ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

宮脇 檀コミュの宮脇さんが使っていた手帳

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
こんにちは。むか〜しの宮脇先生の教え子です。

学生時代、宮脇先生が使っているのをみて真似して買った
薄くて堅い、スーツの内ポケットにぴったり収まるサイズの手帳を
また使ってみたいなと思うようになりました。

ですが、文房具屋などに行ってもなかなかあの手帳が見つかりません。
手帳のメーカーも忘れてしまいました。
どなたか「あの手帳」について御存知でしたら
教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

コメント(11)

最後は、研究室の予定表とともに、黒表紙の「Letts」(レッツ)を使っていました。

70年ころから数年は、気に入ったホテルや飲食店のリストを巻末に付けた、格子目・一ヶ月見開きのものを特注していました。建築家仲間や所員にも配られて、地方の現場に行く際は、大いに頼りにしました。
その後は変わらず毎年、「Letts」横罫・一ヶ月見開きのもの愛用しました。

「Letts」:MADE IN GREAT BRITAIN・London」
表紙は、黒、赤、青の三色、頁立て、罫線の違いにより何種類かあります。
以前は薄いつやのある表革を張ったものもあったのですが、最近は見ません。
取り扱い店は、伊東屋(銀座、渋谷店など)
中の罫線を確認してご購入下さい。

私も真似て、「12SUJ」(格子目・一ヶ月見開き)を使っています。
>70年ころから数年は、気に入ったホテルや飲食店のリストを巻末に付けた、
>格子目・一ヶ月見開きのものを特注

・・・実に懐かしいですね。リートフェルト商会の頃。
この手帳父の所に送っていただいていたのを、私が貰い受けて使っていました。
これのせい?で、私もいまだに一ヶ月見開きでないと落ち着きません(笑)

お店の情報などはザガットサーベイの走りのようなもので、実に宮脇先生らしいセンスでした。
えのさん

そうです! これです、これ!
あぁ、やっぱりきいてみてよかった。
しかも、えのさんならきっと答えていただけるのではないかと
じつはちょっと期待していましたウインク

そういえば銀座の伊東屋に行って買ったような
かすかな記憶があります。
日本橋の丸善だったかなぁと思っていましたが、
伊東屋の方だったんですね。
早速行って探してきます!

えのさんも同じ手帳を使われていたんですね。
特注の手帳、うらやましいです。
なんか、とことん、宮脇さんらしいですね。
宮脇の手帳について、記憶をあてに書きましたが、公開されたものがありました。

以下、別冊新建築・日本現代建築家シリーズ・1「宮脇檀」
「遊び仲間と-リートフェルト商会など」より転載
(前文略)そのうちに柴田書店というところが出している、これは日本の手帳では珍しく非常に薄くって、スリムで、後ろに日本のうまいもの屋が載っていて非常に便利で愛用していた(な)手帳なんですが、それがあまり売れなくて発売中止になった。それで頭にきて、じゃ、われわれでつくろうかと、これは4年ぐらい出したのかな。
つまり、後にハードウエアー商会というのをぼくがつくったときもそうだったのですが、本当にいいものであれば多少は高くても欲しいという人が何百人ぐらいかいる。その人たちに対してということで、当時としては大変破格の1冊1500円ぐらいで皮表紙の手帳をつくって、はじめは柴田書店のリストをそのまま使っていたのですが、それはいろいろ問題があるというんで、今度は日本じゅうの仲間に檄と飛ばして、京都なら富家さん、神戸なら水谷さん、九州ならだれっていうふうに全部指名して、その地方のうまいもの屋のリストを送ってもらって、毎年改訂して行く、それから自分たちもものすごい勢いで入れたり削ったりしてつくりました。(後略)
以上、別冊新建築・日本現代建築家シリーズ・1「宮脇檀」より転載
文中の(な)は誤植


taiquiさん
貴男がこのコミュニティに参加されていることは存じていましたが、ご挨拶がおくれました。
はじめまして、こんにちは。
この文を読むと・・・そうか、お父様が紹介されたお店を皆で巡っていたわけですね、失礼しました。(笑)
また、この号の前文にお父様が書かれた「男前の檀さん」もいま改めて読ませていただきました。宮脇の「遊びの指導者」だった・とあります。
ひょっとすると、貴男様も・・・のコレクションを引き継がれましたか?
「嬉しそうに・まだ発売前の・・・を見せてくれる・」と宮脇が話していました。


がみーさん、こんにちは。
・・・このようなことでした。
まずは、もやもやが解決してよかったですね。

Lettsの写真を添付しておきます。
1枚目は宮脇の1980年3月-6月の手帳(上記の新建築より転載)
説明に、「日程表が埋まって行くとうれしい・・」などと書かれています。

2枚目は、今年の表紙(黒表紙、赤いひもの栞)、日本用の祝祭日のシールが添付されています。
えのさん

あ、ご挨拶こちらも遅れました・・・
京都の情報源は父も担当してたというわけですね(笑)
ネットのない時代、地元の信頼するに足る?口コミ情報源は貴重なものだったかもしれません。

京の遊びの・・・とあるのは、父が祇園町に精通していたために、一見さんの入れないお茶屋さんなどをご案内したことなどを指していると察しますが、たしかに「男前の壇さん」にあるように、年齢も背景も作風も建築というものへの姿勢も全然違うはずなのに、職能向上という細い糸を窓口に、あとは双方のキャラクターが絶妙に合致してよい友人関係を築かせていただいていたんだなと察しています(傍から見ていてもそのように感じました)

父が好きで集めていたのは、カメラ機器などの事かと思われるのですが、個人コレクションなどは、社屋売却の際にほとんど散逸したと思われます。(それ以前に図面も模型も・・・何もないのですが。)
父が亡くなったとき、私は父の後妻さんの家から、上着と、三角スケール、カフスボタンの類をいくつか頂いて帰りました。個人的なものは、たったそれだけ・だったのです・・・

しかし上の文の行間にただならぬ気配を感じますね(笑)家族には計り知れぬ男の友情の世界でなにかのやりとりがあったのかも知れないです(そういう話をしているときの)二人の無邪気な笑顔が眼に浮かぶようです。

宮脇さんのすてきな椅子のコレクションの数々は彩ちゃん(って僕のことはほとんど覚えてないでしょうけど)や事務所の方が引き継がれたのでしょうか?
レッツ、カッコいいですね!

http://www.lettsoflondon.co.uk/lol/
えのさん

昨日、さっそく銀座の伊東屋に行ってきました!
もう半期が過ぎているせいか品数が少なく、えのさんご推薦のタイプも置いてなく、
今回は残念ながら見送りです。でも、いろんなことを思い出させていただきました。

↑の写真、そうそう、これです。
宮脇先生の手帳をのぞき込んで、学生のぼくは、「オトナの世界」を垣間見た気がしたものです。
忙しい忙しいと言い、真っ黒に埋められたスケジュールを嫌味なく見せびらかし、
そんな日常をぜったいにそれを楽しんでいていたに違いない宮脇先生。
しゃべりながら絵を描き、描きながら喜々として旅行の自慢話をする宮脇先生。
ついこの間のことのように思い出されます。

恥ずかしながら、ぼくも先生のマネをして一ヶ月見開きのタイプを買い、グリッドをひき、
まったくスケジュールが埋まらない手帳を喜んで持っていました(笑)。
来年の手帳はこれで決まりですね。すでにいまから待ち遠しいです。


taiquiさん

はじめまして、がみーと申します。ご挨拶が遅れてすみません。
京都の方なのですね。じつはぼくも五年ほど前まで京都に住んで働いていました。
京都御幸町教会をご存知でしょうか。二条寺町近くのレンガ造りの教会です。
あそこに3,4年ほど通っておりました。

宮脇さんのことを語るのって、なんでこんなに楽しいのでしょうね。
ぼくも建築人の端くれですが、いつかみなさんとゆっくりお話しできたらいいなと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
がみーさん

こちらこそはじめまして。
そうです。京都生まれ京都育ちで、建築家の家に生まれました。
(私自身は雑食性のデザイナーです)御幸町教会は前を通ったことがある程度の認識ではありますが、ヴォーリズ作品なんでしたよね。

宮脇さんはなれそうでなれない人。人の欲望をかきたてて自分はさっとそこを翻してさらに上にいる人だと思います。きっと天国でも。
楽ちゃんのは・、あの赤青リングのRolex・。
講演会でのスーツ姿のときも、旅先でジーンズのときも・・、いつも使っていましたね。
今も・時を刻み続けているでしょうか。
レッツ、いいですねー。
へっぽこ管理人です。
全国各地を股に駆けておられたのですね。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

宮脇 檀 更新情報

宮脇 檀のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング