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詩歌全般・日本古代史・たべものコミュのアンチ・エイジングと始皇帝の憧れの国

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<日本の古代史が白日のもとに>以下記事転載。

歴史徒然:日本の誕生・日本語のルーツ・ウバイド・ウワイト・遷都
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara
スメル八千年
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/50410249.html
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アンチ・エイジングと始皇帝の憧れの国
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/51225159.html
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出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
    スメル八千年帝国の理想郷だった
   『言語復原史学会:加治木義博』
    KKロングセラーズ
    222〜224頁

 「11章 アンチ・エィジングと始皇帝の憧れ」

 国が変わっても不老長寿は人類すべての願いであるから、薬への需要は永遠に変わることはない。事実、富山の薬屋が毎年、嶋津藩に巨額の納金をしていた記録が富山の製薬組合の古文書の中に残っている。健康食品はいまブームだといわれるが、それは古代から人類の関心の的だったのである。それは飢えれば死に至るし、満腹すれば元気が出て、老いた者も若返ったようにみえるし、病気も治ったからである。だから、人々は懸命に働いた。努力すればしただけ、獲物や収穫が増えたからである。
 ところが暴力でそれを奪う者と、それから守る武力の持ち主が取り上げる「税」という「敵」が発生して、生活は単純ではなくなり、武力の持ち主は隊長から王になり、絶対権力のもとに組織を作り、勢力圏を「国」と称して、我が国の例で言えば、百万石とか七十七万石という巨額の米が収穫できる面積に拡大して、その私有地の大きさを「大国」と誇るという、奇妙なものに変形させてしまっていた。
 その元凶とも言うべき当時世界最大の領地を手にした男が、中国・秦の始皇と自称した人間である。領地の奪取に夢中だった彼も、ハッと気づいてみると身体が老化してきて先が心配になってきた。自分がどんなに大量の財産を所有しても寿命は伸びない。何とかして今の内に「不老長寿の霊薬」を飲まないと、これまでの大成功も水泡に等しい。そう気がついて霊薬の所有者を探させたが、いない。
 徐福という男がやつてきて「それは海外の島にしかございません。私が取って参りましょう」と誓い、始皇から大金と船団を巻上げて船出したまま逃げてしまった。史上最大のサギ事件である。
 哀れや!大皇帝陛下は連日連夜「福はまだか?福はまだか?」と悩みに悩んだあげく、間もなく死んだ。

 篤姫と和宮もまた、二人とも短命の悲劇の被害者だった。
 それぞれの夫・家定が34歳で亡くなり、篤姫は22歳で、和宮の夫・家茂は20歳で亡くなり、宮が20歳と、揃って未亡人になる他なかった。
 死の前には征夷大将軍も全く無力で空しかった。人にとって生命はどんな地位、どんな巨富よりも素晴らしく、また尊い幸せなのであると痛感する。

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