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ワイン 夢追人コミュのMONDOVINO モンドヴィーノ

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この「世界は、1杯のワインのために」というキャッチフレーズも印象的な名ドキュメンタリー映画(監督;ジョナサン・ノシター、DVD発売元;クロックスワークス、販売;東北新社)について語りましょう。

実は本コミュニティの管理人さんが別コミュニティで詳細に追っておられるので、一瞬迷いましたが、敢えてトピックをこちらでも作成致しました。

コメント(6)

「2004年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門正式作品」だそうです。

受賞作品ならまだしも「正式作品」というのがどれだけの栄誉なのか素人にはわかりませんが、私にはかなり面白い作品でした。
で、早速ですが 最近読んだ本でいささか批判的な口調でこれを評したものに出会いましたので引用致します。
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ワインは死んだーー「モンドヴィーノ」という映画の冒頭には、確かそんな台詞が出てきた。作者を死なせたのがロラン・バルトとすれば、ワインの死は主に、いまひとりのLが二つ重なるRolland、ミシェル・ロランドのせいだと、同作の監督は言いたいらしい。つまり、似たような売れ筋のワインを造らせるコンサルタントたちと、ワイン造りに強大な影響力をもつ評論家。映画じたいは、彼らを悪役に仕立てる論法に無理も誤認もあり、ドキュメンタリーというよりも告発ものになっているのが残念だが、蔓延するグローバリゼーション」の底の浅さ、危うさを考えさせるものではあった。
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カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子 (文芸春秋社)79頁より

「カーヴの隅の本棚」の文ですか。 私も全く同様の感想ですが、大変面白く仕上がっています。

折角ですので「ワインは死んだ」の部分の前後を詳細に抜粋いたします。


ラングドック地方 アニアーヌ
エメ・ギベール “バマ・ガサック”

ワインは死んだ。 はっきり言おうワインは死んだ。
ワインだけじゃない、チーズも果物もだ。

“ワインは死んだ”と言ったが、その意味をきちんと説明しよう。 ワインとは何か。 千年以上前から人はワインと宗教的な関わりがあった。 基本的に地中海を中心とした地方で自然との宗教的な関わりを築いてきた。 まず、もちろん土。 化学肥料を入れない生きている土。 それに気候だ。

偉大なワインは時代を超えるものだ。
老いや死の代わりに若さをもたらしてくれる。
わずか1%の偉大なワインが時代を超える。
特にボルドー。 もちろん今のボルドーじゃないよ。 ボルドーは死んだ。 今は拝金主義に堕した。

偉大なワインとは愛と慎みと土地や時間や気候と形而上的に関わっている。
ワイン造りは詩人の仕事なんだ。 今は醸造家が造る。 頭が良くて魅力的な・・・・例えばロラン氏だ。 だが、あんなのは全くの別物だよ
>彼らを悪役に仕立てる論法に無理も誤認もあり
↑
どういう誤認なのかをもう少し書いて欲しかった気が致します。
2のコメントでprisonerno14さんが抜粋した部分は正直意味不明です。 引用するのであればもう少し調べて欲しかったです。 

鴻巣さんが言いたかったのは、多分、取材段階ではフレンドリーに振る舞い、本編で本来はオフレコのような部分(だけ)を編集して作品にした所ではないでしょうか(いわゆる告発ですね)。 ロランにしろパーカーにしろ完全に気を許して取材を受けてますので。

私は、基本的にはグローバリズムには否定的な考え方ですので、大変、面白く拝見したのですが、取材上のモラルというのはどうなっているのかと疑問に思いました。

あと味が悪いのはその点ですが、本編には老人たちの素晴らしく含蓄のある台詞があらゆるところにちりばめられており、ロラン、パーカー批判をせずとも立派な作品になったのではないかと思います。

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