次に未発表のジルベルト・ジルの音源『Jump for joy』からロバータ・フラックとのデュオが楽しいタイトル曲を聴きました。アルバムとしてはクオリティの高い作品ですが、ジルの判断によってオクラ入りさせられた作品です。なぜか僕が音源をカセットで持っていました。30年以上前に、ある筋からいただいたものだったと思います。そういう事情なので、これはジャケットがありません。
ラストは70歳記念として「本」としてリリースされたミルトンのアルバム20作品の中から『Anima』を選んで1曲目「Evocação das montanhas」を聴きました。30年前の録音とは思えない、あるいは30年前の録音だからこその瑞々しい声が聴こえてきました。
●Dom La Nena / Ela より
M-7, Ela
ブラジル、ポルト・アレグレ出身の女性シンガーソングライター/チェロ奏者
幼少の頃に両親とともにフランスに移住、アルゼンチン、ウルグアイなどでも生活していたらしい。
現在は、ジャンヌ・モローやジェーン・バーキンのチェロ奏者として、ツアーに参加したりなどの活動もしています。
そんな彼女が、フランスのシンガーソングライター、ピエル・ファッチーニと共同で制作した、彼女のデビュー作。
彼女の生活してきた、ブラジル〜フランス〜アルゼンチンなどの音楽の要素が混ざり合い、ウイスパーヴォイス的な彼女のヴォーカルも手伝って、独特な感覚のサウンドに仕上がってます。
世界中から多くのアーティストを発掘し続けているスペインのFSNT(Fresh Suond New Talent)から出た1枚のアルバムの中に「偶然そこに居た」のがルシアーナだったというわけ。アジアンテイストのジャケットが一際印象的なアメリカのサックス奏者、Andrew Rathbunの "Jade" のオープニングを飾る1曲ですっかり彼女の声に魅了されてしまったのでした。
◆ "Part I" from Andrew Rathbun "JADE"
Andrew Rathbun(sax), Taylor Haskins(tp), Helen Richman(fl),
Chris Komer(french horn), John Stetch(p), Ben Street(b),
George Schuller(ds), Luciana Souza(voice)
◆ "Please Take Me To Brazil" by Ben Sher & Tuda Bem (2000)
Ben Sher(guitars), Dennis Irwin(bass), Duduka da Fonseca(drums),
Valticho Anastacio(per), Kenny Barron(piano), Luciana Souza(vocal),
Adam Kolker(sax), Joe Barbato(accordion), Allen Sher(cello)
◆ "De sabados pra dominguinhos" by Gullermo Klein "Los Guachos II" (1999)
Juan Cruz de Urquiza(tp), Richard Nant(tp & per), Diego Urcola(tp), Chris Cheek(ts & ss),
Bill McHenry(ts), Tony Malaby(ts), Sandro Tomasi(tb), Ben Monder(g),
Guilermo Klein(p & vo), Fernando Huergo(b), Marlon Browden(ds), Jeff Ballard(per),
Luciana Souza(voice)
5.Lo que mas me gusta/Francesca Ancarola
〜"TEMPLAZA"
何年か前にウーゴ・ファトルーソ、松田美緒さんとの三つ巴の日本公演で伸びやかな声を聴かせてくれたチリの女性女性シンガー、フランシスカ・アンカローラ。今回はセルフ・プロデュースながら、曲によってカルロス・アギーレ、Quinteto Vemto em madeira一派らのバックアップを受け、ウーゴの曲をはじめ様々な曲に挑んでいる力作です。今回はちょっとアフリカの大地が見えてきそうなオープニング曲を聴いて戴きました。