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おすすめの海外現代文学

mixiユーザー 2017年09月20日 00:11

読んだ作品を書き込んで、みんなで情報を交換しましょう！

コメント(3)

[1] mixiユーザー 09月24日 11:13

書きます。

トーマス・ブルスィヒ『太陽通り』

ベルリンの壁崩壊前の東ドイツを舞台にした泣けるコメディです。十数年前に映画『グッドバイ・レーニン』がヒットし、ドイツで空前の「東ドイツブーム」が起こりましたが、その火付け役となった作品の一つです。

主人公のミヒャの初恋を軸に、東ベルリンの片隅で子どもたちがわいわいがやがやする物語ですが、古い窮屈な独裁体制の矛盾と新しい時代への不安と希望が交錯する時代を生きる多感な少年少女の姿にたくましさとちょっとした寂しさを感じさせてくれます。

[2] mixiユーザー 09月24日 14:24

>>[1]
ご投稿ありがとうございます！
この作品しらなかったです。
泣けるコメディですか、とっても面白そう。
さっそく読んでみたいと思います＾＾

[3] mixiユーザー 10月21日 08:00

せっかくなので。

サーシャ スタニシチ『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』

ユーゴ内戦を生き抜いた作者の自伝的小説です。まだ、新しい大国ユーゴの残り香を残す幼少時代から始まり、故郷を追われていく少年時代、内戦終結後に帰郷する青年時代が描かれます。
ある少年の喪失と再生の物語。大好きだった祖父の思い出の中の故郷から、自分自身の故郷を手に入れるまでの哀しく、辛くも、希望に溢れた物語。

ぼくはぼく自身のドリーナ川を手にいれた。ぼくはここだよ。

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