・Mac OS X側の操作
(1) システム環境設定 -> 共有 -> パーソナルファイル共有 がチェックされオンになっていることを確認します
※ このトピックのNo.24のMac OS Xの画面になっていればOKです
ここまでできていれば、Mac OS 9からMac OS Xのファイルを見ることができるようになります。
・Mac OS 9のコンピュータからMac OS Xのファイルを読み書きする
(1) アップルメニュー -> セレクタを開きます
(2) セレクタ内のAppleShare を選択します
(3) 以下のURLの画面のように画面右側の「ファイルサーバの選択」にMac OS Xのコンピュータ名が出てきた場合は選択し「OK」ボタンをクリックします
http://3.bp.blogspot.com/_Ui_gAdYqcSc/SkM-Aa5Q-NI/AAAAAAAAAuY/LnFiPemuwWM/s1600-h/OS9_AppleShare.png
(4) コンピュータが出てこない場合はリストの下にある「サーバのIPアドレス」をクリックします
(5) Mac OS X側のIPアドレスを入力し、OKをクリックします
※ Mac OS X側のIPアドレスは
このトピックNo.24のMac OS X側のパーソナルファイル共有の画面にあるメッセージに
「他のMacintoshユーザは"afp://192.168.1.2/"でこのコンピュータにアクセスできるほか、(略)」と書かれていると思います
この「192.168.1.2」という4つの数字列とピリオドの組み合わせがIPアドレスです。
(6) ユーザ認証画面が表示されるので、「登録利用者」をチェックし、Mac OS Xにログインしているユーザのユーザ名、パスワードを入力します
(7) Mac OS Xの管理者ユーザの場合はMac OS X のMacintosh HD全体、一般ユーザは自分のホームディレクトリ(家アイコンのフォルダ)を選択します
(8) Mac OS Xの共有フォルダがMac OS 9のデスクトップに表示されます
以上でMac OS 9のコンピュータからMac OS Xのファイルが読み書きできるようになります。
次からは
「・Mac OS 9のコンピュータからMac OS Xのファイルを読み書きする」
の手順を繰り返せばOKです。
(1) Mac OS XのMacを起動すると、ユーザ名、パスワードの入力無しにデスクトップが表示されるようになっている
(2) Mac OS Xのソフトウェアアップデートをする時に管理者のユーザ名、パスワードの入力画面が出てくるが、この時に入力するユーザ名、パスワードを覚えている
(3) Mac OS Xにアプリケーションをインストールするときに管理者のユーザ名、パスワードの入力画面が出てくるが、この時に入力するユーザ名、パスワードを覚えている
#(2)と(3)は同じユーザ名、パスワードを入力すればOKです。
Mac OS Xの共有フォルダに接続するには、(2)や(3)のユーザ名、パスワードを覚えていればOKです。
(1) の状態はMac OS Xに自動的にログインするユーザ名とパスワードを記憶させている状態です。
パスワードが空欄かもしれませんが、ユーザ名は必ずあります。
これはMac OS 9のMacをストレートケーブルでルータに接続したことで、正常にLANにつながるようになったからです。
LANポートを使ってファイル共有をするには、
(1) 正常にLANにつながること(=Ethernetの接続が正常であること)
(2) TCP/IPの設定が適切に行えていること
(3) ファイル共有の設定が適切に行えていること
の3点が重要なのですが、今回の場合はクロスケーブルでMac OS 9のMacを接続していたために(1)が失敗していたためです。
(2)についてはNTTの白い箱(=ブロードバンドルータ)が自動で適切に対応してくれるのですが、(1)が成功していることが前提です。
(1)が成功していないと、ルータがMac OS 9を認識してくれないため対応できず、Mac OS 9のTCP/IPのIPアドレスが169.〜になったり、使用不可になったりします。
(1) Mac OS 9 : AppleShareで認証後共有フォルダを選択する時にチェックを入れると起動時に自動マウントする
(2) Mac OS 9 / Mac OS X共通 : 共有フォルダをマウント後、エイリアスを作成し、それをデスクトップに配置する
(3) (2)で作成したエイリアスを起動項目に入れる