最貧部隊コミュの祝！　ラスカン?出版

　無事ラスカン?が刊行されました。
　全国津々浦々で獲得購入情報が上がっております！

　皆さん、購入して本を写真撮影してどんどん盛り上げていきましょう。

コメント(30)

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ラスト・オブ・カンプフグルッペIIIへの「突っ込みテロ」
高橋さんのHP掲示板に書き込みされた突っ込みテロと高橋さんによる回答の抜粋です。読みやすいように並べ替えています。
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ラスカン3ゲット投稿者：ＭＵＲＡＪＩ投稿日：2012年10月24日(水)18時51分8秒
先ほど神田の書泉グランデでラスカン3をゲットしました。
私が入手した時点では平積みが残り一冊でしたから、それなりに売れているかと。
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「ラスカンIII」購入投稿者：グスタフ飯沼投稿日：2012年10月24日(水)20時58分56秒
こちらでも今日購入しました。
おまけに強力なワルシャワ蜂起本(上下巻)も迷わず購入したため、
痛い出費になりました。
その代わり、面白い読み方ができそうです。
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初めまして投稿者：との投稿日：2012年10月25日(木)22時00分41秒
初めまして。高橋さんの本興味深く拝見させて頂いています。ラストオブカンプフグルッペが出た時もそうでしたが、物凄い調査量と見たことのない写真などには驚かされます。
今回も面白いテーマ　特に空軍地上（野戦）師団の話は楽しく読めました。この分の人員を始めから素直に陸軍に移管しておけばと思ってしまいます。
あと、これはご存知かもしれませんが1943年夏にモスクワで開かれた枢軸軍からの捕獲品の展示会の模様を伝える当時のソ連のニュースフィルム（しかもカラー）です。
ロシア語は分かりませんが兵器の説明の時　どこの兵器かを解説しています。こうしてみるとドイツ軍の兵器の多くがチェコスロバキアの軍需品に依存していたのが分かります。
貼っておきますのでご参考までに。
http://www.youtube.com/watch?v=B24_tjVPIb0&feature=related
今後も宜しくお願いします。
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やっと購入投稿者：のりっく投稿日：2012年10月25日(木)23時26分45秒
梅田の紀伊国屋書店でやっと購入しました。会社に一番近いのはBook1stなんですが、入荷が遅かったみたいです。
おっと、ツッコミはまだありません（笑
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D-DAY－１投稿者：坂野ﾒｰﾙ投稿日：2012年10月25日(木)23時36分32秒
高橋さん、大変ご無沙汰しています。
９月のオフ会、ＡＭ誌連載、新刊刊行と変わらぬ調子で一安心。

名古屋では明日土曜日発売です。楽しみにしています！

今日はグスタフ飯沼さんも触れています↓白水社の「ワルシャワ蜂起」上下本を購入してきました。とても面白そうです。
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どうやら入手投稿者：KI-100 投稿日：2012年10月26日(金)21時21分54秒
本屋を2軒ほど回りましたが発見できず、ジュンク堂大宮ロフト店で入手。
とりあえず1冊購入いたしました。ノルマは分割達成を目指します。

との様
捕獲品の展示会を拝見いたしました。
メッサーの向こう側にHs129が見えるのが素晴らしい！
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とりあず１冊！投稿者：ハッポの父投稿日：2012年10月26日(金)22時29分59秒
いなかの本屋さんですが、予約したおかげできのう受け取ることができました。

この週末、ゆっくりと読ませていただきます！
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おはずかしい！投稿者：ハッポの父投稿日：2012年10月27日(土)18時27分21秒
↓「とりあえず１冊！」です^^;

自分のミスをごまかすために･･･Ｐ225「チャーウッド作戦」^^;

[17] mixiユーザー 03月18日 00:30

お久しぶりです投稿者：DB103 投稿日：2012年10月27日(土)21時30分34秒
　高橋先生、お久しぶりです。
　本日、某大河に発注したラスカンⅢが届きました。
　これからじっくりと読もうと思います。
　ぱらぱらとページをめくって目に留まったP.419の記事、私も鉄道ファン(ドイツ型模型中心）ですので、面白かったですよ。

　それで、間違いではないのですが、P.416のDRG 57型蒸気(57.10-35)ですが、生産量はドイツ国鉄（DRG)向けは2,615輌ですが、この他にDRGアルザス・ロートリンゲン向けが35輌、DRGザール地方向けが27輌あり、ドイツ合計　2,677輌としている資料もあります。
　またこれ以外にもトルコ、ポーランド、リトアニア、ルーマニア向けにも約350輌が作られたようです。
　さらには第一次大戦の戦時賠償として222輌が外国に引き渡されました。

　57型は長命であり、DB(西ドイツ国鉄)では1970年まで、約50年の長きに渡って使われました。

　ところで、いろいろと制約のあるヨーロッパでも、旧独軍物の模型鉄道は少しですが模型化されております。
　有名どころではLiliputの装甲ドライジーネとか、対空砲車、ssyms等の低床貨車、Me109搭載貨車やゼーフント搭載貨車、ちょっと毛色が違いますがヘルマンゲーリング専用列車なんてのも模型化されております。
　旧ソ連のADP?というメーカーはソ連製の装甲列車を出しており、一時、日本でも売ってました。
　ただ……、残念なのはBP42とかBP44がないんです。
　1/35はいかんせんでかすぎるので、これこそHOで走らせたら最高だと思うんですけどね。
　安い57の中古でもあれば、自分で作ってみたいです。
　それでは。
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皆さま、心より御礼申し上げます投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年10月27日(土)21時54分41秒
＞ハッポの父さん
　予約までして購入して頂き、ありがとうございます。
　週末はゆっくり、ラスカンの世界を堪能頂ければと思います。
　あー、それから重箱をつつくようなツッコミは精神上よろしくないので、
　控えた方が良いです。どうせ、KI-100さんがやりますから......（笑）

＞のりっくさん、お買い上げありがとうございます。
　しばらく会っていませんね。上京の節はご一報ください。
　でも正直言って、III巻までのネタがあるとは、正巻を執筆開始した時は、
　思ってもみませんでした。人間、チャレンジは大切ですね（笑）

＞MURAJIさん、おおっ、お久しぶりです。
＞私が入手した時点では平積みが残り一冊でしたから、それなりに売れているかと。
　2冊しか仕入れなかったんじゃあありませんか？（笑）
　書評はお手柔らかにお願いします。
　MURAJIさんの書評は売れ行きに大きく影響しますからね（笑）

＞グスタフ飯沼さん
＞おまけに強力なワルシャワ蜂起本(上下巻)も迷わず購入したため、
＞痛い出費になりました。その代わり、面白い読み方ができそうです。
　うーーーん、それはすごい読み方ですね。
　週末は、阿鼻叫喚のワルシャワ蜂起の疑似体験ができすそうですね！
　ラスカンはニッチな部分だけ取り上げていますので、大きな流れは
　別な本で抑えると、楽しみは倍増するかと思います。皆さんにも
　お薦めな読み方ですね。

＞とのさん、はじめまして、今後ともよろしくお願いします。
＞物凄い調査量と見たことのない写真などには驚かされます。
　ありがとうございます。
　調査の方はそんなに大したことはないのですが、写真の方は世界中の
　研究者や公文書館、博物館などをあたっていますので結構大変です。
　時には、違うアングルのネガの一番違いの写真を探し求めて、2年くらい経ってから
　入手する時もあります。最近はオークションで入手する時もありますが、
　1枚二万円ぐらいの値段がつくこともあり、涙することもあります。
　でも、皆さんに写真が良いと言ってもらえると苦労が報われて嬉しい限りです。

＞坂野さん、お変わりありませんか？
　うーん、坂野さんも「ワルシャワ蜂起」上下本の複数読本ですね。
　白水社から手数料、もらいますか！（笑）

＞KI-1OOさん、お買い上げありがとうございます。
　とりあえず、ツッコミは急がなくて良いですよ！（笑）
　書評を楽しみにしております。

[18] mixiユーザー 03月18日 00:31

感激多謝投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年10月28日(日)10時33分12秒
＞DB103さん、おひさしぶりです。
　「1945年ハンガリー戦線におけるソ連捕獲No.一覧表」は非常に秀逸な資料です。
　また、ちゃんと新事実がわかると改定されているので、私も時々参考にしております。
　この場を借りまして、御礼申し上げます。

　DB103さんのような鉄道専門家から見ると、若干機関車の説明がないので
　ご不満かと思いますが、まあ、写真が珍しいので眺めて頂けたらと思います。

　それから、この場をお借りしてミスプリの訂正を....（笑）
　装甲列車の写真キャプにPz63という記述がありますが、すべてPz61の間違いです。
　申しわけありません。すぐにKI-100さんのツッコミの餌食になるはずです（笑）

　もし、ラスカンIV巻が企画されたら、もうひとつぐらい、部隊を紹介したいところです。
　PIXIVでの宣伝も、ありがとうございます。よろしくお願します。
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宣伝料はもらってませんが投稿者：坂野投稿日：2012年10月28日(日)21時43分55秒
白水社の本、たまたま拾い読みしていて見つけたのが…
下巻３４ページ「ニーダーザクセン州出身のドイツ軍士官の手記ーニーダーザクセン第１９機甲師団第７３ハノーファー連隊の士官による蜂起軍との戦闘の記録」という２ページ半の記述。
中央軍集団壊滅を受け、７月中旬に駐屯地オランダからワルシャワ郊外に進出するところから始まり９月下旬蜂起軍が降伏するまで。
最後のこの４行の記述が目からうろこと言うかドイツ軍人好きにとっては値千金？でした。
「降伏後、蜂起軍のコモロフスキ将軍とドイツ軍の師団長ハンス・ケルナー中将が会見した。二人は誇り高い軍人として互いに起立して礼を交したが、実は戦前にフェンシングの国際試合で何度も顔を合わせた間柄だった。コモロフスキ将軍はケルナー中将に言った。「貴君が相手だと知っていればもう少し早く降伏してもよかったのだが」、彼は第１９機甲師団の本隊がわずか５日前に市内に入ったことを知らなかったのだ。」
この本の巻末原著注によるとこの士官は名前をＨｅｒｒ　Ｈａｓｓｏ　Ｋｒａｐｐｅと言いこれは１９９６年にカルヴィッツアで開催されたセミナーでの証言とか。
文中から中隊長だった事が分かります。
陰惨なイメージがある（この本のディルレヴァンガーとシコルスキーの描写に期待してます）この戦い（ポーランドでは蜂起とか反乱でなくちゃんと「ワルシャワのための戦い」と呼称しているそうです。戦中戦後、西側諸国もロシアもそれぞれの触れられたくない思惑からこの戦いを過小評価している事があり、それに疑問を抱いたのこの本を書くきっかけとなったと著者前書き）にも一服の人間性が垣間見られました。
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酔っぱらい投稿者：坂野投稿日：2012年10月28日(日)21時50分25秒
↓「シコルスキー」って誰じゃい！？カミンンスキーです。晩酌のビールのせいに…
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重箱隅的指摘その1 投稿者：KI-100 投稿日：2012年10月29日(月)19時57分57秒
P43後から4行目「エーゲ海島岐守備隊」
P47　9行目「･･･主な島岐守備部隊は、上の表の通りである」
島岐→島嶼の間違いと思われます。
P47の上の表は「ギリシャ本土への空輸に成功した島嶼守備隊」
となっております。

＞すぐにKI-100さんのツッコミの餌食に
装甲列車の形式とか部隊名とかは全然わかりませんので、ご安心を。

[19] mixiユーザー 03月18日 00:32

ありがとうございました＆情報追加投稿者：DB103 投稿日：2012年10月29日(月)22時03分53秒
＞高橋先生
　お褒めをいただき光栄です。これは功１級鉄十字章に値するお言葉であります。

　それで、早速ですがお礼を。
　ラスカンⅢ　P.112の写真により、Ⅲ突の後方にいるズリーニィの車番　164が確認できました！
　P.111とP.112の写真は両方とも「バラトン」に掲載されておりますが、今回の写真の方が遥かに鮮明なため、番号を判読することができました。
　さっそく例のリストの方を修正いたしました。
　ありがとうございました。

　それとせっかくですので質問を。
　ラスカンⅢP.111の写真解説で、「Ⅱ号L型ルクス」とありますが、恐れ入ります。
　どこに写っているのでしょうか？
　一番手前の左側はラスカンⅢのおかげで、「バラトン」P.39下のⅡ号F型と確認できたのですが……。
　お手数ですが、どうかよろしくお願いします。

　それにしてもP.111の場所には面白い車両が山ほど写っていますね！
　現在入手できる写真では、ビゾンやマチルダ、M15/42、Sd.Kfz231の番号は確認できませんが、ついているのかもしれませんね。
　後方のⅢ号Lや砲塔を外したⅣ号のアップの写真はPanzer Wrecks7に出ましたので、もっと写真があるのかもしれません。
　このあたり、別の写真が見たいです。
　また「バラトン」の写真は不鮮明だったり、ハレーションが強くて番号が判読できないものもやトリミングされているもの多いので、ぜひ原画で見てみたいですね。

　と言いますか、ダブりも多いこの番号の本当の目的は未だに不明のままですし。
　そうそう、東欧関連のHPにはブダペスト市内で写された破壊された231の写真がありました。
　これはP.111と同一部隊でしょうか？
　だとすれば第13装甲師団か第8SS師団の偵察大隊でしょうか。
　ほんと、興味が尽きませんね。

　今後ともよろしくお願いします。
http://db103rheingold.web.fc2.com/
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重箱です投稿者：グスタフ飯沼投稿日：2012年10月30日(火)01時18分33秒
さっそくですが、固有名詞について気の付いたものは下記のとおりです。

①P14：ミヒェーレ→ミケーレ
②P62：ゴッテンハーフェン→ゴーテンハーフェン（ポーランド名グディニア）
③ハンガリーでは人名は姓名の順で表記するのが通例です。
　そのため、国内の文献でもそれに準ずるものが増加傾向にある
　と感じています。
　P95：ホルティ・ミクロ－シュ（姓名の順）
　P95：フェレンツ・サーラシ（名姓の順）
※どちらかに統一が必要かと思います。（以下略）
④P107：ヤーノス→ヤーノシュ
⑤P107：サンドル→シャーンドル
⑥P109：セント・ラズーロ→セント・ラースロー
⑦P113：ティニソアラ→ティミショアラ
⑧P158：フロッセンブルク収容所→フロッセンビュルク収容所
⑨P164：メルセルケビール→メール・エル・ケビール
⑩P178：ラヴェル→ラヴァル（ピエール・ラヴァル）
⑪P255：ヴィッスラ河→ヴィスワ河（ポーランド名）
※ヴァイクセルはドイツ名
⑫P268：ジョルジア人→グルジア人
⑬P300：ミエジュカⅠ世通り→ミェシュコⅠ世通り
⑭P305：ヴァツラフ→ヴァツワフ
⑮P310：聖チャ－ルス・ボロメオ教会→聖カロル・ボロメオシュ教会
⑯P316･P329：スタニスラフ→スタニスワフ
⑰P319：聖ラザルス病院→聖ワザシュ病院

[20] mixiユーザー 03月18日 00:32

重箱隅的指摘その2 投稿者：KI-100 投稿日：2012年10月30日(火)20時46分21秒
P82　1行目　FW190→Fw190

P93　左側6行目
博物館を行く若い人達が→博物館へ行く若い人達が

P111　写真解説2行目　Ⅱ号L型ルクス
DB103さんも書いておりますが、私もルクスが発見できません。
Ⅳ号戦車の次に書いていることと、Ⅲ号戦車の記述が無いことから、
「Ⅲ号戦車をルクスと誤認した」が最有力候補と考えております。
いかがなものでしょうか？
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重箱隅的指摘その3 投稿者：KI-100 投稿日：2012年10月31日(水)19時44分18秒
P133　6行目
宣戦布告を行ったが、年6月26日現在の
→宣戦布告を行ったが、同年6月26日現在の

P138　7行目
鉄道駅方向へと駅を圧迫した
→鉄道駅方向へと敵を圧迫した
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Ⅲ号L？型投稿者：DB103 投稿日：2012年10月31日(水)19時49分5秒
　KI-100さんの指摘にありました、Ⅲ号L型ですが、Panzer Wrecks7 P.12に個体の写真が出ております。（捕獲No.161)
　この写真も決して鮮明とは言いかねるのですが、PW7でもL型と記されているものの、車体前面と砲塔前面に追加装甲がない
（取り付け金具すら見当たらない）こと、砲塔前部の両側面にクラッペがあり、車体側面に脱出ハッチがあることから、Ⅲ号J型ではないかと思います。
　車体前上面の点検ハッチ形状から、J型以降であることは間違いありません。
　この時期に50㎜長砲身の初期型が存在したことも不思議です。やはり13師団でしょうか？
　ツィメリットもありません。後方に写っている砲塔なしのⅣ号Hにはあるのに。

　それでPW7によると砲塔番号は"611"で、最後の"1"が大きいとあります。
　この特徴的なナンバリングから、部隊がわかるかも。
　さらに、砲塔番号の色は白や赤ではなく、黄色みたいに思います。
　で、私には"611"ではなく、"R01"に見えるんですが。
　各本部には旧式戦車を配備していた（1944年ワルシャワ前面で撮影されたⅠ号指揮戦車の写真もある）ことからも、
あり得るかなって思ったりして。

　このあたり詳しい方のご教授をよろしくお願いします。
http://db103rheingold.web.fc2.com/
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重箱隅的指摘その4 投稿者：KI-100 投稿日：2012年11月 1日(木)20時06分31秒
P192　写真解説の2行目最後
単色塗装の車体全面には→単色塗装の車体前面には

P216　写真解説の2行目
「･･･騎士十字章を佩用しており」なのですが、
写真の襟元に騎士十字章がありません。
騎士十字章佩用写真と受賞前写真が有って、入れ間違えたのでしょうか？
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重箱です投稿者：往年のトロンボーン吹き投稿日：2012年11月 1日(木)21時30分58秒
P391　写真解説
　バルバロッサ作戦初期の写真。Pｚ28を後方から　～略～　装甲機関車の構成である。
　（誤）287ページの”ダヌタ”と比べると
→（正）387ページの　～略～
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ようやく入手投稿者：中島肥前守投稿日：2012年11月 1日(木)21時52分50秒
超お久しぶりです
注文ミスにより入手が大幅に遅れましたが、本日入手いたしました
これより拝読させていただきます
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重箱隅的指摘その5 投稿者：KI-100 投稿日：2012年11月 2日(金)19時30分27秒
P278　上段7行目
（戦闘団“シュミットを配置し
→（戦闘団“シュミット”）を配置し

P314　上段2行目
1944年8月1日に時点では
→1944年8月1日の時点では

P319上段後から4行目
中央軍団崩壊後の戦況悪化は
→中央軍集団崩壊後の戦況悪化は

[21] mixiユーザー 03月18日 00:33

プロイセンG10型投稿者：拝読した者です投稿日：2012年11月 3日(土)02時10分51秒
大変ご無沙汰しております。3年ぶりになります。以前、リュツオウ等の本筋とは関係無い話をさせて頂いた者です。
ラスト・オブ・カンプフグルッペⅢは売り切れの書店が多い様ですが、神田古書祭りに行ったついでに入手出来ました。冒頭からナクソス島とかイタキ島とか神話の世界で始まり、引き込まれました。

私の趣味の専門(?)はドイツの鉄道（と19世紀までのプロイセン軍）なので、第10章はすごいと思いました。PZ63の写真は仰る通り、大変貴重な初出だと思います。しかも鮮明で装甲列車の塗装が濃く（周りが雪なので、何でも暗く写っている危険はありますが）、戦時型機関車と同様にRAL7021の可能性が高いという気がします。RAL7011(eisengrau)やRAL7028（dunkelgelb）とも言われるのですが・・・

ドイツの鉄道が好きといっても、1930年代の高速列車全盛期が主で、装甲列車は全く詳しくないのですが、僭越ながら、ひとつ指摘させて頂きますと、

まず384頁の「鉄道保安ディーゼル列車5本」というのはTriebwagen VT807-811のことだと思うのですが、これは、それぞれ1両の日本で言うディーゼルカー乃至は気動車で、「列車(Zug)」ではありません。EK-VerlagのSawodnyの本（第2版）71頁に写真があります。
この写真を見ると、DRGのエンブレムはまだしも、なぜか2/3等の等級表示があるのはご愛嬌です。この写真で等級表示の上に白く写っている帯状の表記は恐らく「Nicht Raucher」（Raucherは赤地）で、完全に旅客用の車両の表記基準に従っている様です。そうなると車体の塗装もRAL6008なのではないかと推測します。脱線(!)しましたが、これは「鉄道保安気動車5両」とした方が原語に近いと思います。

それから、...wagenを全て「・・・ワゴン車」と訳されてますが、ちょっと違和感があります。私はドイツ語でしか鉄道関係の本を読まないので何とも言えないのですが、米語ではこの種の車両はwagonとは呼ばないと思いますし、そもそも「ワゴン」と「車」が重なってませんか? Gedeckter Güterwagenを「有蓋ワゴン車」とは言わないと思います。まあ、「カノン砲」とは言いますが・・・

次にDB103さんのご指摘された、DRGのBR57.10-35（プロイセンのG10型）についてですが、2615両というのは1910年から1924年までにプロイセン鉄道当局（1920年にヴァイマール憲法で鉄道がライヒ所有となるまで）及びドイツ国鉄(DRG?)に引き渡された数としては、良いのではないでしょうか？

というのも、まず、エルザス・ロートリンゲンの35両が2615両の外数なのか否か判然としません。これらは第一次大戦後殆どフランスに渡ってしまいます。
一方でザールの27両は第一次大戦後の1921年から1925年までに引き渡されているので、私も恐らく外数だと思いますが、両方を足して2677という記載を私は見つけられませんでした。
DRGが引き継いだ車両が2358両という資料（Eisenbahn Journalの特別号Dampflok-Report Band No4のiPad版）は見つけました。これは当然賠償分を差し引いた数と思われますが、偶然なのか、2615-賠償分222-エルザス・ロートリンゲン分35=2358には一応なります。ただ、35両のうち1両はドイツに留まったとドイツ語版のウィキペディア（日本語版と違って信頼性は比較的高いと思います）には書いてありましたので、本当に偶然かも知れませんし、この資料の著者が、単純な引算をしただけの可能性さえあるかも知れません。何れにせよ、全て足して2677というのは乱暴な気がします。

[22] mixiユーザー 03月18日 00:34

それからドイツの鉄道ファンや鉄道模型メーカーでさえ1920-1945年のドイツの鉄道を便宜的に全て「DRG」とくくってしまうきらいがあるので、無理もないのですが「DRGアルザス・ロートリンゲン」というのは存在しないと思います。
普仏戦争後、ドイツ帝国に編入されたエルザス・ロートリンゲン地方(Elsaß-Lothringen)の鉄道はライヒ政府の所有となり、1918年までライヒ政府が運営していました。因みにエルザス・ロートリンゲンは帝政時代で唯一、ライヒ政府が鉄道を管理していた地域です。それ以外の地域では基本的に諸邦国が鉄道を運営していました。
G10型機関車35両がこの地方で引き渡されたのは第一次大戦前で、このReichseisenbahnen in Elsaß-Lothringenに対してであって、1924年に設立されたDeutsche Reichsbahn-Gesellschaft（略称DRG）とは関係ありませんし、この地方にDRGが存在したこともありません。

一方で、ザール地方に27両が引き渡されたのは、第一次大戦後の1921年から1925年の間で、この当時は国際連盟管理下だったザール地方の鉄道当局はDRGからは独立しており、DRG傘下となるのは1935年のザールのドイツ復帰時のことです。

更にどうでもいいことかも知れませんが、ご参考まで一応模型についても補足を申し上げます。
adp-Modelleは現存するドイツの模型メーカー（主に1/87のミニカー等）です。一部東欧等からの輸入品も扱っており、確かに以前、ロシアの装甲列車も扱っていました。ドイツ軍塗装もありました。ちょっと前まで、ドイツでは蚤の市なんかでもよく見かけたのですが、最近見なくなりました。

それから、ドイツの装甲列車BP42/44は1/87で模型化されています。勿論、メルクリンやロコの様なメジャーなメーカーからではありませんが、Micro-Metakitというブラスモデルのメーカーから10年位前に車載のPz38(t)も含めてフル編成が発売されています。それから、東欧のレジンキットのメーカーが、こちらはBP42とBP44の全車両をバラで発売しています。こちらは一応、現役のモデルで未だ入手可能だと思います。前者もドイツのebay等には今でも時々見かけます。もちろん安くはありませんが。
他にもレーゲンスブルク近くの模型屋さんで、レジン製で完成品を出している他、金属キットのメーカーがBR57.10-35の装甲化の改造キットを数年前に改造キットとして発売予定にしていましたが、実際に発売されたかどうか・・・
その内、中国のメーカーが1/87で出さないかと内心期待しています。

ドイツでは、そろそろクリスマス前で鉄道模型の新製品が溢れる時期ですが、少し前のDer Tagesspiegelの記事によると、以前は２、３世帯に１軒あった鉄道模型も、今や１００軒に１軒無いんじゃないかということでした。寂しい限りです。
しかし昔はタブー気味だったDRG/DRB時代の車両も含めて新製品はコンスタントに発売されており、戦時中に２両作られただけのBR23をROCO社が先頃発売したり、Rivarossi社（伊）がBR61の2号機を発売予定としている等、そろそろネタ切れになるのではないかと思われる程です。

三年振りながら、また本筋とは関係無い話を不躾に長々と申し訳ありません。

[23] mixiユーザー 03月18日 00:34

57の出典投稿者：DB103 投稿日：2012年11月 3日(土)13時53分23秒
http://de.wikipedia.org/wiki/Preu%C3%9Fische_G_10

　本資料の右表にAnzahl 2.677 (Deutschland)

とありましたので、それをそのまま引用しました。

　洋書はあまり持っておりませんが、Eisenbahn Journal Dampflok-Report Band No.4には、2,615とあり、G-10は外国で作られたものを含め約3,000輌とあります。（ドイツ語は疎いので訳が不正確かもしれませんが）
　そうなるとご指摘の通り、2,615輌で正しいと思います。

　BP42　Micrometaから出てたんですね。知りませんでした。
　当方、少量生産と高級ブラスは完全に守備範囲外なもので。ありがとうございました。
http://db103rheingold.web.fc2.com/
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出遅れています投稿者：のりっく投稿日：2012年11月 4日(日)00時24分49秒
やっと落ち着いて読み始めています。

P49　下段左から4行目　I-9-91
→それまで出ていない番号で　I-0-91　のこと？

P74　下段左から7行目　追設
意味はわかりますが国語辞典には載っていない業界用語？追加又は増設の方が適当では。

P115　編成図3-2　SS第４機甲擲弾兵警察師団
→　SS第４警察機甲擲弾兵師団

同上　ハンガリー軍部隊の表記が不統一

P399　下段左から7行目　全員が脱出命令して
→　全員が脱出して
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コモロフスキ将軍とハンス・ケルナー中将投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月 4日(日)14時40分10秒
＞坂野さま
　いやーー、貴重な情報ありがとうございます。
　まったく知りませんでした。やっぱり白水社の本、買うべきでしたね（泣）
　ちょっとぱらぱらとめくったんですが、あまりラスカン的な話は載っていないと
　判断して購入しませんでした。やっぱり、資料代は出し惜しみしてはいけませんな。
　こういう時に身にしみて感じます。
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II号L型？？投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月 4日(日)14時50分14秒
＞DB103さん、KI-100さん
　どーも申しわけありません。III号L型と書いたつもりでした。
　真相は、最初にII号L型と書き間違え、さらに校正しているときに、
　「おおっ、ルクスが落ちてるじゃん」と写真も見ないで「ルクス」を
　書き加えてさらに間違いを拡大させたという笑い話です。申しわけありません。
　でも、ご指摘の通り、J型ですね。III号J型が正解です。
　ただ単にIII号戦車って誤魔化した方がよかったかも.....（泣）
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固有名詞について投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月 4日(日)15時14分38秒
＞グスタフ飯沼さま
　貴重なご指摘ありがとうございます。
　実は後半のほとんどは、ドイツ語や英語表記の固有名詞をポーランド語や
　ハンガリー語、イタリア読みに修正する作業に費やしました。
　まあ、だいたい修正したかなと思ったんですが......（泣）
　あれ？ドイツ語読みも間違えている。とほほほ......（大泣）

　・メルセルケビールはこれ自体が「メルセルケビール沖海戦」ということで、
　　日本語の通例語となっていると思い、あえて「・」では区切りませんでした。
　　ただ、区切った時はメルス・エル・ケビールとなるはずです。
　・ハンガリー語の姓名の順番ですが、名姓の順に統一したと思ったんですが、
　　漏れてしまいました。しかし、今後はおっしゃる通り、姓名の順番の方が
　　良いのかもしれません。これも検討課題です。
　・「ヴィッスラ河」は、昔の軍事本のほとんどはヴィッスラかビッスラという表記
　　でしたので、刷り込み効果から脱しきれずにいます。
　　ネットで調べたところ、200件ほどヒットしましたので、全国にも私のような
　　老年刷り込み者が200名ほどいるようですね（笑）

　　本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
　　ただ、良く見ると、もっとあるような予感が.......（恐怖）

[24] mixiユーザー 03月18日 00:35

プロイセンG10型について投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月 4日(日)15時43分31秒
＞「拝読した者です」さん、えーとお名前が失念して申しわけありません。
　　貴重な情報をありがとうございます。興味深く読まさせていただきました。
　　特にRAL7021というご指摘はなるほどと思いました。私は頭からRAL7011(eisengrau)
　　とばかり思っていました。

　　あと「鉄道保安ディーゼル列車5本」というのは確かにまずかったです。
　　PT7を「装甲動力車（ディーゼル機関車）」と記した時点で、直さなければと
　　思ったんですが、そのまま忘れてしまっていました。反省です。

　　それから「ワゴン車」ですが、これは相当悩んだ末に考えた造語です。
　　ですから一般的な表現ではありません。ただの「車」とすると歩兵搭載車、
　　カノン砲車となって自動車両との区別がつかなくなるので、あえてこのような
　　造語にしました。本書が列車だけを扱った内容であれば、このような表現は
　　用いなかったと思います。あまりにも違和感があるのであれば、再考したいと
　　思います。

　　最後に、鉄道模型が100軒に1軒というのは寂しい限りです。やっぱり、ドイツも
　　ＴＶゲームなどに押されているんでしょうね。まあ、いまどき地下室にリリパット
　　鉄道が広がる家庭など少数でしょう。将来の地下室は、ヴァーチャルアクション
　　ゲームでヘルメットとメガネをかけてゾンビ狩りをする場所になりそうですな（笑）
________________________________________
ご購入とツッコミ、ありがとうございます。投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月 4日(日)16時00分58秒
＞往年のトロンボーン吹きさん、のりっくさん、KI-100さん
　早々のツッコミ、ありがとうございます。
　すでに校正用の赤本は付箋が林立している状態です（笑）
　それにしても編集局の校正係は何をしているんだろうか！（怒）

＞中島肥前守さん、Bf-109さん、フリッツさん
　お買い上げ頂きありがとうございます。この場を借りまして御礼いたします。
　ツッコミが怖いのですが、お手柔らかに.....（笑）
　Bf-109のご指摘の通り、単価が高くなっているので売れ行きを心配しています。
　でも前巻が３８７ページ、今回は４１７ページと増分されておりますし、
　写真点数も多くなっていますので、内容的にはお安くなっていると思います。
　でも将来は、Kindl版で980円で読む時代なのでしょうかねえ？
________________________________________
重箱隅的指摘その6 投稿者：KI-100 投稿日：2012年11月 4日(日)18時57分44秒
P396　写真解説2行目
394ページ写真のPz28と比べると
→391ページ写真のPz28と比べると
＊P394が正しい場合は「Pz28→Pz51」になりますが、
　Pz28と比較したかったものと推定いたしました。

P398　下段1行目
1943年5月のクルスク戦以降
→1943年7月のクルスク戦以降

P420　著者紹介　Eメールアドレス等を除き下から3行目
「ケーニッヒス重戦車1942-1945」
→「ケーニッヒスティーガー重戦車1942-1945」
＊最後の指摘は、嫌がらせに近いかもしれません。
________________________________________
重箱隅的指摘投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月 4日(日)19時40分54秒
＞KI-100さん
　いやー、本当に頭が下がります。ありがとうございます。

　ところで、P216の写真解説「･･･騎士十字章を佩用しており」の件ですが、
　あれはドイツ公文書館にある写真を発注していたのですが、
　手違いで期限までに入手できず、手元の画質の悪いありあわせの写真を
　使用しました。その際に、キャプを直さずにそのまま使ってしまったミスです。

　うーーん、最後の「ケーニッヒス重戦車1942-1945」には参りました。
　筆者が訳書の名前間違ってどーする！（反省）

[25] mixiユーザー 03月18日 00:35

重箱と大事な指摘投稿者：ルーマニアおじさん　Hisashi Hidaka 投稿日：2012年11月 4日(日)21時44分32秒
　ひだかです。
　献本は届いて下りませんが、キチンと生協と紀伊国屋で一冊ずつ購入しておきました（笑）。
　この掲示板で指摘という”突っ込みテロ”になりわしないかと気になってずーと控えていましたが、やはり厳しく指摘したほうがちゃんと扱われるかもしれませんので、関係あるところだけ指摘をいたします。
　ＫＩ－１００さんが指摘されている部分もありますが、あわせて分かりやすさのため重複して指摘いたします。

　全体について
　スロヴァキア軍の車体番号で”13901”と表記されていますが、正しくは”13.901”となります。
　次に、チェコ製兵器の形式を示すLTvz35は正しくは　LTｖｚ.35とピリオド
を入れます（Ｐ127の表の装甲車部分にはピリオド記載、Ｐ126写真も同様）。

　ウィーンについて、”カンプフ・オブ・ヴァッフェンＳＳ”では”ヴィーン”と書かれています。Ｐ158　18行目他、

　Ｐ126　１行目
　スロヴァキア議会はスロヴァキアの独立
　～表記の重複。
　スロヴァキア議会はその独立を宣言し～

　Ｐ128　16行目
　同日５時に進発し
　～用語が特殊。高橋さんの著作全般ではあまりつかわれていない表現。”前進し”あるいは前進を開始し”が適当では。

　Ｐ133　6行目（既指摘）
　行ったが、年６月～
　行ったが、同年６月～

　Ｐ138　6行目（既指摘）
　鉄道駅方面へと駅を圧迫
　鉄道駅方面へと敵を圧迫

　Ｐ138　10行目前後
　Ltvz40（略）が正面装甲を対戦車砲により撃破され
　LTvz.40（略）は正面装甲を対戦車砲弾により撃破され、

　Ｐ147　マラール中佐写真
　ブラチスラヴァの軍事アカデミーで学んだ
　プラハの軍事アカデミーで学んだ
　これについてはキャプションの打ち合わせの際にも指摘しましたが、彼はブラチスラヴァの軍事アカデミーの立ち上げを校長として尽力していました。
　また年代からしても、チェコスロバキア共和国の正規軍人としてはプラハの軍事アカデミーを卒業しているのが適当です。

　Ｐ154　1行目
　スロヴァニア
　もちろん”スロヴァキア”です。

　以上、関係しているところのみの指摘でした。

　余談ですが、下記の二点についても

　Ｐ106の写真ですが、続ラスト･オブ゜･カンプフグルッペのＰ105では出典として”ＣＡＦＭ”とありますが、今回は個人所有となっています。

　Ｐ117の写真で徒歩の歩兵をハンガリー歩兵としていますが、本業のルーマニア軍研究家として余談なしに見ると、1944年の制服、弾薬箱、ピークキャップ等からルーマニア軍の歩兵との印象を強く受けます。
　ハンガリー軍はルーマニア軍から比べるともう少ししかっとした格好をしていると思います。

[26] mixiユーザー 03月18日 00:36

Triebwagen 投稿者：拝読した者です投稿日：2012年11月 5日(月)00時50分4秒
礼なのはこちらの方です。名前は最初から申し上げていなかったと思います。
申し上げた通り、いわゆるミリタリーは専門ではなく、常連ではありませんし。

PT17は「装甲動力車」で良いと思いますが、「（ディーゼル機関車）」ではありません。ドイツ語の文章でもTriebwagenが機関車を指すこともありますが、一般的な鉄道用語としては「機関車」はLokomotiveであって、動力のみでなく、貨客を載せる等の他の機能がある場合にはTriebwagenといいます。日本ではいつの間にか鉄道車両を全て「電車」と呼ぶ様になってしまいましたが、これがTriebwagen(Elektrotriebwagen)です。PT17は動力のみでなく、武装や兵士も運ぶので、Lokomotive/機関車ではなく、Triebwagen/気動車(ディーゼルカー)です。
それで気が付きましたが、402頁にPanzer Treibwagenとありますが、これはPanzertriebwagenだと思います。
「ワゴン車」については、日本の鉄道用語に詳しい方にお聞きされた方がいい気もしますが、訳語以前に対応する物が無いので仕方がないかも知れませんね。
日本の鉄道について殆ど知らない私は「ワゴン車」というと、自動車のワゴン車を連想してしまいますので、これは「一般人」としての印象です。自動車両（動力車という意味ですよね？　Straßenfahrzeugの自動車ではないですよね？）との区別の為とは気が付きませんでした。

話は全く変わりますが、55頁の「コレリ大尉のマンドリン」についてですが、Ju87にはベースは無くてCGです。それからSd.Kfz251/10はSd.Kfz251/22と考えれば、75mm対戦車砲としては大き過ぎないのではないですか？

G10型機関車については比較的詳しい資料が見つかりました。
Eisenbahn-Kurierの別冊で、Die Geschichte der Baureihe 57.10という1991年に出ている冊子です。これによると1910年から1923年にプロイセンとReichsbahnはG10を2307両受領、1923年以降に更に273両が57 3252-3524として引き渡された、と書いてあります。エッ、2580両？と思ったのですが、ずっと後に外国向けについての記述の一環で35両がエルザス・ロートリンゲンのReichseisenbahnen、27両がザール鉄道に引き渡されたと書いてありました。
そうすると、やはり35両は内数の様で、2615両でいいのだと思います。（ザールの分を足せば2642両）

DB103さんの仰る通り、Eisenbahn Journal Dampflok-Report Band No.4には確かに、「外国に引き渡された車両を合わせて製造台数は合計約3000両になる」（「外国で作られたもの」ではなく）と書いてありますが、これは大雑把な数字だと思います。
Eisenbahn-Kurierの別冊は、恐ろしく未整理で重複した書き方をしていて判り難く、外国向の合計も書いていないのですが、トルコ向25両、墺軍向20両、ポーランド向30両（賠償分35両とは別の新造分）、ルーマニア向727両(！)を挙げています（リトアニアについてはこの冊子には記述無い様です）。

それからMicro-Metakitが出したのはBP42でなくてBP44です。書き忘れました。すみません。
________________________________________
お久しぶりです投稿者：ひろ投稿日：2012年11月10日(土)21時48分6秒
こんにちは
ほとんど戦史の世界からは離れていましたが、ラスカンは購入しちゃいました
エーゲ海と11軍がツボりました

ツッコミではないですけれど、155機甲砲兵連隊第6中隊は多分150mm 第3中隊はカノン砲だと思います。
実際の装備は編成図通りではない場合も多いので実際は？ですけどね
編成図では105ミリ×24 150ミリ×12となってますが、個人的には、前身の931快速旅団から考慮すると第7、8中隊も150ミリじゃないかなぁ～と想像してます

ちょっとラスカンに刺激されて久々にプラモつくりますか…ホチキスかロレーヌ自走砲っすかね

それでは～

[27] mixiユーザー 03月18日 00:37

読み進んでおります投稿者：のりっく投稿日：2012年11月11日(日)12時48分59秒
P68　下段後ろから5行目
ジョルジア
→　グルジア

P196　下段後ろから2行目、P197　下段前から7行目
自沈
～行為としての「自沈」と結果としての「沈没」が混同されているようです。
→　沈没

P211　下段後ろから3行目
そして、最初の第１陣として
～表現の重複。第１陣はだいたい最初ですから。
→　そして、第１陣として

P338　下段後ろから3行目
二次大戦勃発後は
→　第二次大戦勃発後は
________________________________________
皆さん、ご指摘ありがとうございます投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月11日(日)17時30分12秒
＞日高さま　ご指摘ありがとうございます。

　車体番号のピリオドについては仰せの通りです。反省です。
　型式のLVvzについては、横書だと良いのですが、縦書だとピリオドを入れると、
　半角奇数になって一文字多くなって間延びするという欠点があるのであえて
　省略しました。これは課題ですね。

　Ｐ117の写真については、裏書きキャプからハンガリー兵としたのですが、
　ルーマニア兵だとするとキャプ全体が怪しいですねえ。
　実は写っているIII号突撃砲がザウコプ型ではないので、第7突撃砲大隊では
　なさそうだとは思っていました。改訂版が万が一出たら（弱気！）差し替え
　ですかね.....（泣）

＞「拝読したものです」さん、再度の説明ありがとうございます。
　そうですね、Teibwagen ではなくTriebwagenです。
　それから、「機関車」の用法ですが、私は鉄道用語ではなく
　工学用語として使っています。
　工学的には蒸気機関車は「蒸気機関－車」で、蒸気機関で動く車、
　おなじくディーゼル機関－車、電気機関－車、オットー機関－車の
　種別があるわけです。ですからディーゼル機関で動く車という意味で
　括弧の注釈をしました。なにしろ鉄道用語は不慣れなものですので、
　これからもご指導頂ければ幸いです。

「コレリ大尉のマンドリン」のＪｕ８７はＣＧですか！
　いやー、わかりませんでした。すっかり騙されてしまいました（笑）
　それから、Sd.Kfz251/22は1944年末からの装備ですので、可能性はありませんが、
　現地部隊改修の50ｍｍ対戦車砲搭載というのはありそうですね。

＞マイソフさま
　大変貴重なサイトの情報、ありがとうございます。
　最近はチェコやハンガリーから末期の写真が多く出回っています。
　まあ、大部分はドイツ軍車両のクズ鉄の山なのですが、よく見ると、
　クズ鉄の山の中に御宝が.....という感じです。
　そうだ、そろそろクレクレ攻撃の準備でＸｍａsカードを書かないと！（笑）

＞ひろさま、お久しぶりです。お元気そうでなによりですね。
＞第155機甲砲兵連隊第6中隊は多分150mm 第3中隊はカノン砲だと思います。
ううっ、鋭いご指摘。その通りですね。失礼いたしました。
　ちょっとこれはショックです。自分で出典を記載しているのに情けない！
　老眼はそこまで進んでいるんですね（泣）
　今後ともご指導下さい。よろしくお願いします。

＞のりっくさん
　読み進むのはゆっくりで良いですからねーーー（笑）
　そろそろ大阪でもオフ会したいですね。
　なんとか時間をつくりますです。
________________________________________
第155機甲砲兵連隊投稿者：のりっく投稿日：2012年11月11日(日)17時40分49秒
＞ひろさん
こんにちは
第21戦車師団の手持ち資料がなかったのでググってみるとこんな物を見つけました↓

http://www.fireandfury.com/orbats/late21pzd6jun44.pdf

これによると、
第１大隊第１中隊＝10cm K18、第２・第３中隊＝12.2cm FH 396(r)
第２大隊第４・第５中隊＝10.5cm leFH18 auf Lorraine、第６中隊＝15cm sFH13 auf Lorraine
第３大隊第７・第８中隊＝10.5cm leFH18 auf Lorraine、第９中隊＝15cm sFH13 auf Lorraine、第１０中隊＝mSPW S307(f)

となっていますね。ご参考まで。

[28] mixiユーザー 03月18日 00:41

第155機甲砲兵連隊投稿者：ひろ投稿日：2012年11月11日(日)21時57分54秒
＞のりっくさん
ありがとうございます。
僕も手持ちの資料で再確認してみました
HEIMDAL本だとのりっくさん参考URLの内容と同じで、「Normandy 1944」だと第1、2中隊が122mm 第3中隊が105mmカノン砲となります(6月5日編成図通り)

＞高橋さん

出典文献欄の「21.Panzer division 1943－1945」はすっかり購入し忘れてて(最初は表紙だけ見てHeimdal本の英訳版だと勝手に思っていまして)ラスカン読んで急遽欲しくなって注文…気長に待ちます

それでは～
________________________________________
ドイツ国旗投稿者：のりっく投稿日：2012年11月15日(木)22時30分33秒
ちょっと確信がありませんのでご意見をお伺いしたいのですが、

P61　写真説明の「ドイツ国旗」
管制塔にはためくのは「国旗」ではなさそうです。
この旗は「軍旗」でよいのでしょうか？
そういえば海軍（軍艦旗）もこの旗ですね。三軍共通だったのでしょうか？
________________________________________
うーーん、次はどうするんだろう？投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年11月18日(日)18時38分34秒
＞ひろさん、のりっくさん
　お二人ともありがとうございます。
　もう一度、第155機甲砲兵連隊については、当たってみます。
　しかし、Heimdal本と1944　Normandy本は、当然見比べたはずなんですが......

　あと、のりっくさんの言うとおり、軍旗ですね。国旗ではありません。

　さて、ラスカンIII巻の次はどうするか？出版社はどうやら売れ行きが良ければ、
　IV巻が良いという感じみたいですが、ＳＳ師団写真史もあります。
　ここらへんで、私もカミンスキーとディルレヴァンガーのＳＳ最貧部隊を
　思い切り書きたいのですが........うーーん、しかし売れそうもないなあ（笑）
________________________________________
(無題) 投稿者：ひろ投稿日：2012年11月21日(水)11時58分11秒
こんにちは
あまり引きずる話題でもありませんが、「FIRE BRIGADES｣ではPz.Art.Rgt155の1、2中隊が15.2cmに…これは少々無理がありますが、多分どの書籍も同じ編成表から考察しているのに、解釈が違うのが興味深いです。
21戦車師団関連だと海外のサイトでノルマンディー戦後に配備されたL48をめぐってⅣ号駆逐戦車なのか突撃砲なのかの議論もありましたが、こーゆ些細な事にこだわるのも面白いかな。

次はラスカンⅣかＳＳですか…う～ん折り合い付けて同時出版…二冊セット商法で。ティーガーが出て来て活躍しないとダメなのかな…自転車とパンツァーファウスト時々ヘッツァーで、あっという間に壊滅状態…これはダメなのかな～。

個人的なラスカンリクエスト…Kgr.von. Hobeあたりで…22戦車連隊第Ⅱ大隊も合流してますし(士気は低かったみたいですけれど)…ＳＳ38と被るか…

それでは～
________________________________________
最近は編成表での議論じゃないです投稿者：マイソフ投稿日：2012年11月21日(水)17時51分0秒
ひろさん:

最近は「何年型編成」ではなくて、各部隊から参謀本部に挙がった「何年何月何日現在」の各部隊現員報告や、車両を送ったり受け取ったりした記録を掘り起こして、それで議論するのが欧米の大勢です。だからFIRE BRIGADESやNormandy 1944のそれぞれのページにいっぱいついている脚注を見ながら、どっちの記録が混乱してなさそうか考えたりするわけですね。なんか150mm重榴弾砲のほうのロレーヌ自走砲に「617」とついている写真があるそうで、これはひょっとすると第9中隊じゃなくて第6中隊にもいたのかとか、残骸に砲が含まれてないなら「17号車」なんて弾薬車じゃね? とか、この師団はいろいろありますね。

http://panzerwrecks.com/wordpress/?tag=6-pz-art-rgt-155

高橋先生:

うーん、もうとにかくディルレヴァンガー書いちゃってからどっちで出すか考えるというのでどうですか。ディルレヴァンガーなら本のタイトルが何であっても買う人は3冊買うし買わない人は買わないでしょう。

[29] mixiユーザー 03月18日 00:41

表現がまずかったかな投稿者：ひろ投稿日：2012年11月21日(水)22時19分51秒
＞マイソフさん
ありがとうございます。
編成表って表現がまずかったですね。
各月の装備報告が元なのは重々承知してます。
え～と第6中隊は古い書籍で315号車って紹介されていたロレーヌ自走砲が、いや615号車だよってのが発端かな。617号車の件も含めて装備報告でも重表示なので…
21戦車師団は成り立ちが寄せ集め…その後も44年末までまともな補充が無いので変則な装備が興味深いですね。

それでは～
________________________________________
やっぱり気になるので投稿者：のりっく投稿日：2012年11月24日(土)00時35分9秒
P393　第51鉄道装甲列車の編成表に本文中の「戦車運搬ワゴン車」がありません。

なおこの「ワゴン車」ですが、無蓋車（平貨車）が全部「ワゴン車」（有蓋車）となっているのはやはり気になります。
・戦車運搬ワゴン車　→戦車運搬貨車
・先導ワゴン車　→先導貨車
・歩兵搭載ワゴン車　→歩兵搭載貨車
これらの貨車は無蓋車ですからワゴン車ではなく「貨車」としてもらいたいです。
________________________________________
今日はXmasカードを20枚書きました投稿者：高橋　慶史投稿日：2012年12月 1日(土)22時06分9秒
＞のりっくさま
＞これらの貨車は無蓋車ですからワゴン車ではなく「貨車」としてもらいたいです。

　なるほど、その通りですね。
　「ワゴン車」にしても私個人の造語ですから、ちょっとしっくりこない面もあります。
　次回までにちょっと用語を考えたいと思います。

　それから、第51鉄道装甲列車の編成表に本文中の「戦車運搬ワゴン車」がないのは、
　1944年2月から増設したので1943年までの編成表にはないというわけです。
　ただ、そうすると本文中の書き方が舌足らずで、誤解を与える表現なので
　修正したいと思います。

＞マイソフさん＆ひろさん
　　興味深く、カキコを拝見しました。
　まあ、私はさも真実そうに編成表を書いてはいますが、実際のところ、
　Bundesarchivに行って一次資料から調べているわけではないので、そこが弱点です。
　どーしても、二次資料からの出典になりますので......
お前、Bundesarchivへ行っていただろう、という方もいらっしゃると思いますが、
　写真発掘に時間が費やされ、一次資料の閲覧時間が足りないのが現状です。
　今度行く時は、1日くらいは取りたいところですね。
________________________________________
初投稿です投稿者：Velites 投稿日：2013年 6月18日(火)20時04分33秒
はじめまして。

ラスカン３巻組が県立図書館にあったので、パラパラとめくって見てみました。
お目当ては「スロバキア快速師団」。自称スロバキアファンなので（笑）。想像以上の凄まじさでした。師団まるごとの降伏の画策とか、第一次大戦のときにも同じことがあったような・・・。

スロバキアの第二次大戦中の辛酸は、軍民ともチェコに引けを取らないレベルだと思いますが、なぜかマイナーなままですね。やっぱり枢軸国だからでしょうか？

（蛇足ですが、「快速師団」本文中にでてきた「カトロス将軍」は、"Catlos"のCとsに発音記号がつく（čatloš）ので「チャトロシュ将軍」が正しい発音と思います。それとももう訂正されているんでしょうか？）
________________________________________
ラスカンⅢについて投稿者：ロコティ農民投稿日：2015年 1月23日(金)00時07分52秒
初めて書き込みます。
いつも楽しく高橋先生の著書、連載を拝見しています。

284ページの写真のキャプション部分、カミンスキーとディルレヴァンガ―両名の階級が逆になっているようです。
あと、アレクセイ・バガトリア中尉は輸送中隊長ではなく輸送中隊の小隊長ではないでしょうか？
Rol Michaelis氏のThe Kaminski Brigadeを所有していますが、こちらでは小隊長というキャプションでした。

カミンスキー旅団関連の本はAntonio J. Munoz氏とRolf Michaelis氏が出しているようですが
Antonio J. Munoz氏の方は資料的に"買い"でしょうか？

重箱の隅をつつくようですが目を通していただければ幸いです。

[30] mixiユーザー 03月18日 00:41

ご指摘ありがとうございます投稿者：高橋　慶史ﾒｰﾙ投稿日：2015年 1月24日(土)15時26分50秒
＞ロコティ農民さん　今後ともよろしくお願いたします。
＞カミンスキーとディルレヴァンガ―両名の階級が逆
　ご指摘ありがとうございます。
　確かにカミンスキーがSS少将でディルレヴァンガーがSS准将ですね。
　本文中も間違っておりまして、お恥ずかしい限りです。
＞アレクセイ・バガトリア中尉は輸送中隊長ではなく輸送中隊の小隊長
　これもその通りです。Michaelis本のP41に書いてありますね。
　このバガトリア中尉は、補給中隊長という説もありまして最後まで調べたのですが、時間切れでMichaelis説を採用したのですが、その際に「中隊長」が刷り込まれてしまってキャプを書いてしまいました。
＞Antonio J. Munoz氏の方は資料的に"買い"でしょうか？
　Munozさんはミネソタ？で悠々自適の生活を送っており、現在は活動していません。したがって、書籍の中身が古いままですので、現役のMichaelisさんのほうがベターです。改定版で新しい情報がある可能性もあります。
　もう20年前の話ですが、Munozさんとはニューヨークで、Michaelisさんとはベルリンで会ったことがあります。
　いずれもSiegrunen誌の投稿やコラムで知り合った方々で、特にMunozさんの
　Europa Books社設立の時は資金提供者にもなりました。懐かしいですね。

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