するサックス奏者を真っ青にさせるくらいのホーンプレーヤーでもあるわけですが、そこにはチェット・ベイカーに感化された部分もあるようです。彼女の声を引き立たせるようなラリー・クーンセのさりげなくて(実は濃ゆい)
ギタープレイにもすっかり魅了されてしまいました。

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